19日20時より『監督週間』にノミネートされた松本人志監督の「大日本人」の公式上
映会がノガヒルトンホテルにて行われました!
多数の日本のメディアの数にフランス人ジャーナリストもびっくり。
司会が、舞台挨拶の際に「松本人志監督は日本のテレビ界のスターなんです。」と補足。
制作スタッフ10人程が次々に舞台に招かれ、最後に松本監督登場。
松本監督は挨拶一言目で「私は有名人です。」
「今まで見た事のないような映画を皆さんこれから目にする事になります。きっと気
に入ってもらえると思います。フランスの新しい大統領のサルコジさんも気に入って
くれると思います」
のコメントに、場内大爆笑。
(特にフランス人ジャーナリストが大ウケで、ピーピーと口笛の音も会場から)
そして、上映が始まり...
松本監督が言っていた通り、まさに、今まで見た事のない映画スタイル!
笑い声はフランス人も日本人も同じ場所で起きてました!
客席で観客と上映会を楽しむ松本監督
上映後の囲み会見で松本監督は
「こんなに緊張して映画見たの初めてやあ。」
とこぼしてました。
映画祭期間中に会場でデイリーで配られる映画雑誌『le film francais』に「大日本人」の記事が。
『ヒーローの居場所とその裏側』と言うタイトルにてこのような事が書かれてました。
「松本人志は日本において一番有名なコメディアン。25年のキャリアの中、ジャンルも新しい笑いの方向も作って来た。大日本人のプロジェクトは5年以上かけて作られた松本人志監督の映画デビュー作。他とはちょっと違う英雄のポートレートをドキュメンタリー風に描く、というものだが、物語の方向性を知らされていない観客にとっては、どこに話しが行き着くかを知るのは不可能。松本監督は“根本的に既存の映画や監督に影響されるということは一切なし”と強調。“他の人がやった事をやることは全然考えていない。このプロジェクトで一番大変だったのは、制作内容が外に漏れないように守ることだった。正直なとこ、映画について話す事は簡単な事じゃない。説明が全てを台無しにする恐れがあるからね”」
映画雑誌『le film francais』