unimogroove の音楽中毒生活(06/07年版)

毎日音楽。趣味でも仕事でも色々な音楽を浴びるように聴いてます。時には好きな映画やマンガのお話も。そして日々のつれづれを。

2007/01/30(TUE)

2007年01月30日 | Weblog
●ぜんそく生活改善せず。病院では「全然よくなってませんね」と。気管支の細いトコロまで炎症が進んでうまく呼吸が出来てない。血中の酸素濃度が低下してて心拍数も上がってる。しゃべると咳が止まらない。すでに一週間会社を休んでいるのに、もう一週間自宅療養をしろと。いい加減ホントにマズいぞ。イライラだけが募る。またまた新しいクスリが登場。一体どうなっちゃうのか?

●コドモ達はDVDの「ダンボ」に夢中。耳が大きすぎると周囲からイジメられるダンボは母親からも引き離される不幸な子ゾウ。「だんぼ、かわいそうねえ」「だんぼ、あかちゃんなのに、ままにもあえないのよ」娘ヒヨコが珍しく強く反応。何回も繰り返し観せろとせがむ。「だんぼ、かわいそうだから、ひよこがついててあげるの」ボクが気になるのはピンクのゾウが大挙して踊るシーン。スゴくサイケデリック。ていうかディズニーは本質的に全部サイケ。コドモたちはなぜかそのシーンでいつも大爆笑する。

●昔買ったままで見もせずに放っといてた中古ビデオを、ここぞとばかりダラダラと観る。なんでこんなモンがあるんだ?というビデオもあってビックリ。

●ガイ・リッチー監督の映画「スナッチ」。86カラットのデカいダイヤを巡って悪党たちがすったもんだ。裏ボクシングのプロモーター、ユダヤ人かぶれ、KGBくずれ、ノミ屋、殺し屋、へんな連中が大勢登場。ブラッド・ピットが演じる「パイキー」って何だ? キャンプ場で暮らす訛りのキツい奴ら。実はアイルランド系のロマの一派らしい。

●映画「最後の恋の始め方」。ウィル・スミス主演のラブコメディ。主人公はフリーの恋愛コンサルタント、モテない男に恋愛指南をする。そんな男が新聞記者の女性と知り合って、自分の恋愛に苦戦…? ウィル・スミスっていい人だな、この前「めざましテレビ」に生出演してフリースタイルでラップしてた。細木数子の番組でも愛想良くしてた。サービス精神旺盛。

●映画「フライトプラン」。主演はジョディ・フォスター。400人乗りの最新鋭旅客機、その中で少女が忽然と姿を消す。密室であるはずの飛行機の中で何が起きたのか?しかも少女の搭乗記録すら残っていないという。圧倒的に不利な立場で母親の必死の捜索が始まる。

●久しぶりにストレートなモダンジャズを聴きました。
●THE ART FARMER QUARTET「TO SWEDEN WITH LOVE」1964年。この ART FARMER という人は、トランペットよりもちょっと大きい金管楽器フリューゲルホーンでジャズをする人。その響きはトランペットよりも丸く柔らかい。この盤ではスウェーデンのトラッド曲を優しくゆったりと演奏。JIM HALL という人のギターもかなりいい味を出してる。

●THE ART FARMER QUARTET「SING ME SOFTLY OF THE BLUES」1965年。この盤ではカルテットの布陣をギターからピアノに転換。きらめくピアノとともに疾走感ある演奏を展開。

●ROLAND KIRK「THE INFLATED TEAR」1968年。ジャケに迫力、二本のサックスをくわえるサングラスの男。ROLAND KIRK は盲目のサックスプレイヤー、本当に何本もの楽器を同時に吹き鳴らしていた奇人変人として有名らしい。フルートを可愛らしく演奏する曲もあれば、ノンブレス奏法とやらでバフラフラフラ~と吹きまくる曲もある。なんか多芸ってイイ。

●ROLAND KIRK「VOLUNTEERED SLAVERY」1969年。ゴスペルコーラスを従えて、STEVIE WONDER とかカバーしてるぞ。「HEY JUDE」のフレーズを拝借してる曲も。ビートがわかりやすく太いので普通にファンクとして聴けちゃう。ロックファンからも支持されてたという理由がわかる。

●千住真理子「DOLCE」2006年。あらクラシックまで聴いてる。数億円もするバイオリンの音色って?

