若生りえ Jazz Songs & Diary

ジャズ歌手の若生りえがジャズスタンダードソングの歌詞やエピソードについて語る。
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パヴァロッティの言葉

2015年04月14日 | ジャンルを越えて ~音楽大好き!!~
みなさぁ~~~ん
こんにちは~~~

今日も降ったりやんだりの一日でしょうか。
しつこい雨ですね~

そんな日は目が覚めるような音楽がほしい気分です

と、思って浮かぶのは、パヴァロッティ!

イタリアの太陽みたいな声のパヴァロッティをきけば
きっと気持はイタリアのアマルフィ海岸沿いを
旅してる気分になれる!・・はず

時々休憩で、パッ開いたところを読んでいる本があるのですが。
それがこの本。

『音楽家の名言3』


私はこれしか読んだことはありませんが
シリーズになっていると思います。

モーツァルトやベートーベン、
ラヴェル、フォーレ、ウェーバー、マーラー、
シューマン、ショパンにバルトーク、ブラームスなどの
音楽室の肖像画でもおなじみの世界の偉大な作曲家はもちろん!

日本の滝廉太郎やピアニストの仲道郁代さん、
マリア・カラスにカザルス、
ジャズ界ではデューク・エリントンなどの名言が載っています。

その中でも、大好きなパヴァロッティの言葉も載っていました。

それを読んだときは、
「え!あのパヴァロッティも・・。やはり音楽というものはそういうものか・・・。」
と驚いたものです。
その言葉がこちら。

若い歌手にとって自信は大切だが、
自信過剰にならないことも大切だと思う。
言わせてもらえば、いつも恐れを抱いていることも大事なことなのだ。
~ルチアーノ・パヴァロッティ~

              
いつもあれだけの大勢の聴衆の前で
あたりまえのように堂々と美声を披露していたけれど、
やはり、音楽に関しては完璧主義といわれたパヴァロッティでさえも
時にはちゃんと歌えるだろうか、と思うこともあったのでしょうか。

『恐れ』とはいっても、トニー・ベネットの言葉をかりれば
演奏家の恐れというのは『いいものにしようと最大限、気を遣うこと』だそうだけれど
パヴァロッティクラスの音楽家でさえ、その日の演奏が気に入らないと
平気でブーイングが起きる、と言われている
厳しい耳の持ち主も多いイタリアのオペラ通たちを前に、
堂々と振舞いつつ、自分を奮いたたせ
いつもその時の自分に出来る最高の音楽を
表現していたのではないかなぁ、と思います。

ちょうど新生活が始まった人たち、
仕事に慣れてきたころの人たち、
そして私たちの心にも響きますね!

それではそんなパヴァロッティの大好きなナンバーで
『Torna A Surriento ~帰れソレントへ~』


今日も素敵な一日を!!

ごきげんようっ

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