紅炉一点雪 2014年02月09日 | 床の間 昨日のお稽古日に相応しいお軸を見つけました。炉の中の炭火も、ご名炭で外は雪降り 一行物ぴったりの朝となりました。お花は一月末にいただいた白梅が膨らみ賑やかになり、 曙椿を切って入れ寒い朝でしたが,緊張の一時に背筋が伸びた今朝の始まりでした。 お軸を選び花入れ、お花と準備する時の楽しさ又お道具の取り合わせにも工夫をして、 老体に鞭打ちながらの掃除も、若返りの一つかと精進しております。
初稽古 2014年01月21日 | 床の間 今年は私が喪中のためお初釜は遠慮いたしましたので、 稽古始めを17日にしました。 恩師の形見に戴いた 富貴是吉祥(鵬雲斎お家元ご染筆)のお軸で 私の宝物なんです。白梅に曙椿 花入れは信楽の英山作 新年に相応しい床の間となりました。 高麗卓 曙棗 桶輪水指 久しぶりの道具組で、 炭点前の後 瀬戸の茶入れ 嶋台で濃茶をねり、 回し飲みして稽古始めを楽しみ、薄茶を 戴きながら今日の幸せを喜び合いました。 主菓子は 若竹 (笹谷伊織) 干菓子 絵馬、梅、京半月 (亀屋良長) 濃茶 雲鶴 (小山園) お菓子選びも、とても楽しみなんです。 後 瀬田の行楽庵で、新春の懐石を戴き稽古始めを喜び合える一日でした。 今年は良い年で ありますようにと、願いつつお別れしました。
友の訪問 2013年12月10日 | 床の間 久しぶりの友達が見えて先ずは一服有り 合わせのお菓子で お茶を戴きながら 話は尽きず 先日のお軸の画賛がとても お気に入りで二人で静寂を味わいながら 在りし日のお稽古を懐かしみました 今は静座が難しくなって座椅子頼りに 暮らしていますと お互いに年齢を感じ 再会を願いつつお別れしました 軸 永平寺の副管主 変保老師 深 雲 古 寺 鐘
12月のお稽古 2013年12月08日 | 床の間 西王母も次々と咲き床に相応しい蕾が 切れるのでお花を入れるのが楽しみです 花入れは膳所焼 南天の照葉に椿(西王母) 12月に相応しい床のお花が入りました 山里の晩秋に耽り山里棚に瓢の水指(膳所焼) 棗(瓢箪型) 主菓子(照葉) 干菓子は下呂温泉のお土産に戴いた 柿ごよみ(串柿を思わせる美味さ) 後の濃茶の美味しさは格別です 又最後の一服のお薄 余もやば話で お喋り止まらず11月末の姉との別れも 癒され久しぶりのお稽古の一時を楽しみました