若生りえ Jazz Songs & Diary

ジャズ歌手の若生りえがジャズスタンダードソングの歌詞やエピソードについて語る。
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原語?or日本語?

2008年10月24日 | ジャンルを越えて ~音楽大好き!!~
みかんさん、『魂をゆさぶる声』へのコメントありがとうございます
タイトル、そのままいただいちゃいました(笑)
喜歌劇「こうもり」序曲では昔ピッコロパートで苦しんだ記憶が

まず、歌う立場で身近なジャズに関して言えば、ライヴハウスなどでは
基本的に原語でないと歌わせてもらえないので、英語です。
ボサノバなんかだとポルトガル語と両方あったりしますが、
その場合は、歌う場所や曲によります。
あと、ジャズの中では抵抗がある人多いと思いますが、
日本語で歌うジャズは訳詞のセンスによりますが、私はいいと思います。
そういう点では何より意味が伝わりやすいですし。

しかし原語オペラなんかは、おっしゃるとおり、ステージを観てたらいいのか、
字幕を見てたらいいのか、ほんとわかりませんっ(笑)

私は興味が沸いたものはジャンル関係なく観るタイプで。笑点も(笑)
日本人が日本語で「メリーウィドー」をやったときもすごく感動したし、
本場の人が原語でオペラをやっても字幕とステージと
「あっち向いてホイ状態」で、でも、衣装や役者の表情などで
「いまこの辺のストーリーかな?」なんて思いながら観て感動しました。

色々な角度からみる良さってあると思います。言葉のことだけを考えると、
日本語、英語、ドイツ、イタリア、フランス、ドイツ、ポルトガル・・・・。
国や言葉の数だけ、音楽もあるはずで、理想ではありますが、
一言一句その国の言葉で理解して聴くことは、なかなか難しいでしょうね。

それに、楽しみはそれだけじゃないはずですし。
観るほうは、その都度、内容を自由に選べばいいと思ってます。
演奏するほうは、喜んでいただくための努力は必要ですが、何にせよ、
ステージというものは出演者だけでは成り立たないので。
衣装や照明、音響、会場、スタッフ・・・そのすべての中で、
たまたま表に立つのが出演者なので。

音楽って「音を楽しむ」って書きますよね?
なので言語の種類や字幕も、これらと同じ、
楽しんでいただくための要素の一つだと思うので、その中から
お客様は何を楽しみたいのかを自由に選んで、
その都度、自分なりの楽しみ方をすればいいのだと思います。

もし字幕が疲れるなら、大体のストーリーをネットや本で
つかんでいけば、それだけでも内容は十分ではないでしょうか?
もちろん!それを機会にイタリア語にはまるもよし!

気心の知れた人や、またその場にいた知らない人たちと、
同じ時間、同じものを共有する楽しみ。
それが、すべての舞台芸術の良さだと思います!

あれ?答えになってるかなぁ(笑)みかんさんありがとうございました

ひまわりさん、ありがとうございます
うれしいお言葉にまた泣けてしまいそう
I wish you loveは特にヴァースから
歌に入るところが好きです

長くなってすみません!みなさん最後まで読んでくださって
ありがとうございました
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1 コメント

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お疲れ様 (みかん)
2008-10-24 18:39:10
丁寧なコメントありがとうございました。
音楽に対して真摯にむかっておられる姿勢を垣間見たようで感動しました。聴きに行きたいのですがパークタワーだとちょっと遠いですね。横浜のシェラトンあたりだと行きやすいのだけどなー。
実は昨日東京でリエさんのCDを購入しようかと思いましたが、まだ出てないようで残念でした。
早く発売をしてほしいと思います。
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