里山コスモスブログ

クロガネモチ 赤い実



花は葉腋から出た1本の軸の先に散形花序につく 花弁、仮雄蕊は5~8


上:雄花 下:花期の終わりごろ(この個体は何故か花弁・雄蕊が3~4)


1本の軸の先に果柄を持つ果実が5,6個つく



クロガネモチ (モチノキ科 モチノキ属 学名Ilex rotunda 常緑高木 雌雄別株 花期6月 果期11~12月頃) 新枝や葉柄が紫色を帯びる。葉は互生、葉身は卵形~楕円形で先端は鈍く尖る。縁は全縁で、表側に折れ舟状となる。雌雄異株で各々単性花をつける。雌株は本年枝の葉腋から出た1本の花序軸の先から散形状に花柄を出して花をつける。花弁5~8、扁平な柱頭が子房につく、仮雄蕊5~8を観察。雄株の植栽は珍しい。雄花は雄蕊が目立ち子房・雌蕊が退化。果実は葉腋から出た1本の軸の先から果柄が散形状に出るので、他種との見分けの参考にする。晩秋に赤く熟す。果実は核果で外果皮(赤い皮)、中果皮(果肉)の内側に茶褐色の三日月形の核が5個ほどある。赤く熟す果実が美しく、庭木や公園などによく植栽される。
属名Ilex  西洋ヒイラギ(モチノキ科)のラテン古語からくる。
種小名rotunda  rotunda 円形 rotundatus 円形の、丸い  (どの部分を形容するのか分からない)


ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「8 樹木 花と葉と果実」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
2024年
2021年
人気記事