福岡のweb作成徒然日記

福岡でウェブデザイナーとして働く日常を記録する日記。ホームページ作成とSEOなど。

WEB作成で、業者の選び方 ウェブデザイナーとは?

2011-11-18 13:37:23 | 業者の選び方

先日ある企業の社長から問い合わせがあり、「ウェブデザイナーってそもそもどう選べばよいのか?」 というものでした。

まず、大きく分けて3段階のステップでウェブデザイナーを選定していく! ということを頭に入れてください。そうお話をしました。

①そもそも【ウェブデザイナー】ってどんな仕事ができる人を指す言葉なのか?

インターネットで、ブラウザ(インターネット・エクスプローラー)などのソフトを介して、HP(ホームページ・またはWEBSITEなどと呼ぶ)を見ることができるのですが、このウェブを作成する人たちをウェブデザイナーと総称しています。

大雑把にいえば、近年では、(XHTML+CSSデザイン)という種類の言語を使用したプログラムを作成し、ホームページと呼ばれているものを作成代行してくれるのです。

WEB作成で、大きく2種類の作り方があり、Dreamweaver(ドリームウェーバー)と呼ばれているような、【ホームページ作成ソフト】などを使用して、半自動化のソフトの力で作成するのが一般的です。

もう1つのWEB作成方法としては、テキスト・エディターと呼ばれているソフトに直接プログラムを書いて作成する、タグ打ちと呼ばれているやり方があります。 なぜタグ打ちという面倒くさい手作業で行うかといえば、半自動化ソフトはプログラムが乱れやすいので、SEO対策の面から、構文エラーを含みやすいので、プロの中には敬遠する人がいるからです。

ウェブデザイナーという専門学校などでは、半自動化ソフトを使用して学びます関係で、タグ打ちができないウェブデザイナーは想像以上に多いと感じます。 ウェブデザイナーと呼ばれる人たちは、クライアントが作成したい原稿などを元にデザインしてくれるので、HPの全体のデザインや、その中に書き込む文章などのコンテンツを作成してくれます。

②これから会社やお店のHPを作成しようと考えて人は、【ホームページ作成 福岡】などのキーワードで、自分の住む町の中より業者を探していくことになります。 その検索結果に出てくるのが、ウェブデザイナーと呼ばれる人たちになります。

ウェブデザイナーの人は、WEB作成がお仕事になるわけですが、その中の一部が、SEO対策を施したホームページを作成してくれることになります。 SEO対策そのものは、原則教科書がありませんので、ここが業者の腕の見せ所になりますので、まさにピンキリの世界になります。

SEO対策と呼ばれているものは、基本的に、SEOテクニックを指していることが多いようです!

たとえば、W3C準拠と呼ばれる国際規格に合わせたWEBで、検索エンジンがデーターを読みやすいように作られます。 なぜ、検索エンジンが素早く読み込めるようにわざわざタグ打ちでこういう面倒くさいものを作成していくのか?

それは、検索エンジンは、そのHPに書かれているコンテンツの文章(テキスト)などの信ぴょう性も考えて並べなければいけないわけです。 そうしないと、単純にテクニックだけで、外部リンク数が多いWEBなどが第1位などになってしまい、検索エンジンをご利用する人に必ずしも有益な情報とは言えなくなってしまいますよね?

昔は、ヤフーのYSTという検索エンジンで、外部リンク数(バックリンクの数)が多いほど、検索エンジンで上位表示されていた時代もありました。

ウェブデザイナーにどれだけ、SEOテクニックがあるのか? これは、依頼する前に自分でクライアントが、これまでの作品などをいくつか紹介してもらい、それを検索エンジンできちんと上位表示されているのかを確認しないといけません。

検索エンジンで上位表示できるということは、インターネットの集客に役立ち、宣伝広告費を掛けずに集客に結び付く傾向にあり、費用対効果に優れます。 また、検索エンジンで上位表示されることを目標にコンテンツの中身を磨き上げますので、結果的に売り上げにつながりやすくなります。

③ウェブデザイナーという人たちの中には、SEO対策が得意な人がいると先ほど書きましたが、どちらかといえば、検索エンジンのクローラーというデーター収集ロボット向けの文章だったりしますので、それは、セールス・ライティングとは別になります。


つまり、ウェブデザイナーを探す → 次にSEO対策が得意な人を絞る → 作品を読んで、セールス・ライティングが得意な人へ依頼する

3段階のステップで、WEB作成業者を絞っていくしかありません。

ホームページ作成を依頼する人というのは、原則事業者であり、一般消費者でありませんので、自分の事業の為に業者選定に力を入れるのは、ごく当たりまえのことになります。

ウェブデザイナーの人って、若い時に専門学校で、ホームページの作り方を学びますので、プログラム以外のお仕事経験の無い人が想像以上に多い世界になります。

この為、例えば美容室のHP作成依頼しますと、ホームページを見た人がそのお店に行きたくなるような、セールス用の文章が書けない! という人が出てきます。

商売のうまさというのは、そのお店の経営者などのセンスによって大きく影響されると感じますが、店長などがきちんと原稿を書けない場合、ウェブデザイナーのセールス・ライティングのセンスの良い人を探さないといけなくなるわけです。

①は、検索エンジン使用で探すので簡単です。検索順位100位までチェックすればよいでしょう!

②は、面倒ではありますが、問い合わせフォームなどより、ウェブデザイナーの作品と教えてもらいます。 そして1つ1つ作業で、SEO対策の結果を調べていきます。

③は、これは、ウェブサイトを読んで国語力などに問題がなければ、商売人ですから、自分ですぐに判断できるのが普通です。

注意したい点として、普段商品を売る営業センスが無いと自覚されている経営者などの場合、「このウェブデザイナーは自分と気が合いそうだ」 なんて感じで自分と同じようなタイプを選んでしまいがちで、こういう選定をされますと、自分と同じ売れないセンスのウェブデザイナーに依頼してしまい、お金をドブに捨ててしまうようですので、売れない人は自分と真逆な人を探すと覚えておくとよいでしょう!