ヒダマリ日記 番外編

07年10月にお空に還った第一子のこと、09年11月に第二子が無事に生まれるまでの記録です。 

入院7日目 退院の日

2009-12-13 10:40:03 | 入院中
入院7日目~退院の日 

朝、最後の病院ゴハンを食べてわらわらと荷物をまとめる。

授乳しておむつを替えて、用意した退院用の服を着せてみる。



服に埋もれてる・・・・・


旦那さんにタクシーを呼んでもらい、帰宅。

私はそのままアパートの外で待ち、旦那さんがももを連れて出てくる。

ももはこれまで見たこともないくらい興奮して、なんだか目がウルウルしている。

普段は怒られるから絶対しないのに、きゅんきゅん言いながらピョンピョン飛びついてくる。
(この時点でももはまだひなに気付いてない)

家に入り、床に座るとももがお尻を振りながら膝の上に乗ってくる。
赤ちゃんの時以来の甘えっぷりに、ももさんのさびしさ具合を知る。
今回、一番頑張ったのはももかも知れない。


 
落ち着いたところで赤ちゃんの頭の匂いを嗅がせてみたら
ももはものすごくびっくりして、向こうの部屋に隠れてしまう。



『そ、そのイキモノはなに・・・!?』とでも言いたそうな感じ。


旦那さんが仕事に行った後、気持ちが全然落ち着かなくて

あれこれ片付けたり、2回洗濯機を回して日常生活に戻りました 


入院中に旦那さんの同僚や友人から、たくさんお祝いの品が届いていました。
(画像以外にもいっぱい
 








旦那さんがお世話になっている整体師さんがくれた
このデジタル時計が今のところ一番活躍しています。

授乳の時間を計りながら湿度も温度も確認できるのだもの 

あとニワトリのニギニギのセンスが超 ツボでした。  
このブランド、他のおもちゃも探してみよう(自分の為に

今日も来てくれてありがとう。ポチっと応援お願いします 
ほかにもいろんなブログがありますよ~  にほんブログ村 マタニティーブログ 妊娠・出産へ

入院3~6日 レポ

2009-12-13 09:16:23 | 入院中
入院3日目、この日は一日良く降るだった。

面白いことに、夜中ほぼ同じタイミングでそれぞれの部屋の新生児ちゃんたちが泣く。



眠気と戦っているのは自分だけじゃないなぁと、妙に元気付けられる


夜の睡眠は2時間ずつくらいだけど、起きるたびにカラダがめりめり回復しているのを実感する。


昼間、助産婦さんに母乳マッサージをしてもらったら
自分では全然出ていないと思っていたのにぴゅーぴゅー出てびっくりする。

念のため、飲む前と飲んだ後のベビの体重を量ったら 
20cc以上は出ていることが判明

この日の体重2404g。

入院4日目

ちょうど夜明けの時間に起きていることが多くて、空が綺麗で嬉しくなる。


この日からシャワー解禁。
鏡の前で裸になってみて『自分の体、がんばったんだなぁ』としみじみする。


カラダがだいぶ回復してきて、動きたくなってきたので
余裕のあるときは布おむつにしてみる。
病院に洗濯機はないので、予洗いだけトイレの掃除用流しでして
旦那さんに持ち帰ってもらう。

夕方、「体力も回復してるようだし早く退院するか考えておいて」と言われ 

退院してからの生活や、母乳のこと、体重がものすごく不安になってしまい
ひとりメソメソ泣く。


ベビーのこの日の体重も、
昨日一日母乳にしたら2374gになってしまい
夜は出が悪いのでまたミルクを足すことになる 


入院5日目

昨日ミルクを足したのでまた自信喪失していたけど
午前中に助産婦さんに乳腺開通マッサージをしてもらったらやっぱりぴゅーぴゅー出る。



ベビーは日一日と表情が出てきているのに
仕事で病院に1~2時間しか居られず、この変化を見られない旦那さんって
かわいそうだなぁと思う。

フランスみたいに義務的に育児休暇があったら、母だけでなく父にもいいのに。



入院6日目

朝、沐浴の実習をする。

前日に見学したときにビデオを回しておいたので、事前に予習して望む

難しそうだったのに、やってみたら案外カンタンに出来てしまう 

助産婦さんは「ワンチャン育ててきたから慣れてるのかもね」だって。
ありがとう、ももさん。


ちなみに旦那さんが来るたびに『ももさん、どうしてる?』って様子を聞いていたのだけど 



『俺が出かける時、さびしそうにしてる』 とか
『階段を上ってくるお向かいさんの足音に反応して玄関まで見に行ってた』とか聞くと
けなげで、切なくなっちゃって、本当に毎回泣いてました 


