バイクのレストア

バイクのレストア記録!

GN50E 最後の仕様変更“10インチ仕様”

2022-01-16 | 日記
最後の仕様変更、理由は軽量化と所有車両とのタイヤサイズの統一化。
他に所有しているジェンマ125も、10インチなので、10年以上前に10インチ仕様にしたこともあり、再び10インチ仕様へ。
初期の10インチ仕様は、FM50の上下ステム及び前後ホイールとK50のフォークを流用しての10インチ仕様。

今回の10インチ仕様は、FM50の前後ホイールとTS50のフォークを流用しての10インチ仕様。
上下ステムは、GN50Eを使用し、各部を加工変更し組み上げた。

仕様変更の理由である「タイヤサイズの統一化」により、タイヤの種類や仕様変更の幅が広がり、低コストで遊びの幅が広がった。
もう一つの理由である「軽量化」。
前後ホイール以外での軽量化は、原動機付自転車であるGN50Eでは、削るところがほぼ無い。
そこで、前後ホイールのインチDownすることでの軽量化を進めることにした。
以前の仕様、F17インチ/R14インチ、F21インチ/R14インチ、F21インチ/R12インチと遊んできたが、今回の仕様、「F10インチ/R10インチ」にすることで、5~10㎏程度の軽量化が可能になった。しかも、初期の10インチ仕様より、全長を長くし、また車高を高くしたので直進と峠での安定性も良くなった。
何より、30年以上、色々と遊び、今回の仕様が一番楽しい。
次回は、フルレストア。


ジェンマ125 吸排気系の変更

2021-09-28 | 日記
今回、希少な社外マフラーを入手したので、キャブレターをPLW28に変更し、燃費・レスポンスの向上を期待したいと思う。

社外マフラーはステンレス製で、純正品と比較するとエキパイ部分が太く、サイレンサーまでL字に曲げている作りでサイレンサーが下がり、またストレート構造なので抜けやすいイメージできるデザイン。
何より、サイレンサーの位置が下がっていることで、キャブレターセッティングが容易にできること、そして、ステンレス製なので錆に強いことはメンテナンスが楽になる。

キャブレターの変更
PLW28キャブレターへの変更は、車両購入時のレストア時にインマニを製作し数か月使用していたが、純正マフラーとの相性が悪く、純正キャブレターに戻していた。
今回、社外マフラーの取り付けに合わせ使用することにした。

吸排気系の取り付けに際し、変更した箇所や追加加工したところなどは、以下のとおり。

社外マフラーを車体に合わせると、リアフェンダーの取り付けが不可能となる。
原因は純正マフラーにリアフェンダーステーの役割があったこと。
残念ながら、社外マフラーにはリアフェンダー取り付けステーがない。
リアフェンダーを取り外せば問題はないのだが、キャブレターや燃料コック・燃料ホースなどが、雨水などに濡れること、異物が当たり破損するなどの原因にもなるので、リアフェンダーは残したい。
そこで、ステーを製作し改善した。
PLW28キャブレターの取り付け前にアクセルケーブルの交換。
それと、不要になるチョークケーブルの取り外し。
アクセルケーブルは車両のレストア時に製作していた物を使用。

PLW28の仕様
NJ:4/5 PJ:♯48 MJ: ♯150 燃費:18-25㎞
山間部での試乗なので、街乗りや長距離などのデーターは採れていない。
変更前と比較すると、レスポンスが向上し60㎞→80㎞までの加速が速く一番変わったところ。
何より、一番のお気に入りは!!
エアークリーナーボックスとマフラーの妨げがなくなり、メンテナンスが容易になりツーリング時でも容易にキャブ変更が可能になったこと。

燃費については試乗範囲が限定されていることもあり、データーが取れていないが、今後が楽しみな仕上がりとなった。






ビラーゴ250の仕様変更

2021-07-19 | 日記

GN50E ホイール及びサスペンションの変更

2021-02-18 | 日記

久しぶりに仕様変更をすることにした。
内容はリアホールの変更とそれに伴うサスペンションやサイドスタンドの変更と加工。

≪変更内容≫
リアホール:14インチ→12インチへ
サスペンション:リジット→5段階式サスペンションへ
サイドスタンド:変更後の高さ調整による加工

≪変更作業内容≫
12インチホイールは、スズキRM50のホイールを選定。
タイヤ付きホイール(ドラムブレーキ、シャフト、スポロケ、フロント14インチホイール付き)で、4850円(送料込み)で購入。
リアサスペンションは、以前に使用していたもので、ピッチ300㎜。

