若生りえ Jazz Songs & Diary

ジャズ歌手の若生りえがジャズスタンダードソングの歌詞やエピソードについて語る。
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言葉と歌、どちらが先?

2015年04月04日 | ジャンルを越えて ~音楽大好き!!~
みなさぁ~~~ん
こんにちはぁ~~~

雨も上がりましたね~
この分だと夜の皆既月食は見られるかな

重ねてのお知らせになりますが、
今月4月17日(金)神楽坂ザ・グリーで
ハイレゾ公開録音ライブを行います!

あと2週間を切りましたが
会場のみなさまの拍手も一緒に
録音できたらと思っております!
もしお時間ございましたら
週末の金曜日19時からスタートです!
ぜひおこしくださいませ~~~

と、ここまでお知らせでした(笑)


さてさて。
今日はその練習の前に、
部屋をきれいにしてからのスタートになりました。
時々やらないと、本当にいろんなジャンルの楽譜と歌詞で
溺れそうになるので(笑)

その時に音楽学校時代の音楽の歴史の教科書が出てきて
薄いポイント抜粋の冊子だったのですが
ちょっと歴史の前後関係を調べたいときなどに
使っていたものが「あら、こんなとこから・・オホホ」
という感じで出てきまして

久々にパラパラとめくって読んでいたら
第一章の古代『先史時代・言葉と歌』
とありました。

先史時代っていうと、人がまだこのころ
文字を使った証がない時代だと言われています。
いわゆる文書記録がまだ発見されていないそうですが。

それを確実にあらわすこともなかなか難しい時代だそうです。

しかし、そんな中!!
文書ではなく、人の骨からわかったことがありました。

それは、歌と言葉、どちらが先に人間は発したのか?ということ。

どうやって言葉と歌が人類から発声されるようになったのか?
ということについて触れられていました。

まず、筋肉を骨に結びつけるじん帯は骨に痕跡を残すそうで、
そのため、骨を調べるとだいたいどんな風に筋肉がついていたかがわかり、
先史時代の生物も復元できるほどなんですって!

人間がただ単に歌を歌う場合には『肺と声帯』を使うだけで済むのに対して、
言葉を話すためには、この『肺と声帯』に加えて
『舌と口の動作』が伴わなければなりません。

歌よりも言葉はもう少し複雑な動きも必要になることから、
なんと、言葉よりも歌の方が先行していた可能性が高いんですって!

つまり、感情表現として言葉より歌の方が使われていたのだそうな。

さらに、その歴史の差に、びっくり!!

言葉を発するための声の使用はおよそ8万年前に始まっているのに対し、
歌うことは50万年も前に始まっていたと言われているんです。

その時の『歌』というのは今のようなメロディーがしっかりしているもの
などではなく、叫び、とか、鳴き声に類するそうで、
感情表現としての手段だったといえそうです。

これは私の想像だけど、犬の遠吠えとか、それに近いところがあるのでは?

ターザンの映画でもよく子供たちがマネしていたのは

♪アッアアァ~!

と言いながら、植物のツルのようなものにつかまり、
水の上をシュッと飛び越え、
向こう岸へわたるというシーンがありましたが(笑)
その時の『掛声』のようなものだったりしたのかもしれませんね!
それならなんとなく想像つくなぁ。

歴史はロマンだけど、でも50万年前のひとの骨から
『歌のようなものを歌っていた』ことがわかるなんてすごいですよね!

言葉は40万年以上も遅れているんですから。

たまには掃除もいいもんだ、という気持ちも込めたお話でした

今夜は皆既月食!!

楽しみだなぁ~~~!

みなさんも年度末&新年度を乗り越えて初めての週末、
ほっとされていらっしゃるのではないでしょうか???

どうぞリラックスな週末をお過ごしくださいね~~~

ごきげんよ~~~う

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