ツリバナ (ニシキギ科 ニシキギ属 落葉低木 花期5,6月 果期9,10月) 葉は対生、葉身は卵形で縁に細鋸歯。枝先の葉腋に集散花序を形成し、長い花柄の小花をつける。花は淡緑に薄紅を帯びる。萼5、花弁5、雄蕊5、柱頭1。果実(さく果)は球形で5つの縫目が見られる。秋に赤く熟すと5裂し、朱色の仮種皮に包まれた種子が露出する。
同属のニシキギは萼・花弁各4、雄蕊4 「ニシキギ(錦木) 花(&熟果・翼)」5.05
さく果:複数の心皮から子房が形成された果実で、熟すと心皮の縫線に沿って縦に裂開し種子が露出する。
集散花序:ツリバナの花序を見ると、葉腋から主軸が伸び、側枝が分岐しているが、主軸の頂部にも側枝の頂部にも花がついている。花からすれば主軸、側枝に関係なくすべて花柄ということになる。総状花序は主軸の頂部に花がつかず、側枝の頂部に花がつく。主軸には花がつかないから花柄ではない。側枝は頂部の花からすれば花柄ということになる。(私の理解-これでいいのかどうか)。
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