長い筒状の蕾 萼状片が後方に長く反り返っている
ハクチョウソウ (白蝶草 アカバナ科 Gauraガウラ/ヤマモモソウ属 学名Gaura lindheimeri 花期初夏~秋 原産地:北米中南部・メキシコ) 和名は花が白い蝶の舞う姿に似ることに由来する。明治に入って伝わり栽培され、逸出して野生化しているものも見かける。葉は狭披針形で縁に粗鋸歯、長い花茎から花序を出し多くの白い花を総状につけ、下から順次咲き上がる。花弁4でその下に萼状片が長く反り返っている。雄蕊8、雌蕊1、花糸と花柱が非常に長く、柱頭は4裂。
属名Gaura gauros(ギリシャ語 豪華・華美な)からきた言葉とあるがうまくヒットせず。
(はアンチョビ/カタクチイワシと出た。ゴージャスという言葉があるが)
種小名lindheimeri ドイツ生まれのFerdinand Lindheimer(1801~1879年)に因む。フランクフルトに生まれ、後米国にわたりテキサスの植物学の父と呼ばれた。