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そして最後に来年の二科展への意気込みを聞かれると、「来年も出すと思います。乃木坂にいるといろんなことがあると思うんですよ、感情的にも。そういう思いを1年分ためて、絵に出していけたらいいなと思っていて。まだまだ上には上があるんで、高みを目指してがんばりたいと思います」と宣言した。なおナタリーでは若月に、二科展2年連続入選について話を聞いた。
大旋風を巻き起こしているNHK連続テレビ小説『あまちゃん』の宮藤官九郎が脚本を手がけたコメディ映画『謝罪の王様』の完成披露謝罪会見が8月12日にグランドハイアット東京で行われ、宮藤のほか、阿部サダヲ、井上真央、竹野内豊、岡田将生、荒川良々、濱田岳、EXILEの松本利夫、高橋克実、松雪泰子、そして水田伸生監督が全員で謝罪。写真：会見で謝罪する登壇者たち。左から竹野内豊、阿部サダヲ、井上真央
定刻を過ぎてもなかなか会見が始まらないことに取材陣がしびれをきらした頃に登場した登壇者たち。登壇するや、主演の阿部が「シャレで少し遅刻してみました。大変申し訳ありません！」と“挨拶”すると、全員が一斉に頭を下げて謝罪。張り詰めた雰囲気のなか、会見がスタートした。本作は、架空の職業である“謝罪師”の主人公が大小様々なトラブルを“謝罪のテクニック”を駆使して解決していく姿を描いた作品。『水曜どうでしょう DVD
』『なくもんか』をヒットさせたクドカンと水田監督、阿部の3人がタッグを組んだ最新作だ。
映画のテーマに絡め、会見で謝罪に関するエピソードを聞かれた登壇者たち。井上は「阿部さんの舞台を見に行った後、楽屋に行って『疲れた』『今、見るべき舞台じゃなかった』と散々言って帰ってきたことを謝りたい」と謝罪。
竹野内は「そんなこと、この場で言えるわけないじゃないですか！」と司会者にキレ気味で、荒川は「映画を見て、井上さんがピンクのレオタードを着てドキッとしてしまった」と打ち明け、ドキッとさせた監督に謝ってもらいたいと要求。
すると監督は「あのレオタードのシーンは真冬の弓道場でロケーションしたのですが、真央ちゃんは本当に寒かったと思います。『ここで撮る意味あるんですか？』と言われましたが、セットでもよかったね」と打ち明けてから、「謝ります」と陳謝。井上は「いい思い出にしようと」と理解のあるところを見せ、レオタード姿を披露したことについては「何でもやるぞっていうアピール」だったと女優魂をにじませていた。
また松雪が、監督の指示だったと前置きしてから「克実さんの頭を長い爪で刺せと言われて……謝罪したい」と謝ると、高橋は「守るべきものがないので、結構ヤワなんですよね。ちょっと血」と苦笑いしていた。
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役柄について「セクハラさせていただきました。気持ちよかったです！」と爽やか笑顔を振りまいたのは岡田。濱田は「架空の国の通訳ということで、どれだけ考えても答えが出てこなくて、適当にやりました」と照れ笑い。「謝れない男」を演じたという松本は「今回は“土下座イル”ということで」と笑いを誘っていた。
映画については「いろんな人が出てきては引っかき回していく。スター映画みたいな映画です。すごく楽しいです」とアピールしたクドカン。全員が面白さに絶大なる自信をもっているようだったが、最後の挨拶で阿部は「2013年度の邦画実写版でNo.1を獲りにいきます！」と高らかに宣言してから、「生意気言って申し訳ありませんでした」と謝罪。さらに「お集まりいただいて、誠に申し訳ありませんでした」と頭を下げ、立派な謝罪師ぶりを披露していた。
女優の井上真央が28日、都内にて行われた映画「謝罪の王様」初日舞台挨拶に、阿部サダヲ、竹野内豊、岡田将生ら豪華共演者とともに出席した。
