ヲラトニク(旧 ココカラ Blog)

有限会社アサヒ技研コミュニケーションメディア研究所からお届けします.

ドイツ写真の現在(京都国立近代美術館)

2006-02-08 19:11:22 | 展覧会
類型学(タイポロジー)のシリーズで 70 年代から指導的な活動をしてきた Bernd & Hilla Becher をはじめ,ポップカルチャーやデジタル処理を使う若手まで.Andreas Gursky のパノラマのような大判の作品では,広大な牧場にいる牛とか香港の証券取引所に圧倒される.Beate Gutschow や Loretta Lux などのデジタル・コラージュはそういうものかと.

なんといっても見入ってしまうのは,Becher 夫妻のタイポロジー.カリカリのパンフォーカスで精密に建造物が描写されたゼラチンシルバープリント.俯瞰で画面の端まで垂直なもものはそのまま垂直に写っている.これはアオってあるんでしょうね.透視図面のような風景.

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