ヲノサトル責任編集・渋東ジャーナル 改

音楽家 ヲノサトル のブログ

アトムの夢みた未来

2012年02月09日 | 音楽


今日は手塚治虫先生の命日ということで、この曲を配信します。


Satoru Wono - Astro Boy 鉄腕アトム



人類の進歩と調和を信じてアトムが夢みた未来を、
僕たちはいつの間に追い抜いてしまったんだろう。

















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音楽配信と電子出版のマリアージュ

2012年02月07日 | 音楽


昨年は、思わぬ流れからリリース・ラッシュとなりました。今年はもうちょっと腰を落ち着け、じっくり作りこんでいきたいと考えています。 …と言いつつ、昨年の余波というか、ライヴ音源の発売はまだ続くのですが。

2月24日には、昨年12月23日の「メメント」ライヴ音源を、初のトライとなるDSD録音の超高音質で配信します。

いつも通り特典として付属するPDFパンフレットには、ライヴに際して行われた港千尋さんとの対談を完全収録。

また、あの夜のスライドショーで披露された港さんの写真も多数収録します。パンフレットというよりも写真集というか雑誌というか、ちょっと面白くて読み応えのあるブックをめざして鋭意製作中です。

この「音楽のオンライン販売」という流通形態を取りながら、実質的にはPDFブックという「電子出版物」にも商品価値を持たせるというスタイル。

昨年から始めましたが、まだまだ可能性があると思うのです。

たとえば1月に発売した『ムードコア・スカッド2 ダンス・セレクション』のブックは、こんな内容です。



コンセプト、演奏者紹介、歌詞、楽曲解説、ライヴ写真 etc. CDライナーだったら、ま、ここまで詰め込まないだろう。というボリュームになっております。

CDに封入するブックレットというのもいろいろ表現できるとは思いますが、物理的なサイズや予算の兼ね合いで、ページ数にはおのずと制約があります。それに対して電子パンフレットの場合かなり自由度が高いんですよね。

基本的にページ数は無限だし。写真や映像もいくらでも入れ込め、ビジュアル表現として工夫の余地が色々ある。また、リンクでウェブと連動できるのも大きな特徴です。パンフレット内のキーワードから別サイトに飛んだり、広告的な使い方にも可能性がある。

デスクトップのパソコンで作業をしながら音楽を聴く時、あるいはiPadなどで音楽を聴く時、画面に歌詞や解説のような情報を映し出して読みながら聴くこともできる。

原稿を書いていて面白いのは、CDライナーなどの印刷物だと客観的というかクールなテキストでビシッとキメたくなるのですが、電子メディアだともっと主観的だったり等身大な言葉を使いたくなってくるんですね。

これは平素から、ブログとかツイッターとかオンラインで「素」を見せるような文章を意図的に書いているのが無意識に作用しているのかもしれませんが。

コンテンツの豊富さで言えば、最近はディスク販売の分野でもブルーレイ・ディスクを媒体に、高音質音源+高画質映像、ファンクラブ特典やグッズを入手できるクローズドサイトへのアクセス権などを詰め込んだ商品が出てきていますね。

たとえばこんな…



このように「パッケージ」としての魅力を最大化しようという動きがある一方で、コンテンツが非「物質」化していく動きは今後、加速こそすれ減速することは無いと思われます。

店舗に行かずインターネットを通じて、パッケージ無しに音楽や映像を購入する消費行動は、もはや止まらないでしょう。

そんな中、出版流通(電子書籍)と音楽流通(オンライン販売)が、それぞれのプラットフォームに相乗りしながらクロスオーバーしていく。そしてまた新しいコンテンツ形態を確立していくのではないか…

そんな予感を、昨年からのリリース経験を通じて、個人的に感じ始めているのです。

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[新譜] ムードコア・スカッド 2 - ダンス・セレクション

2012年01月27日 | ニュース
1月27日発売

ヲノサトル
ムードコア・スカッド 2
ダンス・セレクション
オンライン独占販売:OTOTOY




2011年12月16日に敢行された「ムードコア・スカッド」ライヴを記録したスプリット・アルバム、第2弾は演奏曲目の中からダンサブルなフロア仕様のナンバーをセレクト。臨場感たっぷりなミックスをお楽しみ下さい。歌詞・詳細情報やヲノサトル本人による楽曲解説を収録したオリジナル・ブックレットPDFファイルも付属。


