里山コスモスブログ

ハナズオウ(花蘇芳)




上に翼弁2、中央に旗弁1、下に蕊が収まった竜骨弁。雄蕊10、雌蕊1



ハナズオウ (花蘇芳 マメ科 ハナズオウ属 学名Cercis chinensis 落葉低木 花期4月 原産地中国) 和名は花色が蘇芳染めの蘇芳色(すおう色=暗赤色)に似ることに由来する(辞典)。葉は互生、長い葉柄を持ち、葉身は基部が心形のハート形、葉先は凸出。冬芽(花芽)は枝に頭状に塊ってつき葉芽より先に展開する。花芽が綻びると長い花柄を散形状に伸ばし多くの花が塊って咲く。花は紅色の蝶形花で翼弁2、旗弁1、竜骨弁1があり、旗弁基部に蜜標が見られる。雄蕊10、雌蕊1。白花品種もある。果実は豆果で莢の中に種子が入っている。
属名Cercis ハナズオウ属の一種の古代名からくるとある。
種小名
chinensis 中国の
スオウはインド、マレー原産のマメ科ジャケツイバラ属の樹木で、花は黄色、その心材や莢から蘇芳色の染料が採れるとある。


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