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タイサンボク(泰山木) 雌性期~雄性期の花観察

2012-06-24 18:44:38 | 樹木 花と葉と果実

















タイサンボク (泰山木 モクレン科 モクレン属 常緑高木 花期6月 果期10,11月 原産地北米南部 学名Magnolia grandiflora) 葉は互生し枝先に集まる。葉身は狭長楕円形で厚く堅い皮質、縁は全縁、表面は濃緑色で光沢があり、裏面は褐色の毛が密生し錆色。花は朴の木の花に似た大盃(花径20cmほど)の白花で甘い芳香がする。花被は同形大9片。長い棒状の花托(花軸)の上部に多数の雌蕊群が螺旋状につき、下部に多数の雄蕊群がつく。雌性先熟で、開花間もない雌性期には、雄蕊は互いが固く密着している。やがて雄蕊間の隙間が空いて花粉を分泌するようになる。役目を終えた雄蕊はザラザラと崩落していく。開花から雄蕊が崩落するまで数日の短命であるが、次々と蕾が開花する。花はやや斜め上に傾いて咲く傾向が見られ、上側についた花弁が花軸を覆うように垂れている花を散見する。梅雨時を花期とする本種の巧妙な仕組みであろうか。但し原産地の気候は知らず。果実は袋果が集まった集合果。成熟すると袋が裂開し赤い仮種皮に包まれた種子が現れる。種子は白い糸状の珠柄(種糸)で袋と繋がっている。冬芽(花芽)は枝先につき、紡錘形で丸味を帯び淡茶褐色の毛が密生した芽麟に包まれる。葉芽は細長く滑らかなビロード状をしている。
属名Magnolia フランスのMontpellierの王立植物園ディレクター(理事or取締役)兼植物学教授のPierre Magnol(1738~1815)に因む。
種小名grandiflora  gland-flora大きな-花の意  floraはローマ神話の花と春の女神  ラテン語で花はflos,floris,florida。

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