1 リターン・トゥ・トラベル
  Return To Travel (Satoru Wono)

2 不眠症のサンバ (Satoru Wono)

  Samba Do Insonia

3 アルマス・イルマス

  Almas Irmas(João Donato)

4 ドルフィン

  Dolphine (Luiz Eça)

5 オールド・ファッションド

  Old Fashioned (Satoru Wono)

6 ビキニを着て月へ行こう

  Bikini Moon (Satoru Wono) feat. Junko Wada


演奏:
ヲノサトル (keyboards, computer)
助川太郎 (guitar, mouth harp)
後関好宏 a.k.a.ゴセッキー (saxophone)
Watusi (bass) from COLDFEET
スティーヴ・エトウ (percussion)
和田純子 (M6:vocal) from BE THE VOICE

total time : 35'52"
販売形式 : mp3 / HQD(24bit/48kHz wav)
アルバム価格 : 各1,000円

試聴・購入はこちらから

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あれから4年。

2012年01月18日 | 日常

「ヤザワだったらこう言うね!そんな時は…」

と、悩みを語る友人に向かって熱く語り出す中年男。そうか、そうだよね…とそれに同調する友人。

彼らは矢沢永吉の人生哲学を信奉、というか完全に血肉化していて、自分の生活の中で判断を迫られた時「もし矢沢だったらここでどう考え、どうふるまうか」が全ての基準になっているのだ。言わば「矢沢という倫理」に基づいて生きているのである。

爆笑した。「年をとって今なお矢沢に心酔する、若い頃からの矢沢ファン」をテーマにしたTV番組を、妻と観ていた時のこと。

妻には、矢沢をはじめ猪木、勝新、マイケル・ジャクソン…と、いわゆるスターの中でも何というか、ある種の極端な人種を偏愛するところがあった。矢沢ファンを笑ったと言っても、決して馬鹿にしているわけではなく「いい!この人たち最高!」と、むしろ盛り上がっていた。



僕は物心ついてからけっこうな年齢になるまで、自分で計画を立て、自分で実行し、仕事でも遊びでも全てを自分で思う通りにコントロールしていく、そんな生き方を目指してきた。

けれども妻に出会って、自分が変わったのを自覚した。

『100万回生きたねこ』という絵本に、何度生まれ変わっても「俺が中心!」と高飛車だったけれど、1匹の雌猫に会ってからは俺が俺がと言わなくなる雄猫が出てくる。あんな感じだ。

妻の、シニカルさとファニーさを兼ね備えた独特な視点は、それまでの僕になかったものだった。それは時として、彼女が偏愛するスターたちのように、いささか極端な場合もあったが。また、重度の音楽マニアであった彼女の、音に対するジャッジにも納得させられるものがあった。

僕はしぜんと、何をするにも彼女の意見を頼りにするようになった。時には、一度書いた曲を「悪くはないけど、最高じゃあないよね…」と意見されて、一から書き直した事もある。



妻は4年前の今日、突然この世を去った。

僕は生活に没頭した。とにかく目の前の幼い息子をどうしたらいいか。それだけがテーマだった。逆に言えば、息子がいてくれたからこそ、支えを失っても生きのびてこれたのかもしれない。

大学や音楽制作の仕事は、最小限に絞って続けた。ブログは閉鎖し、連載原稿も中断させてもらった。文章を書く気にはなれなかった。

"ブラックベルベッツ"の演奏活動は続けた。演奏している間は何も考えず、音楽に没頭して自由になれることに、救いを感じた。

時間がたって少しずつ、再び文章を書いたり自分の音を作ったりし始めた。止まっていた時計がゆっくりと動き出すように。

けれどもそれは、かつてのように「よし!俺が!」と自分から動き出したわけではなく、周りの人々に動かされたり、新しい人との出会いから、自然にそうなっていったような気がする。あらためて感謝だ。



昨年は、とりわけ多くのプロジェクトが動き出した。いろんなところで「解凍」という表現をさせていただいたが、まさに、動き出した時計が実際の時間を超えて高速で回転し始めたようだった。いや実際は、自分の意志でそのように動いたに違いないのだが。

作詞家"蒼井紅茶"としての妻と共作した楽曲も演奏した。彼女が「これはいいね」と評価してくれたまま、タイミングを失って世に出せないでいた『舞踏組曲』も、ようやく発表できた。