夕方、院長先生の退院前診察を受ける。



先生はひなのダボダボの服を見て『なんだ、袖だけバンザイしてるなぁ』って目を糸みたいに細めて笑ってました。  
50サイズじゃデカすぎるんだもの。仕方ないです。

帝王切開のわりには悪露は溜まってないそうだけど、子宮収縮剤を5日分処方される。

12月の終わりに1ヶ月検診の予約をして終了~

この日の体重、2418g。
眠くても、もっと授乳回数を増やさないと

『入院7日目 退院の日』へ続く~ にほんブログ村 マタニティーブログ 妊娠・出産へ 

入院2日目 レポ

2009-12-10 18:02:42 | 入院中
丸二日なにも口にしていないと、さすがにお腹がすいて
深夜にこっそり、飲むヨーグルト、明け方にこっそりウィダーを飲む。

9時にようやくガスが出る
お昼に重湯が出ることになったので
それまでおなかが空いたらヨーグルトとか食べていいよ、と許可が出る
(実は飲み物は朝からOKだったらしい・・・)

旦那さんはまた、長女の世話で一時帰宅

私は朝から抗生剤の点滴を入れて、栄養剤が3本ある予定だったが
血管が限界を迎えたみたいで、全然落ちなくなり痛みもあったので1本入れたところで針を抜く。

ようやく腕に気を遣わなくて良くなり身軽になる。

ベビーは朝の沐浴時の体重が2370gになってしまい
母乳のマッサージを受けた上で、20ccのミルクを3時間おきに飲ませるよう指導を受ける。

乳首をくわえさせるが寝てばかりで口を開けてくれず途方にくれる。


ヨロヨロながら自力トイレも行けるようになったので
これまた予定より早いが午前中に上の階の病室に移ることになる。

傷をかばいながら階段を上る う~ん、スパルタ。



お昼に重湯。 妙に美味くて感動

このあと、ようやくちょっとだけ母乳が出る。

17時ごろに旦那さんが病院に戻ってくる。
私は夕飯におかゆとおかずが出る。



17時になっても18時になってもベビーが起きなくて助産婦さんに泣きつく。

2300gにもなると、低血糖で起きられないことがあると知る。
ミルクの指導にショックを受けている場合じゃないと思い知る。


結局この日、ベビーはおしっこ5回、うんち8回。
ミルクは4回。母乳が2回。

『入院3~6日目』へ続く~ にほんブログ村 マタニティーブログ 妊娠・出産へ

入院1日目レポ

2009-12-10 17:26:03 | 入院中
痛みでほとんど眠れないまま、入院1日目。

私はまだ絶食なので
朝から抗生物質が1本と、栄養剤(味の素社製!)を4本点滴。 

ホメオパシーは、朝、カレンデュラ 夕方ハイペリカム を今日から3日間。


8時45分、ベビーが最初のうんちをする。

『胎便』という羊水が主原料のうんちだそうで、ちょうど海苔の佃煮。


ベビーはまだ羊水を吐いていて、本来生後24時間以内に与えるべきビタミンKの
シロップを吐いてしまい、吐き気止めのホメオパシーを飲む。

旦那さんは長女のお世話のため、9時に一旦帰宅。  

痛み止めがもらえるなら欲しかったが
助産婦さんに『耐えられる範囲なんだったら、回復に必要な痛みもある』とスパルタなお言葉を頂戴し 

カラダにあれだけのことをして、痛くないはずがないと思ったので
心の中でちょっと舌打ちしながら、痛み止めを貰わず耐える() 




旦那さんのいない間、ベビーが泣く度にいちいちナースコールするわけにもいかず
小鹿のようにブルブルしながら起きてオムツを替える。 

ちなみにトイレは昨日から導尿。股間に違和感があって、座るのにも苦労する


お昼頃に一時的に旦那さんが病院に戻ってきて、起きている私にびっくりする。

本来、自力トイレは術後2日目だったけど、どうせ起きなきゃいけないのだし
股間の違和感がめんどくさいので15時に尿管を抜いてもらう() 

トイレ行くなら靴下脱いでいいよ、とお許しがでる。


脱いでみたら脚がすごくむくんでいてビックリ。
履いてなかったらゾウみたいになっていたに違いない。

 
休み休み、歩行リハビリ。
点滴のガラガラにすがって、おじいちゃんのように小さな歩幅でヨロヨロ歩く。
 
17時になって、自力でトイレに行く。



夕方前に旦那さんが再び自宅に帰って長女にゴハンをあげて
自分の夕食と夜食を買って病院に戻ってくる。

牛丼のいい匂いが部屋に充満するが、傷が痛むので全然食べたいと思わない

(ガスが出ないので、私はご飯なし)



この日はベビーはおしっこ2回、うんち5回。

うんちは最初黒かったが、だんだん緑色になる。

今日もほとんど寝てばかり。時々ウキュウキュ泣いては旦那さんにあやされる。

母乳はほとんど出ないので、体重が2604g  2490gに減る。

『入院2日目』へ続く~ にほんブログ村 マタニティーブログ 妊娠・出産へ