魚沼コシヒカリの独り言

 新潟県魚沼市(旧広神・広瀬)雁坂下で魚沼コシヒカリとアスパラガスを栽培しています。その日々の感想を取り上げます!

厳しい寒さが続きます!

2015年04月11日 | 日記

 4月になってもなかなか暖かくなりません!雪の融雪が遅いです。

田に融雪のため水路から水を入れる為、雪をシャベルで掘り上げ水口を開けます。

3月は、圃場NO.1と2と7をあけ、4月になってNO.3・4・5・6開けました。

 アスパアラ畑では、無肥料・無農薬の育苗床土(1袋20kg)を10袋背負って

手で散布しました

  9日はJA北魚沼直売所『百菜花ん~』の総会と懇親会ありました。ここに

アスパラガスとニンニクを出荷しています。私の担当ですので総会と懇親会に1年生

として参加してきました。

  成績優秀者10名の表彰式がありました。この方が売上高・品数・出荷量などで

トップです。本当に素晴らしいですね!受賞のあいさつで『認知症防止を兼ねて、

夫と共にこれからも頑張ります』・・・・・凄いパワーですね!

 

 10日には、新潟県特別栽培農産物生産登録の看板を畑に設置しました。収穫

3週間前に管理状況報告書を提出しなけりばならない決まりですので残雪があ

る中でも実施しました。5月1日から収穫を予定ですので13日(月)に提出する

予定です。書類の作成と看板の写真撮影、そして、確認責任者との打ち合わせなど

11日(土)12日(日)は忙しいです。

 収穫には早いようですが、雪は融け始めると早いのでアスパラの書類の準備を

ピード感を持って行動しています。

 11日は、JA広瀬農機車両センターの春の売り出しです。近くの人がセンター長

で、農作業の安全講習の計画を知るために見学してきました。寒い中豚汁を御馳走

になり卵とポップコーンを頂いてきました。

 安全講習会は、4月22日(水)午後1時30分     広瀬支店2階会議室


四寒三温の雪がちらちら

2015年03月25日 | 日記

 23日から寒気が帰つて来て25日も寒さと雪です。寒さも彼岸までと言われ

三寒四温を繰り返し春に向かうと言われてきています。

 地球温暖化の影響か、四寒・五寒と一温の感じで寒さが続きます。雪も融け始め

るとまた寒気と雪が降りなかなか春が近づいてきません。

 そんな中24日(火)午前中アスパラガス新潟県認証の生産登録の研修を受けて

きました。今年から、栽培確認責任者が変わりました。そまでは(平成23年から

26年申請)JAの営農関係の職員にお願いしていました。この職員からJA北魚沼

初めてのJAS有機認証培土をメーカーと協議して試験製造と試験栽培用に確保

て頂き『アスパラの無農薬・無化学肥料栽培を育苗』からできるようになりました。

 ガク・グリーンファーム広瀬の畑の苗の育苗は基本的にはこの有機培土のを使

用しています。アスパラ以外は私のパートナーが担当ですが、畑では、農薬不使

用、化学肥料不使用の栽培を実施しています。

 アスパラの成熟した根をモグラとネズミで大きな被害があり。なかなか思うように

収穫が上がらず売り上げも伸びずお担当者に礼が出来なく申し訳けなく・・・・・

 収穫したアスパラ・・グリーンと紫の二種類をJA『うおぬま百菜花ん~』と『広瀬

ァーマーズ』にて販売しています。有機栽培での味の評判は良いようです。露地

栽培ですので、5月から9月末までの収穫と販売になります。お待ちください。

  桑原さん、四年間ありがとうございました。

 今度の栽培確認者は、私と8割減・減認証の特栽の米つくり実施者、JGAP認証、

エコファーマーに認定されている石田 徳重さんです。近くの人ですので圃場もよく

わかり連絡・面会もすぐできます。石田さんも野菜栽培をしていますので情報の交

換も日常的にしています。

 アスパラガス新潟県認証五年目になります。販売にあたって記念品のサービスも

考えているところです。

  尚、お米とともにアスパラも魚沼市のブランド推薦を受けています。

     


北魚沼環境にやさしい農業を進めよう!