昨年から始めたムードコア・プロジェクトなどは、ブラジル音楽やフュージョンを偏愛した彼女なら絶対楽しんでくれるはずという自信がある。助川さんのギターと僕のシンセサイザーでギンガやルイス・エサを演奏する場面などは、一体どんなコメントをくれただろう。あるいは案外、辛辣な批評かもしれないが。

いや実際、今でも僕は何か迷った時、妻だったら何て言ってくれるかな?と反射的に考えてしまうのである。まさに、あの番組の矢沢ファンたちのように。

できればもう一度でいいから、彼女の声でそれを聞きたいなと、しみじみ思う。



2012年1月18日



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[発売] 舞踏組曲

2012年01月13日 | ニュース
1月13日 店頭発売

ヲノサトル
舞踏組曲

 fill-01 定価2000円(税込)


8年ぶりに完成したヲノサトルのソロCDは、バロック時代の宮廷舞踏音楽様式を自在に引用し、コンピュータプログラミングによる電子音響で再構築した楽曲群を、サイデラ・マスタリングがDSDハイ・レゾリューション・テクノロジーで驚異の音質にマスタリング。稀代のカートゥーン絵師・今井トゥーンズのカバー・イラストや、竹内康弘(タケウチグラフィックス)によるアートディレクション、制作者本人による解説など、「CD」というパッケージならではの魅力を追求した一枚。

Amazon / Tower Records / TSUTAYA / 楽天ブックス / disk union他 通販サイトでもご購入いただけます

試聴はこちらから
1. ワルツ
2. パヴァーヌ(モーリス・ラヴェルへのオマージュ)
3. メヌエット
4. サラバンド
5. パッサカリア>
6. ジーグ
7. パスピエ (クロード・ドビュッシーへのオマージュ)
サンバ・アブストレ
ルンバ No.5.1




レーベル公式サイト

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[発売] 舞踏組曲 Tシャツ

2012年01月10日 | ニュース
「舞踏組曲」
Tシャツ発売




『舞踏組曲』発売を記念して制作されたTシャツのオンライン販売を始めました。



イラストレーション:今井トゥーンズ
アートディレクション:竹内康弘(タケウチグラフィックス)


ご購入は、こちらのショップからどうぞ。
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新年のご挨拶

2012年01月01日 | 日常

2012年

皆様どのような抱負をお持ちでしょうか。

昨年は様々な偶然のおかげで
冷凍睡眠から目覚めたかのごとく
数年ぶりのライヴやリリースを再開し
レーベルも2つ立ち上げて
最高速で走り続けた年でしたが
さて今年はどんな展開になるか
正直、本人にも全く予想がついておりません。

さらにスピードを上げていくのか
それとも再びクールダウンしていくのか
それは、ぼく個人の意志というよりも
公演にご来場下さったり
音源をご購入いただいたり
さらには様々なネットワークの中で
交流して下さっている皆様との
"関係"の中で決まっていくに違いありません。

そうした"関係"の力を
強く感じさせられた昨年でした。

そして自分にとっての音楽の意味も
再確認することができた昨年でした。

この新しい年も
一層のご愛顧を心よりお願いいたします。

2012年 正月
ヲノサトル

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[配信] 蛍の光

2011年12月31日 | ニュース

さてさて、みなさま今年も1年間たいへんお世話になりました。
今年最後の配信アップロードは定番中の定番、この曲です。

Satoru Wono - AULD LANG SYNE (蛍の光)


いやあ、あらためて言葉にするまでもなく、とにかく大変な年でしたが。
とにかく我々は生き続け、前へ進んでいくしかないんですよね。
それぞれの持ち場で、できる事を続けながら…。

来年もどうぞよろしくお願い致します。

配信は終了しました



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[新譜] ムードコア・スカッド 1 - ラウンジ・セレクション

2011年12月25日 | ニュース
12月23日 緊急発売

ヲノサトル
ムードコア・スカッド 1
ラウンジ・セレクション
オンライン独占販売:OTOTOY




2011年12月16日 音楽実験室新世界で敢行された「ムードコア・スカッド」ライヴ音源が、早くもスプリットアルバムとして発売されます。

第1弾にはライヴで演奏された作品の中から、和田純子(BE THE VOICE)の歌唱をフィーチャーした楽曲を収録。クリスマス〜年末のこの季節にぴったりな、スウィートでムーディなバラードをお楽しみ下さい。歌詞・詳細情報や楽曲解説を収録したオリジナル・ブックレットPDFファイルも付属。


