裁量トレードは何故疲れるか？

裁量トレードをして一日が終わった時、自分でも気づかない程　疲れている人は多いと思います。
何故疲れているのでしょうか？

「トレードは真剣勝負なのだから疲れて当然だ！」と言われるかもしれません。
正解だと思います。全く疲れないトレードはないと私も思います。

しかし、私は今まで、必要以上に疲れたトレードをしていたと思います。
一瞬でも含み損が出ると不安になり、含み益が出始めると含み損にならない間に利確してしまいたくなりますが、もう少し待てば　更に利益が伸びるのでは？と期待もしてしまいます。

不安と期待の連続でトレードをしていました。
それでも良いのかもしれませんが、私は辛かったです。

何故、疲れるのか？を考えた時、これまで何度も書いてきましたが、資金管理が出来ていない事が、私の場合、要因だと思います。

大きな流れを掴んでおけば、少し位含み損が出ても戻る確率は高いです。
損切りをどこでやれば、いいか？　利食いをどこでやればいいか？をいつも考えていると冷静さはなくなります。資金管理が十分出来ていれば、一歩引いて冷静に考えることが、少しはできるようになると思います。
（損切りしないことを薦めているわけではありません。冷静に納得できるポイントで行えばいいという意味です）

「メンタルを鍛えれば強くなる」とよく聞きますが、メンタルなんて鍛えられません。
自分の性格をコントロールできれば、FXなんてしなくても別の収入で食べていけます。

気持ちに余裕を持つことが出来れば、メンタルを鍛える必要はないと私は思います。
そのためにも資金管理は最重要であると考えます。

自己資金ぎりぎりのロットで裁量トレードされている方は、ロット数を落として気持ちに余裕を持たれることをお勧めします。