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2009年11月23日 | 音楽


ここのところのヘビー・ローテーションは、10月に発売されたこのアルバム。マルコス・ヴァーリはブラックベルベッツもカバーした超有名曲『サマー・サンバ(ソー・ナイス)』や『バチュカーダ』の作曲者&パフォーマーとして全世界的に有名なメロディ・メーカー。学生時代のぼくは、ブラジル音楽の第一人者アントニオ・カルロス・ジョビンより、この人のラウンジなテイストの方がむしろ好きだったぐらい。とりわけデオダートが編曲を担当した作品のエレガントさは格別。

で、その御大の新譜。これまた洒脱な世界観で知られるセルソ・フォンセカとのダブルネーム。タイトル・チューンのM1でいきなり「持っていかれ」ました。ストリングス&ホーンのアレンジがまさに70~80年代的「クロスオーバー感」炸裂! そして3拍子に女性スキャットを乗せたM5『Voo Libre』も、これまた僕の好きなモアシール・サントスを彷彿とさせる哀愁味で最高!

思わず未整理のレコード棚からマルコス・ヴァーリの旧譜、発掘して聴き返してしまいました。新譜が良いとそういう気持ちになりません?


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