1 サイレンス・トゥ・グッドバイ(instrumental)
  Silence To Goodbye (Satoru Wono)

2 ザ・クリスマス・ソング

  The Christmas Song (Mel Torme & Robert Wells)

3 アフタヌーン・ウェザー

  Afternoon Weather (Satoru Wono & Koucha Aoi)

4 彼方へ

  Kanata e (Satoru Wono & Koucha Aoi)

5 ロスト・フューチャー

  Lost Future (Satoru Wono)

6 ゼア・ウィル・ネバー・ビー・アナザー・ユー

  There Will Never Be Another You (Harry Warren & Mack Gordon)


演奏:
ヲノサトル (keyboards, computer)
助川太郎 (guitar, mouth harp)
後関好宏 a.k.a.ゴセッキー (saxophone)
Watusi (bass) from COLDFEET
スティーヴ・エトウ (percussion)
special featuring 和田純子 (vocal) from BE THE VOICE

total time : 31'44"
販売形式 : mp3 / HQD(24bit/48kHz wav)
アルバム価格 : 各1,000円

試聴・購入はこちらから

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[レポート] メメント

2011年12月24日 | ニュース


というわけで『メメント』多数ご来場ありがとうございました。

2回目のピアノ生演奏も、前回の「ブルーモーメント」と同様にとても温かいお客さんの雰囲気で、たいへん楽しい会となりました。寒くて前半、手がガチガチにかじかんでたのは想定外でしたが。

今回は港千尋さんとのトークやスライドショーをはさんだわけですが、こういう企画、ただ「音楽を披露してハイおしまい」より断然おもしろい気がするんです、今の気分として。自分自身もいろいろ考えるきっかけになるし。なので、同じ形になるかどうかわかりませんが、何らか来年も続けていきたいと思います。

今回は曲目や曲順をかなり即興的に決めたため、前回のようにはプログラムが用意できませんでした。
セットリストを書きとめておきます。

ACT1
ブルー・モーメント(ヲノサトル作曲)
タクシー・ドライバーのテーマ(バーナード・ハーマン作曲)
ノクターン(ヲノサトル作曲)
ガイーヌのアダージョ(アラム・ハチャトゥリアン作曲)
小さな歌(アラム・ハチャトゥリアン作曲)
フラジャイル(ヲノサトル作曲)
ラ・ジュテ(トレヴァー・ダンカン作曲)
書斎(ヲノサトル作曲)
(作曲者不詳)

ACT2
水平線(ヲノサトル作曲)
スリーピング・ビューティ(ヲノサトル作曲)
シネ・バロネーザ(ギンガ作曲)
ロンド(ヲノサトル作曲)
タンゴ・イリミタード("タンゴNo.5"あらため)(ヲノサトル作曲)
(井上武士 作曲)
鉄腕アトム(高井達雄 作曲)
ホワット・ア・ワンダフル・ワールド(ジョージ・ダグラス 作曲)


なお。前回の『ブルー・モーメント』同様、この中から数曲をピックアップして来年にはototoy.jpから発売いたします。
対談のテキストや港さんの写真をフィーチャーしたボリュームたっぷりのブックレットも付属の予定ですので、ご期待を。


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[LIVE] メメント

2011年12月23日 | ニュース
2011年12月23日 (金・祝)
Satoru WONO plays piano
MEMENTO
featuring Chihiro Minato




会場: SEED SHIP WORKSHOP LOUNGE
(世田谷区代沢5-32-13 露崎商店ビル 3F TEL 03-6805-2805)
開場:18:00 開演:19:00
料金:2500円(+ドリンク500円)
*ご予約の方には特典として、ちょっと美味しいスパークリングワインまたはスパークリングウォーターが1杯つきます
予約: yoyaku@seed-ship.com
イベント名/日時/お名前/電話番号/枚数)をお書き入れお申し込み下さい。届き次第お返事致します。

2011年。間違いなく後世に記憶されるであろうこの年の最後の月、ラテン語で「記憶」を意味する「メメント」という言葉をテーマに、ヲノサトルの静謐なピアノ演奏をお届けします。演奏の合間には、群衆や都市をテーマに写真や文章を発表し続けるアーティスト港千尋を招き、スライドを上映しながら「記憶と希望」をキーワードに語り合います。