花柄のミニワンピースで登場した井上は、「朝早起きしてこの作品を見ていただいて嬉しいです。色々なストレスを抱える皆様がたくさん笑って、元気になっていただけたらと思います」と笑顔であいさつ。一方、同作の主演を務める阿部は「キャンペーン中ずっと謝罪ばかりさせられていたので、今日は、謝罪しません。感謝します。ありがとうございます」と冗談交じりにコメントした。
会見では、酒癖の悪いサラリーマンを演じた岡田が、司会者の「今作で演じた役柄について教えてください」という質問に、「宮藤ワールドの世界観に入ることができて本当に幸せでした」と噛み合ってない返答をし会場の笑いを誘う場面も。観客のどよめきと笑い声に「あがっちゃいましたね」と岡田が照れ気味にコメントすると、井上は「酔ってるんですか？」と絶妙のツッコミを入れ、さらなる爆笑を起こした。
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」の黒島が依頼人から持ち込まれる難問を謝罪のテクニックを駆使して解決するという同作。井上は、「脚本を読んだとき、どのようになるのだろうと思いました。また、役者さんがどのように演じるのか毎回楽しみだったのですが、自分の読んだ印象とガラッと変わっていて、私自身もやりながらすごく楽しめました」と撮影を振り返った。
また、登壇者と観客が全員で、劇中に登場するという「わき毛ぼーぼー、自由の女神！」ダンスを披露。阿部は、「本当に今日はありがとうございました。楽しそうにしてくれるのが一番この映画をやった意味がありますし、嬉しいです」「ぜひ、2度、3度見ていただいて、親とか、息子さんとか、まだ謝れていない方たちに宣伝していただけたら嬉しいです」とメッセージを送った。
殺された社員の同期で地味な女?美姫に疑惑の目が向けられ、同僚や関係者、同級生、故郷の人々が美姫の人となりを語っていく。その証言は驚くべき内容で、報道は過熱。ネットも炎上し、クチコミも威力を増す中、美姫は何者なのか？映画『告白』、『北のカナリアたち』など映像化が相次ぐ人気作家湊かなえの「白ゆき姫殺人事件」が映画化され、女優井上真央が、殺人事件で疑惑の目を向けられる「地味でつまらない女」にふんし、主演することが明らかになった。共演は綾野剛。監督は『ゴールデンスランバー』、『奇跡のリンゴ』などの中村義洋が務める。 残忍な魔女なのか？ と核心に迫っていく。映画『白ゆき姫殺人事件』は、化粧品会社の美人社員が何者かに惨殺されたことに端を発したサスペンス。怖いけど面白い、そんな物語を、ぜひお楽しみください。ツイッターで何もつぶやけなくなるかも…」と「予告」。
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美姫の関係者を取材するワイドショーのディレクター赤星を演じるのは綾野。井上と綾野は初共演で、共に中村監督作に出演するのは初めて。「ご一緒したいと思っていた方々と、これまで味わったことのない恐怖を体感しながら、つまらない女を存分に楽しみたいです」と意欲満々。こんなにも早く作品が出来ることが決まり、何よりも嬉しく、感謝しております」という井上は、「『地味でつまらない女』この役は井上さんしかいないと言われたとき、複雑な気持ちと、なんだか不思議な喜び、そして根拠のない自信が湧いてきました。一方、綾野も中村監督との仕事に「とても興奮高揚」しているといい、「同時に湊かなえさんの世界観をどこまで体現できるか。不安でスリリングでなりません。虚言と虚構の渦巻く中、彼がみたかったノンフィクションとは？浅く浅はかな赤星雄治を、中村組スタッフキャストと共に深く共犯させて頂きます」と意気込んでいる。白ゆき姫が黒こげ死体に。犯人はあの人かも…美人OLの死をめぐる物語です」と作品を紹介した原作者の湊は、「噂が噂を呼び、とんでもない結末に。