たとえばある瞬間
ぼんやりしてらいたらば
さらさらさら
ぱらぱらぱら
と
なにやら
なんらかなる電波が
ながれだした
かのように
近いうちに
いやおうにでも
まんざらでもなきさなかでか
りとりーとするらしい
うそのようなほんとのような
よびかけ
よびだし
こえかけ
が
あるらしい
かなり
グタイテキなりしながれを
つたえられし
が
ただ
ただ
ぼーぜんながらに
スットンキョウじみたながれに
ただ
ただ
そうなるんだな、、と
ほんとひとごとじみたかんじで
うなずくだけしかなかった
かのように
すべては
いつしか
そうなることをみこんだ、ていが
あせりを期しただけな
フライングじみた
予行、かのように
あせらずして
いずれそうなりゆくから、、
かのように
を
あんじし
まえぶれか
予告か
予兆か
お知らせか
よげんめいた
かんじで
ほんらいは
逆にか
どしんと
そうとなりゆくんだから、と
慌てなくなりて
さわがなくなりやすく
なりゆく
そう、と、なりゆく
てい……でした
かのように
また
ある瞬間では
はじめて
観たはずのそのひとは
ただ
だれもいなきそのさなかで
ただ
ひとりで
ひそやかにしずやかに
ほほえんでいた
だけ、、だったのに
そのなんともいえなき
幸せそうな
ただらぬふんいきに
引き寄せられ
こちらまでが
しんなりやわらかくなり
こえをかけてしまってた
なんらかを
かたりし
そのひとみと、ひとみとの
あいだに
なんらかなるエネルギーが
ひきおこされ
わきだち
化学反応をおこしたのか
なにかをかたりし、か、それよりかは
ひとみから
みえなきなんらが
はなたれし
瞬間とりはだがわきたつ
かのように
瞬間ひとみさえ、わずかながら、に、ぬれていたかのように
なんらかなる
源をみえなき肌に
自身たるを
かんじしゆく
瞬間だった
かのように
また
ある瞬間では
みえなきボタン同志を
あわせても
あいかたは、ひとつしかなきあられし
どれでもいいようで
どれでもは、なき
かのような
その瞬間目の前にあり
パチッと、はまる
みえなきエネルギーから
対面した相方は
どこらかではすでに
きまっていし
かのように
ひとつひとつはずれたと
おもいこんでた
合わせボタンを
パチッパチッと
ひとつひとつあわせてゆく
あらゆるひとつへと
もどしゆくかのように
そして、その
みえなき
ボタンは
はずされようが
とめられようが
つねに
ひとつのみえなき合わせボタンには
かわりはなし
かのように
そして、それにて
とけゆきてか
さらなる
ひとつへと
かえりゆきて
そんなたとえさえ
いつしか
きえゆきゆかれし
かのように
すべては
なんにもなきところから
あらわれし
いづらえし
かのように
はじめは
なんにもなかった
たぶん
いまこの瞬間にでも
たぶん
あると
みえるように
みえている
だけな、、
そんなかんじなだけ
でした
かのように
そんな
さなかでも
あられましょうか……