6/16(土)に埼玉県羽生市で環境教室が行われました。
あいにくの雨の中、親子で20人ほどの方にご参加いただきました。
午前中は、鹿島建設株式会社の方をお招きにし、
蜂の習性や蜂の巣そして蜂蜜ができるまでの過程を
パネルやクイズ形式で子供たちに説明しました。
蜂の巣は何からできているでしょうといったクイズ(正解は蜂が分泌するロウ)など、
知らなかった子供たちはとても感心していました。
次に、ワークショップ形式で、蜂の巣の形がなぜ六角形なのかを検証しました。
和紙で作った三角形の筒と四角形の筒と六角形の筒を並べます。
その上に、丸い小さい鉄球を一個ずつ載せていき、
どの筒が一番耐久性があるかを調べました。
↑手前から三角形、四角形、六角形と並んでいます。
どれが一番耐久性があるかわかりますでしょうか。
正解は六角形です。
六角形だとひとつひとつの部屋を隙間なく均等に確保でき、
また強度が強いため、科学的にも理にかなった構造になっています。
六角形は耐久性に優れていることから、
現代の建物の技術にも取り入れられているそうです。
最後に、待ちに待った蜂蜜採りです。
子供たちは、早く食べたくてしょうがないという感じでした。
蜂の巣を遠心分離器に入れ、一生懸命回します。
すると、蜂の巣とから蜂蜜だけが周囲に飛び出します。
底にたまった蜂蜜を集めて、こしきで精製すれば完成です。
午前中から降っていた雨が午後には止み、田植えを行うことができました。
毎年、お世話になっている谷川さんに稲の説明をしていただいた後、
田植えを行いました。
大人よりも子供たちの方が、元気いっぱいであっという間に田植えが終わりました。
次回は、7/7(土)に第2回羽生環境教室が行われます。
テーマは「いきもの観察」を予定していますので、ぜひご参加ください。
(事務局 仙石)