バイクのレストア

バイクのレストア記録!

【6】ビラーゴ250をキャストホイールに!

2017-03-29 | 日記


入手したフレームの状態の確認と補修作業。

確認する内容は、曲がり、ボルト穴、溶接部分のひび割れ、塗装のはげた部分や錆びた箇所。

フレーム全体の曲がりを目視で確認。
そして、もっとも重要な溶接部分のひび割れを確認する。
20箇所以上の溶接部にひび割れや錆びはなかった。

次にネジ穴の補修。
すべてのネジ穴をタップで修正する。
※レストアするにあたり、ネジやボルト及びナットをステンレスに変更する。

最後に剥げた塗装の補修。
小さな塗装剥げに対しても、錆を取りタッチペンで補修しワックス掛けしピカピカに!


【5】ビラーゴ250をキャストホイールに!

2017-03-29 | 日記


スイングアームの加工。

純正スイングアームのチェーン調整口は、純正シャフト径15㎜同じ径なので、左右2㎜、広げる必要があります。
純正スイングアームのチェーンアジャスト入り口内は調整幅があるので、今回、あまり加重の掛からない下側を2㎜削り、17㎜に広げることにします。

使用工具:平形と丸形の棒やすり、ノギス、タッチペン用塗料


《作業手順》

・左右ノギスで測り、マスキングし削る位置を記す

・右側から平形棒やすりで、記した位置まで削る

・左側も右側同様に削る

・左右交互にノギスで測りながら調整する

・チェーンアジャストを入れて、シャフト穴の位置を確認

・削り終えたら、左右の角を丸形棒やすりで整える

・最後に錆び止めにタッチペン用塗料を塗る


以上、1時間程度で終了。

【4】ビラーゴ250をキャストホイールに!

2017-03-22 | 日記



チェーンアジャストの加工。

ビラーゴ250シャフト径15㎜に対し、エストレア250シャフト径17㎜なので、ビラーゴ250のチェーンアジャスト径を17㎜に変更する必要がある。

万力にエストレア250とビラーゴ250のチェーンアジャストを合わせ固定し、電動ドリルである程度まで穴を広げ、丸型棒やすり、仕上げ用布やすり(♯300)、他で仕上げる。
※左右とも、同じ方法。
※仕上げ用布やすりの後、ピカールを使用し磨きこむ。

使用工具:電動ドリル、万力、丸型棒やすり、仕上げ用布やすり(♯300)、他

シャフトも届き、またカラーとチェーンアジャストも仕上がり、スイングアームの加工のみ。

次はフレームとスイングアームの入手。

ビラーゴ250のエンジンは2機所有しているが、フレームなど、大きい部品はないので入手することに。
前期・中期・後期とどれにするか?三択。
部品供給のことを考え、後期のフレームに。

フレーム(書類付)、スイングアーム、他が届いた。


次の作業はスイングアームの加工。

つづく。




【3】ビラーゴ250をキャストホイールに!

2017-03-22 | 日記



リアホイールの左右カラー製作。

簡単な図面を作成し、イメージを高める。
右側の製作
エストレア250のカラーにビラーゴ250の長さに合わせマスキングする。
マスキングした位置までの削り作業。

使用工具:ハンドグラインダー、万力、仕上げ用布やすり(♯300、♯600)、他

マスキングした位置の数㎜上まで、ハンドグラインダーで切り取る。
後は平形棒やすりで整形し、仕上げ用布やすりで仕上げる。
※仕上げ用布やすりの後、ピカールを使用し磨きこむ。
※切り落とした部分も、平形棒やすりで整形し、仕上げ用布やすりで仕上げて保管。何かに使用する場合があるので!

左側の製作
右側と比較すると、切り落とすことは無理なのでひたすら削り作業。
先ず、右側同様にマスキングし、ある程度までハンドグラインダーで削り、平形棒やすりで整形し、仕上げ用布やすりで仕上げる。
※仕上げ用布やすりの後、ピカールを使用し磨きこむ。

左右とも、そのまま取り付けると錆びやすいので透明塗料を塗って終了。




次はフロント側のカラー製作。

つづく。

ジェンマ125 レストア【25】

2017-03-21 | 日記


レストア24回目。

代用品について。

前後ブレーキシューについて、ジェンマ125のブレーキシューは高価な部品。
しかも、底付きしているサスペンションを使用していると、リアブレーキシューの減りは著しい。

そこで、代用品である。
スズキは比較的、代用できる部品が多くありがたい。

代用車種:RG50系、GN50E、マメタン、ミニタン、ランディー50、EPO、バーディー(2スト)これら車種を実際に取り付け試乗して確認している。
※スプリングも代用できる。
※他にも、使用できる車種はあると思う。

ジェンマ125と異なる点は?幅である。
排気量の違いから、ジェンマ125の方が幅広い。
わずかな幅なので気にしなければ何の問題もない。

現在、バーディー50のブレーキシューを前後とも使用している。


つづく。