ピアノ:ヲノサトル

現代音楽からエレクトロポップまで幅広い作風で知られる音楽家。芸術ユニット『明和電機』にオルガン奏者「経理のヲノさん」として関わり続け、ムード音楽バンド『ブラックベルベッツ』にも参加。2011年はポップなMOODCOREと実験的なfillの2レーベルを始動し、CD『舞踏組曲』など3タイトルをリリース。中でも『ブルーモーメント・ライヴ』(ototoy.jpにて配信販売中)は、9月にこのSEED SHIP WORKSHOP LOUNGEで行われたピアノ演奏会の記録。


写真+トーク:港 千尋

1960年神奈川県生。旅を通してイメージとテキストの冒険をつづける。写真展「市民の色 chromatic citizen」で第31回伊奈信男賞受賞。2007年ヴェネチア・ビエンナーレ 日本館コミッショナー。主な写真集=『波と耳飾り』、『瞬間の山』『文字の母たち』など。1996年刊行の『記憶』でサントリー学芸賞を受賞。2011年はタスマニア、ブエノスアイレス、レバノン、ナントなど世界各地の美術館やギャラリーで展覧会に参加、フランスをテーマに『パリを歩く』を刊行。多摩美術大学情報デザイン学科教授。
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[レポート] ムードコア・スカッド

2011年12月17日 | ニュース


そういうわけで『ムードコア・スカッド』多数ご来場ありがとうございました。

今年はムードコア・プロジェクトのライヴを3本開催しましたが、いずれもじっくり時間をかけてメンバーを集め準備しての(その割に毎回直前になってバタバタしてますが)お祭りパーティで、個人的に今年最も力を入れたプロジェクトだったと言っても過言ではありません。そこからのスピンアウト的にライヴ録音のリリースとか活動の幅が広がったのも嬉しかったなあ。

…いやいや年末にありがちな今年の締めくくりムードに突入するのはまだ気が早いですね。とりあえず昨夜のセットリストを掲載しておきます。構成上、タイトルをアナウンスしなかった曲もあったので)

ACT1
サイレンス・トゥ・グッドバイ(ヲノサトル作曲)
ファイナル・デスティネーション(ヲノサトル作曲)
ティファニーで朝食を(ヘンリー・マンシーニ作曲)
フラジャイル(ヲノサトル作曲)
ザ・クリスマス・ソング(メルトーメ&ボブ・ウェルズ作詞作曲)
アフタヌーン・ウェザー(ヲノサトル作曲/蒼井紅茶作詞)
彼方へ(ヲノサトル作曲/蒼井紅茶作詞)
ロスト・フューチャー(ヲノサトル作詞作曲)

ACT2
ハッピー・バースデー・トゥ・ユー(ミルドレッド・J & パティ・スミス・ヒル作詞作曲)
リターン・トゥ・トラベル(ヲノサトル作曲)
不眠症のサンバ(ヲノサトル作曲)
アルマス・イルマス(ジョアン・ドナート作曲)
キャシー(モアシール・サントス作曲)
エル・ドラド(ヲノサトル作曲)
ドルフィン(ルイス・エサ作曲)
オールド・ファッションド(ヲノサトル作曲)

アンコール
ビキニを着て月へ行こう(ヲノサトル作詞作曲)
ゼア・ウィル・ネバー・ビー・アナザー・ユー(ハリー・ウォーレン作曲/マック・ゴードン作詞)

今回は前半はしっとりしたバラード系のみ、後半はダンサブルなビートチューンをMCも少なめにガンガン展開…と、構成も実験してみました。また、歌手の和田純子(Be The Voice)さんには最初「2曲ぐらい、ちょっと遊びに来て唄ってよ…」ってノリで頼んだのに、結局6曲も唄ってもらっちゃった。いや楽しかったなー。

そして、ここでニュース。
なんとこの中からスウィートなナンバーの音源をピックアップして、12月23日に緊急リリースいたします!
発売元はototoy.jp。
こちらに告知記事があります。

現時点では、どの曲をリリースできるか決まってません。これから選ぶのだ。
詳細はまた来週!

