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外灘(Wai Tanワイタン) 英語名=BUND(バンド) をお散歩@9
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前回の記事→バンド散歩@8乍浦路橋・四川洛橋・遊歩道
四川路橋を歩いて渡って、
郵政大楼(上海市郵政局・郵政博物館)へ
時計台の部分は17世紀のイタリア・バロック風の建築
地下1階、地上4階建て。
イギリス古典主義風の厳格かつ風格ある建物。
蘇州河沿いに建つどっしりとしたその様は
「威風堂々」という言葉がぴったり。
ギリシャの神殿を彷彿とさせる円柱の柱。
正面入り口 (北蘇州路×四川北路あたり)
春節期間中なので、赤提灯が飾り付けられていて、
中欧折衷な雰囲気を醸し出していました。
入り口上にある
「上海郵政博物館 江澤民」の看板
江澤民(前)国家主席の書。
国家レベル級の力の入れ具合。
建設当時、約45億円を投じたと言われています。
イギリス租界近くに建てられたこの「郵政大楼」
建設の責任者はイギリス人の初代郵務長。
1921年のコンペで選ばれたのはイギリス人の設計デザイン。
入り口付近から浦東方向を向いて
四川北路側の建物&標識
欧風建築に赤提灯。
入り口にさらに近づいて
営業時間は22:00まで(郵政局)
北蘇州路×四川北路側の入り口から建物内へ。
入り口から2階や天井部まで、高さがあります。
*写真も上下分けて撮影しないと、
上から下まで入らないような高さになっています。
両サイドにある緩やかなカーブの螺旋階段を
上って2階のビジネスホールへ。
*2階では現在も郵便業務が行われています。
撮影時(2月4日春節初2)も営業していました。
階段を上り切った場所にあるバルコニー風のところから
見える外の景色
天井部
もっと近づいて鑑賞したい、ミントブルーの彫刻
窓や手すりの細工もステキ。
郵政局とは思えない、カテドラルにいるような雰囲気。
郵便業務が行われている ビジネスホールにやってきました。
かつては、 「远东第一厅」極東1と謳われていたこのホール。
大理石のカウンターが、スラーーーーーっ と伸びている様は圧巻。
床は中欧折衷なデザイン。
幾何学模様とラーメンの淵に使われていそうなデザインの
組み合わせがユニーク。
建物内に入った瞬間もそうでしたが、
このホールに入った瞬間にも、
ピーンと張り詰めた、冷たい空気が肌を伝うのを感ました。
ヨーロッパの博物館に入った時のようなピーンと感、ひんやり感でした。
(夏場は見学と避暑、どちらも楽しめそう~)
ちょっとイスに腰掛けて、一休み。
業務中の局のお姉さま方、子パンダちゃんに
一生懸命手招きする。
子パンダちゃんの動きに一喜一憂されていました。
春節2日目のこの日は暇そうでした。
それにしても、広いな~。
㊧郵便番号を調べる本 ㊨郵便料金表
2階北蘇州路側の大きな窓から撮影
大きな窓側から座っていたイス方向を撮影
1つの建物に、
イギリス古典主義、イタリアバロック、ギリシャの神殿風の柱、
などのデザインの組み合わさった、
大変贅沢で立派な、威風堂々たる造りの建物でした。
今度は博物館と時計台の彫刻、中庭&屋上のお庭を
じっくり、ゆっくり鑑賞したいな~
@10へつづく→バンド散歩@10北蘇州路・撮影ポイント
郵政大楼(上海市郵政局)
場所 上海市虹口区北蘇州路250号(×四川北路)
上海郵政博物館
場所 上海市虹口区北蘇州路276号郵政大楼内(×四川北路)
開放日 水・木・土・日