2015年03月18日 | 日記

 平成27年度環境保全型農業直接支払交付金第2回事務説明会に出席

   3月16日18時30分 広神コミュニテイーセンターにて

  制度の特徴

① 平成27年度から『農業の有する多面的機能の発揮の促進に関する法律』に基づく

   安定した制度として実施

② 支援対象が農業者グループ等となること、地域における環境保全型農業の取り組

  みを広げる共同活動を行うこと

 対象者および事業の要件

① 作物は、販売目的に生産すること

② エコファーマー認定を受けていること

③農業環境規範に基づく点検を行うこと

④ グループとして環境保全型農業の取り組みを広げる活動の実施

 私は、面積が小さい北魚沼の農業が生き抜いていけるには、販売農家はエコファー

マーの認定を受け、環境保全型農業を実施し、消費者に理解される情報公開と交流を

積極的にあらゆるチャンネルを通して実行していく以外に無いのではないかと考えて

来ています!

 日本は、農薬の使用が国際的に見ても多いと言われています。また有機農業をはじ

め環境保全型農業の普及が少ない国とも言われています。

 この『環直交付金』を活用して取り組む農業者と栽培面積を増やしていきたいもので

す。そして再生産が可能な販売が広がっていくことを願っています。

  (仮称)『北魚沼環境にやさしい農業をすすめる会を立ち上げ地域の農業者に取り組

みと参加を呼び掛けて行くことになりました。

  総会への提案 会の名称、役員 規約などを審議して閉会しました。


魚沼市認定農業者に!

2015年03月16日 | 日記

    3月13日の通知で、魚沼市認定農業者認定証が郵送で届きました。

          覚  張  健     (ガク・グリーンファーム広瀬代表)

       認定番号: 第26-66号 認定日: 平成27年3月12日

       認定の有効期間: 平成32年3月11日

 当農園の農業戦略に基づき、代表とともに環境にやさしい農業、消費者に愛される

安全・安心・良食味のお米と野菜を栽培します。後継者が育つ再生産のできるように

販売にも努力していきます。(栽培管理者 覚張 義博)

 15日(日) 晴天でしたので代表者に除雪機を運転してもらい、水路水口へ道の

除雪をしました。まだ2メートルの雪の中ですので、シャベルでこれから少しづつ

水口をあけていきます。

 かねて求めていた『アキアカネと農薬の関係』の論文が、広神図書館を通じて、

国会図書館コピーセンターから届きました。

   『アキアカネに何が起こったのか:育苗箱施用浸透性殺虫剤のインパクト』

共著    石川県立大学生物資源環境学部 上田哲行

       宮城大学食産業学部        神宮字 寛

  早速、関心を持っている近くの農業者にコピーを渡しました。

 私は、広神図書館を通じて様々の論文・資料を取得しています。皆さんも図書館

を大いに利用しましょう!

 


米発送の準備

2015年03月15日 | 日記

 14日と今日は、定例の米発送の準備・・・・・三番目の孫娘が16日から修学旅行

京都・奈良方面、土曜日のお昼にお小遣いをくださいと来ました。土曜・日曜は銀

行が休み、年寄りはカードを持っていないから早く予約しないとだめだよと教えておきま

した。父・母、大じい・ばあから、われわれ爺・婆からお小遣いをもらい、守門の爺・婆の

ところへも・・・・行くとこがあっていいね!と私ら真ん中の爺婆は笑つています。

 米発送に合わしてパートナーの実家沖縄今帰仁村の義弟姉妹に魚沼のお米を送り

ます。甥・姪は新潟の白いごはん美味しい美味しいともぐもぐ噛んでいっぱい食べ

ます。

 東京金沢の新幹線が開通、上越新幹線の本数が少なくなつた感じがあります・・・・

人と経済の流れの変化が新潟・魚沼に及ぼす影響は大きいと思われます。

 このような事態において、人口減と高齢化率が進む成熟した社会に魚沼の農家は

どうしたら生業を楽しく継続していけるのかもう一度複眼・広角眼で見極める必要

があると思います。

 その上 TPP 米国のアグリビジネスの”怪物”による侵略と収奪 が進行しようとし

ている。また、福島原発の放射能拡散事故の解決の一歩さい踏み出せない中で再

稼働を進める政府自民・公明・・・・・これらのことをしっかり学ばなければ…

 この間3月2日新潟テレサで新潟県JAの集会がありその基調講演 の講師

東京大学大学院農学国際専攻教授 鈴木 宣弘さんの書籍『食の戦争ー

米国の罠に落ちる日本』を学んでいます。「今だけ、金だけ、自分だけ」(池田

整治氏)のフレーズから始まるTPP交渉と内容批判・・・・・

 早稲田大学出版部福島民報社編集局『福島と原発ー誘致から大震災への50年』

(第1巻)『同書ー放射能との闘い+1000日の記憶』(第2巻)『同書ー原発事故関

連死』(第3巻)を学んでいます。