里山コスモスブログ

イイギリ 沢山の果実が赤く熟れて垂れ下がる




花弁がなく5~6片の萼がある 上:雄花  下:雌花


上:雌花 萼5~6片 雌蕊は5~6個








イイギリ  (飯桐 イイギリ科 <APGヤナギ科> イイギリ属 学名Idesia polycarpa  落葉高木 雌雄異株 花期5月 果期10月~12月 別名ナンテンギリ) 和名は葉が桐に似て大きく、葉に飯を盛ったことに由来するという。葉は互生するが、短枝に集まってつき、大型で丸味があり基部は心形で、アカメガシワの葉に似る。葉柄は長く赤みを帯びる。短枝の葉液から総状花序を下垂させ小花を多数つける。花には花弁がなく5~6片の淡黄緑色の萼がある。雄株の雄花は多数の雄蕊が目立ち、雌株の雌花は大きな子房に長い花柱が5~6個つく。底部に仮雄蕊が環状に並ぶ。果実(液果)はおよそ1cmほどの球形で房状になって下垂する。秋に赤橙色に熟し、落葉後も長く枝に残りよく目立つ。果肉は特異な臭いがする。小さな種子が多数果肉に埋まっている。
属名Idesia オランダの植物収集家E.Ysbrant.Ides
種小名 polycarpa   ギリシャ語  poly-karpos 沢山の果実


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