「残酷な女」
ぼくはクラス一の美人が好きになってしまった。
ある朝、彼女にラブレターを渡した。
<ぼくはきみが好きだ。君がもし僕のことを好きじゃなかったら、この手紙はゴミ箱に捨ててください。>
その放課後、彼女が手紙を持ってぼくの前に来た。
もしかしたらと心が躍った。
「君がそれをゴミ箱に捨てていないということは、君も僕を好きだってこと?」
彼女は笑って言った。
「私に言わせれば、あなたがゴミ箱なのよ!」
この女はそこまで人を傷つけられるのか?ぼくはぼろぼろと泣いた。
《原創笑話2016-03-22“最狠女人心”》
「ぴったりの仕事」
この一年、とうとう、仕事が見つからずじまいだったが、昨日、ようやく、わたしにぴったりの仕事を見つけた。
そして、今日、美しく着飾り、セクシーなチャイナドレスを着て、サウナの入り口で、お客様さんたちを迎えていた。
すると、社長がやって来て、しつこく言った。
「いいかい、何度も言うようだけど、お客様が来たら、君はただ笑顔で頷いて入り口を示せばいいんだ。決して声を出してはいけない。君はスタイルもいいし、いい娘さんなんだけどね、声がひどいからね。」
《原創笑話2016-03-16“适合自己的工作”》
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