夢の世に……！

写真は、新潟県燕市にある、国上寺の五合庵、良寛さんの住居だ！

良寛さんの、きわめて質素な暮らしが窺えますね！

それは兎も角、仏陀や、日本の僧侶の言葉、詩句が味わい深いなぁ～！

雑誌“一個人”の特集号は面白い！

良寛の詩集にこんなのがある……！

“夢の世に かつまどろみて
夢をまた 語るも夢も それがまにまに”

……夢なら夢のまま、現実なら現実のままに、受けとめましょう……！

あくせくしない良寛さん！
美しい尼僧・貞心が訪ねてきた時に詠(うた)ったのだそうだ……！

大らかだな～！

犀の角！

三月の『ハレクネイド』(RomeoとJulietの喜劇)が面白過ぎて、夢中で台本を読んでいる！

でも……先日の『ペソア』の詩が、頭をよぎる！

好きなのは……

“…賢くなって 思い煩わず 学ぼう
人生を 生きる ことではなく 送る ことを…”！

写真は、その詩を、読んでいるシーン！

生きる と 送る は大きな差がある！

送る には、無理がない！

空を行く雲 川を流れる水 ！

犀の角の如くただ独り歩め(仏陀)！

詩人ペソアは、釈尊を知っている！

“送る”！

…力みが無い！

……なぁ～てね。