烏は頻繁に体を洗っても白くはならない。
烏は百度洗っても鷺（さぎ）にはならぬ。
烏は百度洗っても鷺（さぎ）にはならぬ。
掌中の一羽は、薮中の二羽に値す。
手の中の一羽の鳥の方が、森の中の二羽よりも価値がある。
明日の百より今日の五十。
手の中の一羽の鳥の方が、森の中の二羽よりも価値がある。
明日の百より今日の五十。
‘やけののきぎすよるのつる’
巣のある野を焼かれた雉は、自分の身の危険を冒して子を救い、鶴は霜の降りた寒い夜、巣にいる子を羽で暖める。
子を思う親の情がとても深いことをいう。
巣のある野を焼かれた雉は、自分の身の危険を冒して子を救い、鶴は霜の降りた寒い夜、巣にいる子を羽で暖める。
子を思う親の情がとても深いことをいう。
‘もんぜんじゃくらをはる’
門の外に雀が群がるので、網を張って雀を捕らえることができる。
訪れる人もなくさびれている様子。威勢が衰えて訪ねる人もない様子。
門の外に雀が群がるので、網を張って雀を捕らえることができる。
訪れる人もなくさびれている様子。威勢が衰えて訪ねる人もない様子。
‘めをおおうてすずめをとらう’
雀が逃げるのを恐れるあまり、逃げるのが見えないようにと自分の目を隠して捕らえようとする。
つまらない策を用いること。
［類句］耳を掩いて鐘を盗む
雀が逃げるのを恐れるあまり、逃げるのが見えないようにと自分の目を隠して捕らえようとする。
つまらない策を用いること。
［類句］耳を掩いて鐘を盗む
‘はとにさんしのれいありからすにはんぽのこうあり’
鳩は親鳥から三本下の枝に止まる、烏は養われた恩を忘れずに育成してから親鳥の口に餌を含ませて恩を返す。
鳥ですら子は親に礼儀を守り孝養を尽くす。
鳩は親鳥から三本下の枝に止まる、烏は養われた恩を忘れずに育成してから親鳥の口に餌を含ませて恩を返す。
鳥ですら子は親に礼儀を守り孝養を尽くす。