里山コスモスブログ

ジャノメエリカ(蛇の目エリカ) 冬咲く低木





上:雪化粧のジャノメエリカ



上:ジャノメエリカ   下:同属多種(紅花、白花)

ジャノメエリカ (蛇の眼エリカ ツツジ科 エリカ属  学名Erica canaliculata  常緑低木 花期冬~春 原産地:南アフリカ 別名黒蕊エリカ 英名総称heath,heather) 葉は長さ1cmほどの線形、花は小さな釣鐘状で花冠の先端が4裂。花の色は淡紅色から濃紅色で、花冠から雌蕊が長く突出し、花柱を暗紫色の葯が取り巻く。和名は葯が黒紫色で、釣鐘状の花の真中に黒い目玉模様になって見えることに由来する。
属名Erica  ラテン語ericeあるいはギリシャ語orに由来か。英語heath(ヒース)はイギリスの荒地の意味があり、この荒地に生育するツツジ科の低木植物の総称。heath =ラテン語erice(erike)=ギリシャ語 
エリカ属の低木には昔からハーブとして利用されているものがあり、泌尿器や腎臓結石の予防・改善に効能があるとされている。
種小名canaliculata 溝のある (幹に溝があり、裂けるという意味か。枝を掻き分けて観察する必要がありそうだ)
なお、エリカ属には多種あり、エリカ・メランテラ(Erica melanthera) もその一種でジャノメエリカとは別種のようである。


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