九州の絶滅食堂へ行こう 

(株)マインドシェア地域活性スタッフ兼九州プロレスレフェリーの私が九州各地で出会った絶滅食堂を紹介します。

安心院 de 農泊

2007年02月12日 18時56分03秒 | Weblog
仙台の名僧からお叱りをうけ、ブログ再開いたします。

この土日、ついに大分県安心院(あじむ)で農家民泊を体験してきましたよ~。

近年、第一次産業の衰退や後継者不足の問題をかかえる農山漁村において
新しい観光⇒都市圏住民との交流として「グリーンツーリズム」の取り組みが各地で見られるようになりました。そんななか安心院では「農家民泊」という形で新しい経済効果を創出しており、グリーンツーリズムの街として全国的に有名なのです。

 農家民泊とは簡単に言うと、地元の農家さんに泊まって、食事や体験を一緒になって楽しむことです。田舎のホームステイもしくは親戚の家に遊びに行った感覚ですかね。この日は川底という集落にある松木さんのお宅に泊まり、夕食では自宅で取れた野菜を使ったお料理をいただきました。料理もおもてなしのハレの日ご馳走ではなく、日常当たり前に食べている料理というところがミソなんです。奥さん曰く「無理をしたら、農泊なんてできんですよ。」農泊に来たお客さんも求めているのは、こういった農村の日常なんですよね。
その後、ご主人と酒を酌み交わしながら、取り留めのない話で深夜まで盛り上がったんですね~。確か寝たのが3時前くらいやったかな。「あたしはアル中ですけん、眠とうなったら寝てくださいっち。」と松木さん。
お会いしたときから何だか顔が赤かったですが、まぁもともと赤ら顔ということでよろしいですよね。

ちなみに翌朝、松木さんは朝6時からつなぎを着て牛の出荷の準備をされてました。恐れ入りました。
そんな松木さん宅、修学旅行の受け入れを含めて年間500名の方が宿泊されちょります!!