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[LIVE] ムードコア・スカッド

2011年12月16日 | ニュース
2011年12月16日 (金)
ヲノサトル ムードコア・スカッド



会場: 音楽実験劇場 新世界
    (港区西麻布1-8-4 三保硝子B1 03-5772-6767)
開場:19:00 開演:20:00
料金:予約 3000円(+ドリンク代)当日 3500円(+ドリンク代)
11月16日予約開始
電話予約 (15-19時) 03-5772-6767
web予約 http://shinsekai9.jp/ticket/

電子ビートと生バンドの融合でスウィート&グルーヴィなサウンドを構築するヲノサトルのムードコア・アンサンブル、本年最後のパーティ。8月に続いて再びロック、ファンク、ハウスにブラジル音楽…と多彩なジャンルの音楽家を召喚し、大人のロマンティシズムを追求します。さらに今回は、エッジの効いたアコースティック・サウンドが高い評価を受けるBE THE VOICEの和田純子をゲスト・ヴォーカルに迎え、この季節らしいバラードも披露。もちろん最後はフロア仕様のビート・マッシヴなサウンドで、冬の夜を熱く盛り上げます!


musicians:


ヲノサトル keyboards & programing www.swono.com
現代音楽から電子ポップスまで多岐に渡る作風で知られる音楽家。プロデューサー・作編曲家として多くのアーティストをサポート。また芸術ユニット『明和電機』には通称 "経理のヲノさん" として創立初期から関わり続ける。他にもムード音楽バンド『ブラックベルベッツ』や、ハウスミュージック・ユニット『PLEASURE CHANNEL』などを展開中。今回の『ムードコア・ポッセ』は、様々なジャンルでユニークな活動を続ける演奏家を召喚し、電子音響と合体して「イージー・リスニング音楽のバージョンアップ」を目指すプロジェクト。


後関 好宏 (ゴセッキー) saxophone  http://d.hatena.ne.jp/gosekky-news/
サックス奏者・編曲家。在日ファンク、stim、ホテルニュートーキョー、WUJA BIN BINに所属。2000年 菊地成孔氏の「DATE COURSE PENTAGON ROYAL GARDEN」への参加を切っ掛けにキャリアをスタート。その後「東京中低域」では渡英し、「London Jazz Festival」に2度出演。またEGO-WRAPPIN'、Superfly、レミオロメン、大橋トリオ、青柳拓次 etc 様々なアーティストをサポート。映画・テレビ・舞台などの音楽制作を手がける。


助川 太郎 guitar www.meobossa.com/
ギタリスト。米バークリー音楽大学卒。NYでジャズギタリストとして活躍後、ブラジル音楽に傾倒。2003年ボサノバユニット「メヲコラソン」でメジャーデビュー。現在までに3枚のアルバムを発表している。並行してセッションギタリストとして各種ブラジル弦楽器や口琴、電子楽器を駆使して前衛ブラジル音楽や即興演奏などの分野でも活動中。ソロアーティストとしては2008年、ブラジルの器楽ショーロをテーマに生楽器の魅力とエレクトロニクスが融合した初リーダーアルバム「Noturno(ノトゥールノ)」を発表。


Watusi (COLDFEET) bass www.coldfeet.net
Lori FineとのユニットCOLDFEETのプログラマー/ベーシスト/DJ。そのユニークな世界観は国内外で評価を受け、欧州やアジア各国でも多くの作品がリリースされている。国内では中島美嘉の多くのシングルを始め、hiro、安室奈美恵、BoA、Chemistry等を手がけ、アンダーグラウンドとメジャーを繋ぐ多忙なプロデュース・チームとしても活躍。'09年には生前のマイケル・ジャクソンから許諾を得、進めて来たカバーアルバム「MJ THE TOUR」を発表。豪華なゲストと共に大きな話題となる。


スティーヴ・エトウ percussion www.steve.vc/
1958年L.A.生まれ。1964年初来日? 80年代よりバンド活動を始め、爆風銃(バップガン)、PINK、PUGSなどのバンドで活躍。 演奏家としては小泉今日子のデビューツアーから始まり、近年は堂本剛、布袋寅泰などさまざまなアーティストをサポート。20年近く活動するデミセミクエーバーやデッチ上げバンドの二枚舌を継続させつつ、ソロ・ライヴも活発。2011年4月は、ほぼ一ヶ月に及ぶ「2011年:春の独り旅」として西日本16公演のソロ・ツアー敢行。


