私たちが住むこの地球上には、約78億人余りの人間が生存するという。
78億人それぞれが、それぞれの人生を謳歌し、あるいは悩み、苦しみ、ある者は今日食べることにも困難をきたしながら、この地球上で生活している。
地球上に存在する膨大な数の生物の中で、人間が特別な存在となり得る原因は何なのだろうか。
類人猿と人間の遺伝子の違いは全遺伝子の中の1%だという。
この1%の違いは何なんだろうか。
人間は、自らの未来を想像し、過去の自らの行動を悔やみ反省し、今をどう生きるかを思い巡らす。
自らとその周りの世界とを意識しながら、思索をする。
人間はどこからきて、どこへ行き着くのか、思考が生み出す世界観を、哲学、宗教、精神科学、スピリチャル、等として構成し作り出してきた。
おそらく1%の違いの中に人間としての進化のプログラムも組み込まれているのだろう。
[意識]が脳の中で生まれるのか、どのように発生するのか、そのメカニズムはまだよく分からないらしい。
人間、その他の動物、植物、微生物、等は意識を持っている。
その他、自然界に存在する全ての物質にも、それぞれに意識は存在するのだろうか。
人間もその他の動植物も、自然界すべての物質も同じ様な分子、同じような原子、同じような素粒子からできている。
そうならば、自然界すべてのものにも意識は存在しているのではないか。