山行っちょった記

四国内、主に高知県内の山歩き、山野草などの記録です。

ハネズル山(1282m)

2007-09-12 21:17:05 | その他の山
ハネズル山、今年の春に行った山ですがまだ紹介してなかったので
今回アップすることとしました。

高知市内からハネズル山へ行こうと思えばやはり旧大川村の東三森山と大座礼山の間の
抜ける県道伊予三島線を通るのが一番だと思います。
メンバーはお馴染みのJ氏と私の2人。ところで
山には単独行より安全面、楽しさでいっても大人数で行った方が良いと思いますが
やっぱりそれでも5人くらいまでかな?とも私は思います。
しかし写真撮影目的とくれば 単独行に限りますけどね。
今回は気の知れたJ氏と2人、適当に写真は撮れるし、私にとって「ぼっちり」 ですかな。 


ミラーの左の石段を登って行きます(J氏撮影写真)

登山口(標高約470m)は法皇湖のほとりにある「てらの水のやかた」の前にバス停「寺野」と
古い家屋との間に石段がありましてそこから登り始めました。
車は「てらの水のやかた」に駐車させてもらったのですが、出発時には気が付かないとんだ
落とし穴がありました。それは最後にお話します。
それほどキツクない稜線への道を歩く、周りは残念ながら植林ですが割と整備された道です。
標高750mほどの所にちょうど良い休憩ポイントがある。腰を掛けるのに良い石が数箇所
ころがっている所で木々の間から屋島のように豊受山が見える。 
私たちは休憩し呼吸を整え、明確な稜線道を歩く。 もっと雑木が多ければと残念に思う。


テープが目立つショートカット道の取り付き(J氏撮影写真)

次第に道は稜線をはずし北東面を歩いて行くが途中で枯れ枝で「通せんぼ」をしてある所に
出会う。左手を見ればこれでもかと赤、ピンクテープが多数木々に巻かれている。
そうか、こっちへ行くのかの判断をするのだがその時GPSを見てみると
点線登山道を外れる方向へと赤テープは導いている。 ひょっとしてショートカット道?
そんな予感がし、私たちは赤テープに導かれるままキツイ道を登って行く。
30分ほど滑りやすいキツイ道を登ると突然明らかに古くからの登山道に出た、
その道は左右に続いていたが下りの右はここも枝で通せんぼ。
やはりショートカット道を歩いてきたのだった。
(このショートカット道は某出版社の登山ガイド「愛媛県の山」にも記載されていない。)

ハネズル山の頂上は1299m地点ではないかと思うが実際三角点がある場所は1282mの場所に
ある。すこし低い場所だが、こんなことはよくある事らしい。
頂上へは少し廻り込むように登る。1299m頂上から戻るように歩くと三角点に着く。
しかし残念ながら三角点の場所でも1299m地点からでもあまり眺望は得られない。
木々の間からちらほら周りの山々が見えるだけである。
私たちは少ない眺望を楽しんだ後下山とした。


三角点


稜線から豊受山(らしい)が木々の間から見える

最初にお話した「落とし穴」!
それは「てらの水のやかた」は朝10時~16時までの営業でその間しか駐車場が開いて
なくアコーディオン門扉でみごと閉じられてしまうのです。
私たちは朝9時過ぎころ着いたのだがたまたま開いていたのであって、下山して私たちが
車に戻ってきたのが15時57分くらい。 間一髪だったのです。
下山して車に近寄って行くと店の人がきて 「ハネズルへ行ってらしたんですか?
4時までに帰ってこなかったらどうしようかと思ってました。」とのことでした。


私たちがたどったルート図




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