2007/01/29(MON)

2007年01月29日 | Weblog
●相変わらず体調がよくならない。血液検査では新たに尿酸値が高いことが判明。またクスリが増えた。あと中性脂肪が高いとか。肝臓関係も相変わらずよくない。「キャッチボールしよ」とコドモたちが群がって来る。ごめんなパパポンコツで病気なのよ。

●先日ウチに遊びにきたヒヨコの友達のママさんが、結婚前ガレージバンドやってて THE SONICS のカバーしてたなんて話をするから思わず盛り上がってしまった。BUZZCOCKS が一番好きなんだそうな。で、そんな気分からパンクの本なんか読んだりする。「THE DIG PRESENTS DISC GIUDE SERIES - PUNK UK EDITION」。ボクはゴリゴリのパンクが正直苦手だが、78年から80年あたりにはまだ聴くべきモノがいっぱいありそうだ。勉強しよう。

●病院の帰り道からビデオ屋さんへ。DVD「グエムル 漢江の怪物」。去年話題だった韓国映画、これレンタル化待ってました。ソウルの真ん中を流れる漢江に突如現れる凶暴な巨大クリーチャー!序盤から惜しげなくその暴虐ぶりを見せつけてくれます。あと「リンダリンダリンダ」で留学生の少女を演じたペ・ドゥナちゃんが出てる。

●もう一枚DVD。崔洋一監督「血と骨」。主演・ビートたけし。戦前~戦後の混乱期を生きた在日アウトローの姿。すぐ殴る蹴るレイプする。これまた気分の悪くなるほどの極悪人だ。傍若無人に生きた、その晩年の悲哀。なんか奥さんを大事にしないとなという気分にさせられた。関係ないがこの映画に出てる田畑智子さんは前述のペ・ドゥナに似てる。

●マンガ生活。石川雅之「もやしもん」2・3巻。細菌が肉眼で見える少年の農大キャンパスライフ。カワイイ女子キャラ増えてきたぞ。真っ当に理系マンガでそのウンチクについて行けない瞬間も。日本酒の発酵とか熟成とか言っても、ボクは酒一滴も飲めないんで…。

●病床のBGM。ANTENA「CAMINO DEL SOL」1982年。80年代ニューウェーブ期、ひんやりとしたシンセの質感で丁寧にボサノバを紡ぎました…。これ病気で弱ってる時には耳に優しくてイイ。アンテナ再評価!

●コンピ「FAB GEAR」1990年。渋谷系時代の火蓋を切った名コンピ。FLIPPER'S GUITAR、BRIDGE、THE MONOCHROME SET、EDWIN COLLINS など当時の日英新鋭バンドをまとめて紹介。日本のシーンが世界と繋がって同じムーブメントを作ってる!って気分にさせてくれた。うーんネオアコ。モノクロームセット、大学のオシャレな女の先輩からCD借りたりしてたな、懐かしい。

●おおはた雄一「SONG BOOK」2007年。これも声とアコギの繊細な響きが気持ちイイ。地味だけど評価されてほしいシンガーソングライターっす。ご本人の印象はヒョろくて虚弱っぽい人だった。

●NORAH JONES「NOT TOO LATE」2007年。ノラの3枚目。今月の月刊プレイボーイの表紙になってた…美人さんだなあ。音はもうジャズとかあんま関係なくなってますな。TOM WAITS を意識してる曲もあった。

●THE CORRS「DREAMS / THE ULTIMATE CORRS COLLECTION」1995-2006年。アイルランドの兄弟バンドのベスト。ポップスとして売れてるようだけどボクはアイリッシュトラッドな曲が好きだ。それ以外は興味がない。

●JAMIE CULLUM「CATCHING TALES」2005年。ジャズシンガーとしてUKでバカ売れしたイケメンくんのセカンド。N.E.R.D. の「FRONTIN'」をカバーしてるのを聴いて大好きになった。ヒップホップやらも取り込んでこなすセンスは確かにホンモノ。DAN THE AUTOMATOR と組んで演ってる曲もある。

●CARLEEN ANDERSON「TRUE SPIRIT」1994年。アシッドジャズユニット YOUNG DECIPLES の女性シンガー、ソロデビュー作。ちょっと低めの声がイイ。シングル曲「NERVOUS BREAKDOWN」がグッとくるファンクで好き。

●N'DEA DAVENPORT「N'DEA DAVENPORT」1998年。アシッドジャズ関係者もう一枚。 THE BRAND NEW HEAVIES の初代ボーカリストで「DREAM ON DREAMER」を歌ってた人。でも実はアメリカ人で、これはLAやアトランタで作った音楽とのこと。

●ERIC BENET「TRUE TO MYSELF」1996年。まさしく教科書通りのニュークラシックソウル、艶っぽいR&Bです。このデビュー盤は良いんだけど、この後のセカンドでは TOTO のカバーとか演ってて、その黒さが薄まっちゃってるようで好きになれなかった。サードには制作に DAVID FOSTER とか入ってるくらいだから元々薄味の人なのかな? ちなみにオスカー女優ハル・ベリーの元ダンナ。

●SLEEPY BROWN「MR. BROWN」2006年。この人はアトランタのプロデューサーチーム ORGANIZED NOISE の一員。OUTKAST や GOODIE MOB らとDUNGEON FAMILY 一派を形成してる。ムサいルックスとはウラハラに軽妙な高音が楽しい!THE NEPTUNES 制作のシングル「MARGARITA」がイイね!

