下:雄花序の拡大-花粉放出目前
ヤシャブシ (カバノキ科 ハンノキ属 落葉小高木 雌雄異株 花期3,4月) 丘陵で見かける。幹の樹皮は灰褐色で不規則に剥がれる。葉は互生、葉身は狭卵形で縁に細重鋸歯、先が尖る。枝先部に雄花序が数個、その下に雌花序がつき、葉の展開前に開花する。オオバヤシャブシは枝先から新葉、雌花、雄花序の順、つまりヤシャブシと違って雄花序の上に雌花がつく。又、ハンノキが花序軸(柄)に雄花序がつくのに対し、ヤシャブシ、オオバヤシャブシは無柄。
「オオバヤシャブシ(大葉夜叉五倍子) 雌花と雄花2012-03-25 」