先ず、ホイールベアリングの状態を確認する。
RM50はレーサーなので、公道走行はしていない車両。
しかも、オフロード車なのでベアリングの痛みも激しい車両。
バランス台に載せて、ホイールを回転させ状態を確認すると、ガタ付きや汚れもない良い状態だったので、付着している古いグリースを取り除き、滑らかな回転を確認するまで、新しいグリースを付着させ仕上げた。
ホイール本体の掃除が終わり、バルブを交換し空気圧の調整し仕上げた。
次にスポロケット。
14インチホイールでは、46丁のスポロケットを使用していた。
RM50に付いていたのは、42丁のスポロケット。しかも、GN50Eマウンテイングを使用しない、ホイールに直接取り付けるタイプで、取り付けボルト径も異なっていた。
RM50:M10(細目)
GN50E系:M8(細目)
手持ちのスポロケットは31丁から46丁まで各丁数枚あるが、すべてM8(細目)なので、重複するスポロケットの取り付け穴をM10(細目)に拡大する必要があるので、31丁と46丁の2枚を加工した。
ドラムパネルはGN50E系と共通なので、掃除したのちそのまま使用する。
サスペンションは、以前使用していた手持ちのサスペンション(300㎜)を掃除したのちにそのまま使用する。
≪組み上げ≫
車体にサスペンションを取り付け、ホイールを組付け、チェーンラインの確認と調整。
チェーンラインの調整が終わり、サイドスタンドの高さを測り、加工調整し組み付ける。
ここまで仕上がれば、試乗し各部の調整後、サイドボックスを取り付けて完成。

≪試乗結果≫
始動性:気温10℃以下で、チョークを引き1、2発始動。
アイドリング:安定
1速:出足も良く、2ストらしい加速
2速:シフトもスムーズで、加速もありスピードも乗っている
3速:シフトもスムーズで、加速もありスピードも乗っている
4速:シフトもスムーズで、加速もありスピードも乗っている
5速:最高速90㎞前後
以前の仕様と比較すると、直進性の変化は感じないが、加速感は減少した感じだが、山道ではバンク角が得られた感がある。
なにより、フロント17インチ/リア12インチとオフロードタイヤ使用のアンバランスの車両はお気に入りで、山道の走行は楽しい。


ジェンマ125 モールアクセサリーの製作

2021-01-27 | 日記
フロントカバー前後やステップなどを取り外す際、左右のモールを外すことは必須で、取り外すにはステンレス製のコの字型アクセサリーを取り外さないとモールが外せない仕組みで、コの字型アクセサリーは挟み込む仕組みなので、変形しやすく、また高年式のためにプラスチック製のモールが取り外しの際に割れてしまうこともある厄介な部品で、モールのない車両も多い。
純正部品は当然、廃盤。
従って、製作することにした。

≪モールアクセサリーの製作≫
材質は加工のしやすいアルミ板。
取り付け方法は純正品のように挟み込み仕組みではなく、同じコの字型でも、取り外しの際にモールを割ることもなく容易に脱着ができるネジ止め式に変更した。
≪材 料≫
アルミ板(厚み2㎜)/サイズ(㎜):100×80×2枚
※メーターパネル製作時に使用した残り板
ネジ:ステンレス製M6×20×2本
ワッシャー:ステンレス製M6用2枚
ナット:ステンレス製2個(ストッパー付き)

≪製作手順≫
1. 型紙を作成する。
2. アルミ板を寸法に合わせてカットする。
3. 曲げるところをV字に切り込みを入れる。
4. V字に切り込みを入れた部分を曲げる。
5. コの字型になったら、車体に仮組し取り付け穴の確認と記しを付ける。
6. M6ボルトを使用するので、6㎜で穴をあけ、再度車体に仮組し、取り付けや余分な部分を確認する。
※取り付ける所はステップゴムの取り付け穴を利用する。
7. 整形、余分な部分やカット部分を整え、表面に滑り止めの凹凸を付け完成。
画像のとおり、ステップゴムの上から挟み込み、ネジ止めすることで、ステップゴムのズレも防止することが目的である。
製作後、試乗し違和感やステップゴムのズレもなく不具合はない。また取り外しも容易で見た目も気にならないレベル。
しかしアルミ製なので、今後、アルミの劣化が著しい場合に塗装することも考慮したい。