のんびりのーと「ココロコエ」dA-iki

とてもシンプルなことなんだ。
心で見るんだよ。
大切なことは目に見えないんだ。

「globe2 pop/rock」

2005-09-02 | -大学時代記-
最新アルバムReview
10th album「globe2 pop/rock」
2005/8/10 on sale


1.Love goes on!!2.EXPECTATION3.Back 2 Be4.Here I am 5.LOST 6.Asian Night 7.goodBye now 8.Feel Like the Wind 9.Judgement 10.SHIFT 11.see the next page

デビュー10周年にあわせて、満を持してのリリース。その名前も「globe2」。ユニット名をアルバムタイトルにしているあたりが、本気な感じがする。アイデアしては、MARCらしい。意味としてはいろいろあって、「globeが十年でひとまわりしてl二周目にはいったかなって」とTK。「globe再びっていう感じでもいいし、1st「globe」の第二章っていってもいいし」とはKEIKO。「globe二回目のデビューっていってもいいよね」とはMARC。本人達も相当気合が入っているのがうかがえる。実際TKも、「今回は、これがJ-POPだっていうのをしたかった。できれば、音楽業界の関係者にきいいてほしいですね。」とインタビューで言っている。タイトルのpop/rockっていうのには、「単なるポップだけでは、リスナーに飽きられちゃうんだよね。そこで、ロックな要素がいるんだよね。人間だって、単に善人は安心だけど、面白みにかけるじゃない。どこか凶暴性とか破壊性があるとぐってくるみたいな」とはTKのコメント。そんな今回の、アルバム。ほんとにいいです。聴けば聴くほど、味が出てきて、ほんとひとつひとつが、丁寧に作りこまれています。曲もアレンジも、ボーカルも。ほんとに、1回聴いてみてください。どれも落しがありませぬ。


Love goes on!!
オープニングにふさわしいアップテンポなゴキゲンチューン。
ちょくちょくライブでは歌われているみたいです。
(a-nationとか)
マークのラップもセクシーでかっこいいです。
曲はというと、後半に行くにつれて、
音を重ねていって、でも、さびでは音を抜いて
とてもメリハリがある構成です。
どんどん盛り上がっていきます。

この曲は軽井沢で録音されたとのこと。
MARCははじめ乗り気じゃなかったんだけど、
結局は待ちきれず、一番乗りでレコしたとか。


EXPECTATION
とてもロックな感じの曲です。
三人ともやばいぐらいなテンションで歌い上げてます。
聴けば一発で分かるかもです。
ファンの間でも、「気狂い」の歌だとも・・・笑
(もちろん、愛情を込めてですが・・)
でも、ライブでは、一気に盛り上がりそうです。
後半は一気に、静かになって、
またそこから気狂い系に!


Back 2 Be
こちらもロック系でしょう。
低音がズンズンいっています。
この曲でTKは、
「MARCのラップは最高だね。
Jラッパーたちもこれを聴いて欲しいね。
そのMARCにKEIKOのボーカルが呼応しているのも
特徴。ほんと、冥利つきるよ」と。


Here I am
シングルとして発売。
よく考えたら、このアルバム、この曲がシングルとして
入っている唯一の楽曲なんですね。
アニメ「ブラックジャック」月7;00-730のOPです。
歌詞の内容は、ブラックジャックにぴったりですね。
(でも、きいたところでは、先に作詞があって
あとで、BJサイドからオファーがあったとか)
曲のつくりが、TKらしいというか、
メロディも転調もですけど。
なんか懐かしくも新しい曲です。


LOST
のっけから、TKが歌いまくっています(喜)。
TKが歌いまくってる、ほんとう。
この曲も、TK王道の曲です。
ポップな感じででも、ロックギターがはえる。。
(小室というとキーボードを連想されるのが
多いと思いますが、TM時代から、ロックとの融合も
いろいろ考えていて、その流れを汲んでいると)

終盤にかけてこちらも、すごい盛り上がっていきます。
(最後らへんは、いらない音は削っているんですね)

歌詞もなかなか深くて
「失くしたから大切にする
失くしたから忘れない
失くしたから笑いとばせる
失くしたから愛を知る」


Asian Night
TKのコメントから
「この曲は子供には無理だね(笑)。
単純とシンプルは違うし、
幼稚とわかりやすい別物だから。
そこをふまえた上で、ポップでなくちゃいけないわけで。
今回はそのあたりの意識も強かったかな」


個人的にはLEVEL4にも似ている感じがするんですが。。


goodBye now
俺のこのアルバムで一番好きな曲です。
なんといっても、メロディでしょう。
おそらく、けっこう昔からのTKファンの人は
ぐっと来る感じがすると思うんですが。
感想もないし、無駄なメロディはないです。
ほんとに、必要な部分だけを残した感じです。
低音はやっぱズンズンてあって、
気持ちいいです。
ラストのさびの盛り上がり、転調の仕方
これぞ、2000年代TKの真骨頂です。
はい、言い切ります。
TKの真髄を知りたい方はぜひ・・・聴いてみてください。


Feel Like the Wind
こちらは、バラードです。
KEIKOの声がとても伸びていて
とてもきれいに聞けます。
歌詞の割り方?も丁寧にされていて
(最近の曲はなんか、聞き取りにくい気がします)
心地よい。
歌詞の方も、一曲づつほんとうに、
いろいろで、TKのすごさが改めて分かります。
(最近のJPOPはもう、ありきたりですね。)


Judgement
こちら、decade liveで披露されてから、
globe名義では初収録。
もう、アレンジ、メロディ、歌詞、
すべてが最高です。
計算されて、されつくしてつくられた
プロの音って感じがします。
ほんとに、傑作でしょう。
TK節も炸裂です。
MARCの切ないラップ、
KEIKOの実に伸びのある声。
すべてがいいといえる、そんな曲。

個人的には、これをシングルにして、
歌番組とかでれば、もっとアルバムのセールスは
あったと思うんですが。
残念です。

そこまでの名曲。


SHIFT
クラシックを引用した、TK得意の楽曲構成。
イントロは、おややと思うんですが、
これは、ポップですね。
TK2000年代ポップの解釈が提示されてます.
KEIKOは、ボーカルで悩んでいたんですが、
TKにdictationをお願いしたら、
すんなり歌に入っていけたそうです。
さすがです。
・・・でも、たしかに、歌うにはとても難しそう。
(TKは楽曲のレベルの高さをみせつけているのか・・)


see the next page
イントロです。
打ち込みというか、アンビエント系。
ここ最近のTKのはまっている感じの音ですね。
なんか、タイトルのとおり、
なんか、昇華されて
次に進んでいく、みたいなそんな感じがします。
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