暑中お見舞い

ずいぶん昔のことのように思えますが、＆、そんなことをしていたのが詐欺のような気さえしますが、その昔わたしはアルバイトで塾の講師をしていました。教えていたのは中学生。科目は主に英語だったけど、国語やったり、数学やったり、社会科やったりもしました。英語や国語はともかく、数学や社会科にいたっては教えていたというより、一緒に考えていたというありさまでしたけれども。


その塾の生徒で、直接の担当をしたわけではなかったのですが、当時中学2年生だったデイルちゃんが、今でも毎年、年賀状を必ずくれます。お手製のプリントに、手書きのメッセージです。たくさんの色のペンを使ったすごくかわいい年賀状です。でも、すっかり筆不精になってしまったわたしは、お返事を出すのがいつもすごく遅れます。2月になっていたりします。それでも、次の年にはやっぱりデイルちゃんからの年賀状が届きます。本当にとてもうれしいです。


いつも「お返事」をするばかりで、わたしからお便りを出すことがないのが、ずっとずっと引っかかっていました。かといって、わたしが年賀状を出した年に、デイルちゃんはもうわたしから卒業してしまっていたら、なんていうか申し訳ないような気がして、やはり「お返事」で済ませてしまうのです。



いやしかし、やっぱりわたしはデイルちゃんに自分からお便りを出したいです。



というわけで、いいこと思いついちゃったんです。「暑中お見舞い」。今まで思いつかなかったのが不思議ですが。今年はデイルちゃんに暑中お見舞いを書こうと思います。お手製のプリントはやったことないし、よくわからないので、できるだけかわいい絵葉書を選んでこようと思います。



るん♪