和田 純子 (BE THE VOICE) vocal www.bethevoice.com
BE THE VOICEのボーカル、ソングライター。東京出身。多摩美術大学大学院卒業。スモーキーで独特の甘みのあるボーカルと、親しみやすく洗練された楽曲に定評がある。BE THE VOICEのオリジナルアルバムをはじめ、ツインボーカル女子バンドLynnでの活動、高橋幸宏やヲノサトル他の作品のゲストボーカル、コーラスや、SOUL BOSSA TRIO他への楽曲提供、CM音楽の歌やナレーション多数。

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[新譜] We hub music

2011年11月23日 | ニュース
2011.11.23 NEW RELEASE

Various Artists
We "hub" music! Vol. 01-04


www.megadolly.com

01. The Firefly Clan: Cedar
02. sakai asuka feat. Yuu Uesugi: Little Voice
03. ヲノサトル feat. 徳澤青弦: 雪
04. 安田寿之: Dance Only With Me
05. 今西玲子, 岡野勇仁 & 行川さをり: Stars in Vachaspati
06. Ken'ichi Itoi aka PsysEx: attic plan c
07. kyoka: ROMOOne (Live)
08. Takeo Toyama: Coda
09. Kyo Ichinose & Tomoko Kanda: Earthrise 2064
10. 安田寿之, 助川太郎, The Firefly Clan, ヲノサトル, 徳澤青弦: Have Yourself a Merry Little Christmas


安田寿之がハブになり、ジャンルレスなミュージシャンをゲストに迎え、ボーダーレスな場所でライブを行う「We "hub" music!」。2010年12月より不定期に開催しているが、その4回までの録音をコンパイルしたライブ盤。日本人ながら国際的に活動しているアーティスト陣。真にジャンルやボーダーを超越した音楽だけが持つ、ロマンティックな冒険心。5人全員がプロデューサーのユニット(安田寿之、助川太郎、The Firefly Clan、ヲノサトル、徳澤青弦)によるスタンダードクリスマス曲「Have Yourself a Merry Little Christmas」収録。

ご試聴・ご購入はこちら




11ヶ月前の事なんだけど、なんだかものすごく遠い出来事のようだ。

昨年12月、旧知の安田寿之さんに誘われて参加したこの We "hub" music! というコンサート。ここから色んな事が動き出したような気がする。ここでの録音をクリスマス・ウィーク限定で無料配信してみた時の反響が、3月の震災直後に"Fragile"を衝動的にwebで公開した遠因となっているし、そこから今年後半の連続リリースへと自分の中では全てつながっている。この時のライヴで、対バンという形で出会った助川太郎さんはムードコア・ライヴになくてはならないパートナーとなったし。まさしく"ハブ"なのである。(ちなみに、シリーズの何回目かで共演した今西さんと岡野さんが、なんとこれが縁で電撃結婚してしまうという何ともハッピーなアクシデントもあり…!安田さんの「ハブ」力、おそるべし!)

どのトラックもライヴならではの緊張感に溢れているけど、僕のイチ押しは、安田さんの儚くも美しいリハーモナイズが魅力のラスト・トラック「Have Yourself a Merry Little Christmas」。これからの季節ぜひご愛聴を。
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[新譜] ブルーモーメント・ライヴ

2011年11月02日 | ニュース

11月2日 発売

ヲノサトル
ブルーモーメント・ライヴ

オンライン独占販売:OTOTOY




演奏:ヲノサトル(ピアノ)

1 ノクターン

  Nocturne (Satoru Wono)

2 ヴァカンス

  Vacance (Satoru Wono)

3 いつもの場所

  Lugar Comum (João Donato)

4 ルック・トゥ・ザ・スカイ

  Look To The Sky (Antonio Carlos Jobim)

5 書斎

  Shosai (Satoru Wono)

6 ブルー・モーメント

  Blue Moment (Satoru Wono)

7 「てぃんさぐの花」による即興

  Improvisation based on Tinsagu Nu Hana (traditional)

8 ラ・ジュテ

  La Jetee (Trevor Duncan)

9 海

  Umi ((Takeshi Inoue) )

10 この素晴らしき世界

  What A Wonderful World(George Douglass)

11 サイレンス・トゥ・グッドバイ

  Silence To Good bye (Satoru Wono)


total time 44'30"
販売形式 : mp3 / HQD(24bit/48kHzのwav)


★アルバム購入者には特典として、当夜「光と音」をテーマに行われた照明家 東海林弘靖との対談やエッセイ、光の風景写真などを収録した17ページのオリジナル・ブックレットPDFファイル(アートディレクション:菊地敦己)が付属します。

試聴・購入はこちらから
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