ケヤキ (ニレ科ケヤキ属 落葉高木 雌雄同株 花期4月 果期10月頃) 枝が幹から放射状に伸びて箒(ほうき)を逆さに立てたような独特の“けやけき”樹形になる。大木の樹皮は鱗片状に剥がれ斑模様になっている。枝は側芽のところでジグザグになって伸びる。葉は互生、葉身は卵形で先が細く尖り、葉幅や大きさに変異が大きい。ケヤキの鋸歯は特徴的で、大きく丸味のある山型の鋸歯の中心より少し葉先側が葉先に向かって鋭く尖る。葉と花はほぼ同時に展開し、本年枝の上部葉腋に雌花、下部葉腋に雄花序がつく。雄花には雄蕊が4、5本、雌花は柱頭が2裂。葉は秋に黄紅葉する。果実は枝先の葉腋につき、その形を私はひよこに見立てた。
垂乳女(たらちね)の けやきの鋸歯は 曲がり尖って 葉先に向かう 童子
「ケヤキ 新緑の大木&まことに小さな花2011-05-03 」
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