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白と蒼

フィギュアスケートの小塚崇彦選手、羽生結弦選手、無良崇人選手に関する情報とか、思ったこととかをゆるゆると書いていきます。

アスリート交差点:氷の炎(毎日新聞)-その2

2013-08-15 | 雑誌・テレビ
6月28日より毎日新聞にて始まった小塚選手のコラムの第2回です。
第1回は→こちら



アスリート交差点:氷の炎=フィギュアスケート・小塚崇彦
(カットは直筆)

 ◇コシのある演技目指す

 7月、2カ月半ぶりに米デトロイトから帰国した。デトロイトはとても好きな街だが、やはり日本は、蒸し暑くとも安心する場所である。約3週間の日本滞在は、ほとんどがアイスショーの出演であっという間に過ぎていった。計14公演に出演し、今季のショートプログラム(SP)などを演じた。

 今季のプログラムは、SPが「アンスクエアダンス」。リズミカルな明るい曲で、僕の個性を存分に引き出してくれている。この曲は一般的になじみの薄い7拍子。ショーの当初は戸惑っていたお客さんたちも、公演が進むにつれ手拍子をそろえてきてくれ、滑っていてとても気持ちが良かった。感謝です。フリーは昨季と同じ「序奏とロンド・カプリチオーソ」。毎週振付師のところへ通い、手を加えてもらった結果、昨年以上に体力の必要とされるプログラムとなった。

 昨季にケガをしたこともあり、前回のデトロイト滞在中には筋力トレーニングに重点を置いていた。今までより、海外の選手の中に交ざっても見劣りしない体になったのではないだろうか。こうして得た筋力は、見栄えだけではなく、今季の僕の強い味方になってくれると思う。

 今は、再びデトロイトに戻って練習している。氷上練習を増やし、新しくトレーニングでつくり上げた体とこれまでの自分自身のスケートの滑りが手をつなげるように、しっかりと滑り込んでいっている。

 ソチ冬季五輪まで半年を切った。4年前、バンクーバー五輪を控えたシーズンオフとは違い、突っ走ることも怠けることもなくトレーニングを重ねている。隣で黙々と練習をこなす世界王者、パトリック・チャン(カナダ)とともに。

 日本滞在の際、香川へ一日旅行した。現在の段階を「うどん」で例えるならば、小麦粉をこね平らにのばし終わり、生地を折り重ねて「高さ」を作っているところだ。シーズンには、それを丁寧に切りそろえ、会場という熱湯へ飛び込む。

 しっかりとコシがあり味わい深く完成した姿を、皆さんに披露したい。

(毎日新聞 8/9朝刊)



毎日新聞

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