エゾポン太の妄想日記

反日マスゴミ大嫌い、学校もかなり歪んでる、嘘が嫌いな蝦夷地に住むポン太の日記風ブログだよ。

正しい歴史

2014-01-30 08:27:52 | ポン太の主張
日本のナナメ上にある隣国の大統領の最近の発言。
「両国国民は相互の文化を共有しながら、心を分かち合っている」
本当にそうであろうか?

そもそも「正しい歴史認識」という言葉自体に両国のギャップがなければ、ここまで関係が拗れていないのではないだろうか。日本で言う「正しい」とは「客観的事実」を指す一方、周辺の東アジア諸国では「自国にとって都合が良い」のが「正しい」とされていると理解した方が良いのではないだろうか。だから議論になっても平行線なままだし、最後には「もっとちゃんと勉強して来なさい!」と言われる事になる。そもそもあちらの「正しい」というのは曲解か捏造ばかりですから、そんなもの勉強しても何の意味もありません。現に2回も行われた「日韓歴史共同研究」はろくな結論を出せないまま終っている。「韓国に対する愛情はないのかーっ!」って怒鳴られても、研究に愛情を持ち出すのはおかしいし、そもそも朝鮮に愛情なんかないし(笑。

翻って我が国の歴史教科書さえも、今から考えるとある意図によって書き換えられていたフシがある。例えば、ポン太が習った頃の「文禄・慶長の役」では豊臣秀吉が”朝鮮”を”侵略”しようとして返り討ちに遭い、一方的に負けた事になっていた。某放送協会の大河ドラマでも、「秀吉が錯乱」して”朝鮮”に2回攻め込んだものの2回とも負けて帰って来ただけだった様に描かれているが、調べてみると事実とは違うようである。

文禄・慶長の役で日本側が大負けした記録はむしろ無いくらいで、目立つのは相手側が講和交渉中にも関わらず大群を編成して攻込んで来たとか、休戦協定を破って襲撃して来たとか、現在に通じるせこい手段ばかりである。装備に圧倒的な差があるんだから、そりゃそうだわな。終ったのも1回目は小西行長が勝手に講和交渉をして誤摩化そうとした事と、2回目は秀吉が死んで戦争を続ける意義と余裕が無くなった為である。

そして何故目的が”朝鮮”になってしまっているのでしょう?講和交渉の相手は常に「明」でしたよね。さらに当時の日本にとっても朝鮮半島は侵略して植民地とする価値すら無かったのです。これといった産物や文化が無かった李氏朝鮮(こう書くと属国であったことがバレてしまうので、某国の歴史教科書ではただ”朝鮮”となっているそうな)からの中華帝国さまへの贈り物は、いつも”女”だけだったそうな。秀吉が明を攻略しようとした目的が何だったかはっきりしないが、その後の動きを考えるとある程度は見えて来るのではないかと思う。

ポルトガルの宣教師が持ち込んだキリスト教は植民地化戦略の魁である事が発覚し禁教となったし、その後も鎖国政策で外国の侵略を防ぐ様な政策を徳川幕府がとった。歴史は連続している事から考え合わせると、秀吉の明国攻略目的も、ポルトガルやスペインからの侵略に備えるための手段だったのではないかと考えられる。文禄の役以前から秀吉はルソン総督とスペイン王国に朝貢を求める交渉を行っていたのも裏付けになりそうだ。

話を戻すと、現在の日本人の正しい歴史認識というのも怪しいのではないかと思う様になった。それは他の東アジア諸国とは別の意味でである。客観的事実から見えてくるのは、ポン太が学んで来た事とは別の「正しい歴史認識」なのだ。我が国の歴史教科書は、「自虐史観」という毒におかされていると言っても過言ではないのかも知れない。歴史を学問として研究している人達には、せめて日本の教科書には「正しい歴史」を取り戻す様に頑張っていただきたいものだ。

NHKも「島津義弘」あたりを主人公に史実に基づいた大河ドラマを作れば、少しは見直されるだろうに。


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