逆襲の獅子に立ち向かう勇者青波猛牛軍

前日に引き続き、ライオンズクラシックのイベント試合2日目。
相手は平和台の太平洋クラブとの対戦。

思えば西武って、「埼玉」を冠する必要があったのかな？っていつも思うんですよね。
ファンの大半が東京の西武沿線の方ですし、立川や八王子など他県の多摩地区のファンが
切り捨てられてるんじゃないの？って思ったりするものです。
だからと言って、「埼京西武」とか名乗られるわけにもいかないんですけど。

というのも、いつもパリーグは1チームだけ地名がついてないとか言われますけど、どうなんでしょう。

かつて神戸を代表する企業といえばダイエーでしたが、福岡のチームの親会社になるに当たって
早く地元に浸透するよう「福岡ダイエー」というチームが生まれたのではないか、と勝手に思ってます。
なので、闇雲に地元を冠するのではなく、地元に馴染めばいいのでは？という主張です。
まー余談でした。


はい。試合の方は・・・。



先発こんどうは先週と打って変わって良い状態でしたよ。
初回、片岡に先頭打者ソロHR打たれましたけど、立ち上がりの失点はいつものこと。
むしろ最小失点で抑え、その後緊張感を保ちつつ責め方を修正しながら波に乗っていけたのでいいのではないかと。



4回裏には石井義人のピッチャー返しの打球が「こんどうのあし」に直撃し
ヒヤリとしましたが、すぐに治療をして戻ってきてくれましたし。



６回裏に石井義人から犠牲フライを打たれ、痛い１点を失いましたが、
その直前のG.G.サトーへフルカウントから与えたこの一球をボール判定されたことが響きました。

惜しかったですね。これも巡り合わせですね。
今日のピッチングなら負けはつきましたが自分は悪くないくらいの気持ちでいいと思います。



それより驚いたのが本日スタメンのイケメン捕手。初回はナカジの盗塁を刺したり・・


2回表には２死１・３塁からセーフティスクイズ決めたりと・・・

ピンチを救い、すぐさま同点打を決めるイケメン。攻守外見ともに優れた才能を発揮・・・
打点を挙げたの今季3試合目ですけどね。

ここから１－１の均衡が続いていくことになるわけですね。
相手投手は、許さん。
向こうも球審との相性が良かったか、ゾーンを研究してか、ストライク先行でしたし、
（制球が良かったと素直に認めない・・）
ちょくちょく出塁するものの、なかなかヒットが続かない状況。

あの2回表の二死からのスクイズという、かなりのリスクを背負った奇策を成功させなければ、得点できなかったわけです。
しかもバントがチョー下手なフミヒロが成した業ですよ。
ヒットを打たなければ得点できないという作戦では、結構厳しいと思いました。
だからこそ、リスクを犯して次の塁へ突っ込むべきかどうか、意見が分かれるところだと思います。

　

その思い切った走塁が今日は裏目に出て、指揮官も悔やんでおられます。
私の意見では、リードしていて追加点が欲しいときには確実性を求めますし、
ビハインドのときには多少のリスクを犯しても突っ込め！という精神は必要だとは思います。
ただし、失敗したらいろいろ責められても仕方ないのですが。
タオルが回り、北川さんの打撃に期待する中、
走者が勝手に憤死されたらベンチもスタンドも白けたムードになってしまいましたし。

今日の走塁を見て、2年前のことを思い出しました。
2008-08-18 簡単ではない、からこそ
結果論になりやすく、結果次第で評価が大きく変わるものですね。
ただし連打が出にくい今日みたいな展開では、慎重なプレーも大事ですが思い切りの良さもなんとか生かして欲しいと思います。



あと、慎重か思い切りかの瀬戸際にあるのは、中継陣の継投策についても意見が分かれるかもしれません。
とくに平野投手の登板について。
彼は今、夏バテなのか、相手チームに研究されてるのか、交流戦までの働きに比べると少し状態が落ちているように見えます。
パリーグ再開後、3試合連続で失点をしていますし。



確かにビハインドでも最小点差、相手のリリーバー次第で追いつけ追い越せの押せ押せムードが高まっていれば
慎重に勝ちパターンの平野・岸田を投入する気持ちはわかります。
でも、1点差ビハインド＋同点＋リードでの展開って、ほとんどの試合ですよね。
鴨志田も中山も香月も西も古川も、みんな確実性がないのはわかりますが、いずれそういう状況でも投入していかないと
つまりリスクを背負ってもらわないといけないと思うんですよね。

でも、インタビュー記事などを読んでると、指揮官は今日はどうしても取りたい試合だったので、
慎重な策を実行したかったとのこと。
それをチームに浸透できずに落としたのなら悔やまれます。






ライオンズクラシックのイベントに負けじと、Bs応援団クラシック・・・。
これを見て、今でこそ仲良く一緒に応援してるけど、もともと別々の道を歩んできたんだなと・・




８回表は相手長田投手をじっくり責める攻撃、
とくに追い込まれてからも粘ってタイムリーを打ったティーは良かったですよ。




時代が巡った9回表。
最後まで諦めず、でも楽しく応援しようと声を張り上げましたが・・



9回裏２死からのビッキーのセンターへの当たりも悪くは無かったんですけどね。
栗山にランニングキャッチをされてゲームセット。

Lions 4 - 2 Bs
勇者青波猛牛連合軍、太平洋クラブに適わず。
悔しいですね。あと少し、戦い方を変えれば勝てないことはないはずなのに。
でも、スタンドを楽しませてくれたORIX東京応援団の16番さん、50番さん、ありがとうございました。


もうこの2連戦は、かなり必死に応援しましたので声帯をつぶしてしまいました。
明日、出勤して声がおかしいとか言われたら、風邪ってことにしておこう。
めっさ丈夫そうに見えるだろうけど。

最後に、この土日とご一緒してくださった観戦仲間の皆さん、ありがとうございました。

にほんブログ村
お時間とお気持ちに余裕がありましたら・・。