少数意見

黙らない、目を背けない、ほっておかない。

市民社会の敗北、暴力団体の勝利

2008-03-31 20:03:43 | Weblog
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080331/crm0803311845029-n1.htm

ウヨクのみなさん、

長年の活動、ご苦労様です。
あなたたちの活動が成功を収めました。
あなたたちに不都合(?)な映画の上映が、
東京で完全に中止されました。
それも、あなたたちが直接手をくだしたのではなく、
映画館が自主的に、あなたたちによる妨害行為を恐れて
中止したのです。

日教組の会合もホテル側が自主的に中止させました。それも、裁判所の決定を無視してまでです。暴力が法治国家をも乗り越えたとしかいいようがありません。

これで暴力が、あなたたちに都合の悪い事実、思想や表現を市民社会からかき消す有効な手段であることが証明されました。

あいにくドイツの日本映画祭で「靖国」が上映されることになりました。

http://www.asahi.com/international/update/0403/JJT200804030002.html


4月6日のみの予定ですが、フランクフルトに足を運んでみてはいかがでしょうか。


市民社会のみなさん。

良いニュースがあります。ドイツの日本映画祭で、「靖国」が上映されることになりました。興味のある方は是非ドイツまで足を運んで下さい。
但し、4月6日のみの上映となるのでチケットの確保はお早めに。

あと、国内でも少なくとも大阪で上映されることになりました。

http://www.asahi.com/culture/update/0403/TKY200804020379.html


ドイツや大阪への運賃は安くはありませんが、これも市民社会の勇気の無さの代償です。我慢して下さい。市民社会は、すでに、事実を直視する機会を失うという高い代償を支払っています。それに比べれば数万円なんて何でもないでしょう。

結局、「靖国」が国内外でこんなに注目を集めて良かったですね。

ただ、このような映画を上映することができない日本はどこに向かっているのでしょう?