手賀沼湖畔、正確に言うと手賀沼が手賀川となり利根川へ流れ込むが、その南岸の丘に「ロシア正教旧教会」がある。一昨日紹介した「珍しい家」も近い。
明治の初め、ロシアからニコライ神父がやってきて、布教を行い信徒を獲得した。紹介する写真の家は、伝統的な我が国の一般的住居だが、現在は使われていない「旧教会」、現協会は1キロ東にある。なぜこんなところにと疑問がわくが、この地帯は江戸時代から明治の初めまで、銚子でとれる海産物を利根川経由江戸東京へ運ぶ「生街道(なまかいどう)に近い。
ニコライ神父は、東京神田駿河台にあるニコライ堂のニコライ神父である。