断捨離合宿の初日、
雨のそぼ降る東京・品川に、
全国から集まった参加者は21名。
関東のみならず、関西や東北や北陸、
さらには沖縄から飛んでこられた方もいる。
中には断捨離セミナーに参加したことのない方も。
勇気があるなぁ…と思う。
だって、一度でもセミナーに参加すれば、
やましたさんやセミナーのすごさは分かっているけれど、
全く何も知らない状態で、
なにやら怪しげな断捨離合宿に単身飛び込んでくるなんて。
だけど、事前の状態や移動距離はきっと関係ないんだろう。
みんながそれぞれ、
自分の直感を信じ、
日々のあれこれに都合をつけて、今、ここにいる。
自分の求める「なにか」があると信じて。
品川から貸切バスで千葉の長柄町へ。
千葉…というと海のイメージがあったが、
どんどんどんどん深い森の中へ入っていく。
そして生命の森リゾートに着いた。
広い敷地に点在する建物は、すべからく森の中。
振り向いたら、トトロがいるかも…。
マイナスイオンが四方八方から降り注いでくるし、
めっちゃリゾートじゃん…と、わくわくしてくる。
ここで2泊3日、ガンガン断捨離について学ぶのか…と思いきや、
やましたさんは、ニコニコしながら宣言した。
「合宿のテーマは、行き当たりバッチリです」
きっちり決まったスケジュールはなく、
時間とスペースの制限を外し、
体と心の自由度を上げていく…とのこと。
セミナーの時のようなテキストもない。
ちょっと狐につままれたような面持ちの参加者一同。
だって、現代の日本で、重要視されるのは、効率とスピード。
もっともっと、早く早くと追い立てられる毎日だ。
そんな思考回路にとって、
セミナーの第一目的は、学ぶこと、
限られた時間で、できるだけ多くの知識を得ること、なのでは?
一体、何が始まるのだろう…?
否が応にも期待が高まる。
宿泊するのは、森の中のコテージ。
しかも1人に1棟だという。
ええっ?
そんなに広いスペースを、占有するわけ?
キャ~~嬉しい!…というよりは、
広すぎて怖い、寂しい…という反応の方が多かった。
でもすっきり片づいた広いスペースに身を置けるのも、
こんな非日常だからこそ。
怖~~い…と少女のように、おののいていた面々も、
あえてこの広さを体感してみることにした。
スタッフが泊まったのはホテル棟。
ここもめちゃくちゃ広くて、
足を踏み入れた瞬間、戸惑った。
一体、どこに居ればいいの?
いや、どこにでも好きな所に居ればいいのだが、
慣れていないから、身の置き所がない。
…っていうか、こんな広いスペースを占有する許可、
自分に出せないってことかも。
わ~~、この際、許可を出そう!
これぞ、自分へのおもてなしだ。
せっかくこんな素敵な部屋に泊まれるのだから、
この環境を目いっぱい楽しんでみよう!
こんなカルチャーショックから、
スタートした断捨離合宿だった。
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