那須岳

夜の月がほんとに綺麗だった。



人から見て無駄に見える事ほど、やる価値がある気がするんだ。



山は良い。

那須岳

振り返る長い長い曲線。

那須岳

恐怖のクサリ場。

那須岳

日本じゃないみたい。

我の一分

またまた更新の約束を守れず申し訳ない



雨と圏外に携帯は勝てなかった



ご心配おかけしました




実はこの三日間は自分の進むべき道について、ものすごく考えさせられた三日間で大事な時間でした。








今回登ったのは栃木県那須岳



那須岳は五つの主だった山の総称



だから今回の登山は富士山のように一つの頂上を目指すピストンスタイルではなく、いくつもの頂上を目指して登り下りを繰り返す縦走というトレッキングスタイルに近い感じに。




10分毎にころころ変わる天気にはばまれながら、結果的に五つの頂の内、三つは気合いで登頂成功




途中のクサリ場と呼ばれる崖は正直怖さとの闘いだった



でたらめに体を濡らす雨と踏ん張らないと飛ばされる程の強風



かなりの悪天候の中、何度か「死ぬかも」と思った



普通に暮らしてたら味わえない感情



それを越えた頂上でバックホーンの「キズナソング」を聴いたんだ



誰もいない中、涙がはんぱなく出てきた



歩いてきた道を振り返った時に見た、長い長い曲線に感動してしまった




富士山に続き、今回も忘れられない登山だったよ。








なぁ、俺たちにはきっと踏み出すタイミングってやつがどこかでやって来るんだと思う




行くか行かないかは自分次第




俺はここが正念場





あんたにもきっと来る。









もらった詩を紹介しておくね。







-------「男の修業」-------



苦しいこともあるだろう


言いたいこともあるだろう


不満のこともあるだろう


腹のたつこともあるだろう


泣きたいこともあるだろう



これらをじっと


こらえてゆくのが



男の修業である







俺もあんたも気合いだ。