●DJ SPINNA「URBAN THEORY PRESENTS THE DJ SPINNA COLLECTION - PART1」2001年。相変わらずのスピナ節で、キレイ目なDJプレイを聴かせてくれる。おお日本のユニット SHAKKAZOMBIE まで使ってる。COSMO VITELLI っていうフランスのアーティストが気になる。エレクトロファンク。カッコいい。

●IAN POOLEY「SOUVENIRS」2004年。ドイツのハウスDJさんだそうで。キラキラの王道ハウス。チヒロ・サトウという日本人のシンガーをフューチャーしてる曲があるな。

●AJAPAI「UNAFFECTED」2006年。これも楽しいダンスミュージックだ。NYで活動してた日本人ハウスクリエイター。フューチャリングボーカリストに岡村靖幸!

●PORNO FOR PYROS「PORNO FOR PYROS」1993年。レッチリと共に JANE'S ADDICTION でミクスチャーロックの先駆を成した PERRY FARRELL が次に作ったバンド。この人は90’Sオルタナロックの大イベント、ロラパルーザをプロデュースしたことでも有名。レッチリのファンクはバカ騒ぎする肉体の要請って感じだけど、この人のファンクは変態趣味の発現って感じ。ギター、ベースともにひねくれてる。でもなんで今こんなモンボクは聴いてるんだ?

2007/01/28(SUN)

2007年01月28日 | Weblog
●具合わるうう~。ステロイド剤の副作用らしくカラダもアタマも絶不調。このプレドニンという薬の名前はよーく覚えておこう、コレ飲むとボクは何も出来なくなる。でひたすらだらだらとCDを聴いている。

●H ZETT M「5+2=11」2007年。ジャズ侍 PE'Z が誇る狂気のピアニスト、ヒイズミマサユ機が別名ユニットでソロデビュー。椎名林檎に見込まれて東京事変にも参加してた男、天才と○○は紙一重、バンドでは見えなかったレンジの広さが炸裂してます。おまけに歌っちゃってるし!余談だけどヒイズミ氏とボクの顔が似てるって最近複数の人から言われた…。口周りがふにゃふにゃしてる所が似てるらしい。

●奥田民生「記念ライダー1号」「記念ライダー2号」1994-2006年。ソロ始めて12年のシングル集。まとめて聴くと、ギュッと身の詰まったギター音はソロキャリア一貫して全くブれてないことがわかる。頼もしいッス、民生アニキ!「息子」は自分に息子が出来て以来で初めて聴いた。久しぶりに聴いたら沁みた…。

●スガシカオ「ALL SINGLES BEST」1997-2007年。30歳での遅咲きデビューから10年。この人のヒネクレたライトファンク感覚が好き。特に「サナギ」とか「19才」とか「クライマックス」とかいった曲。一方最新曲「春夏秋冬」は仕事がらみで思い入れタップリ。あと最近は作詞家仕事がスゴいよね。KAT-TUN の『ギリギリでいつも生きていたいから~ああ~』とかね。

●コンピ「山崎まさよし トリビュートアルバム ONE MORE TIME, ONE MORE TRACK」2006年。前述スガさんの事務所メイト、山崎さんを色んな人がカバー。和田”ゴッドねえちゃん”アキ子から JAKE SHIMABUKURO まで。奄美大島のシンガー中孝介くんの「HOME」がいいね。

●ASPARAGUS × BEAT CRUSADERS「NIGHT ON THE PLANET」2007年。ジム・ジャームッシュの気分? お面バンド、ビークルは今後この手のスプリットシングルを何枚か出してくつもりらしい。前も YOUR SONG IS GOOD とコラボしてたし。後輩をこうやってサポートしてくってエラい!ホントの音楽好きなんだ。

●SALYU「TERMINAL」2007年。伸びがよくて爆発力のある声が大好きで新譜が待ちどおしかった女性シンガーのセカンド。声とギャップのある丸まっこいベビーフェイスも大好き。

●一十三十一「TOICOLLE」2007年。この人も独特の浮遊感のある声が好きでいつも注目してる女性シンガーだ。トラックもフワフワしてて気持ちイイ。札幌スープカレーの名店「マジックスパイス」の社長の娘だってのは有名。この前「マジスパ」下北沢店に初めて行った。おいしかった。彼女のジャンルレスな音楽のルーツはこのごった煮カレーにあるのかも。

●HI-FI SET「荒井由実・松任谷由実・杉真里 作品集」1975-92年。ユーミンが関わった楽曲をまとめて聴きたくて。初期はティンパンアレー~松任谷正隆プロデュースだし。ハイファイセットの名前は細野晴臣さん考案だって。

●THE SMITHS「RANK」1986年解散直前のライブ盤、紙ジャケ再発。バキバキと弾けるJOHNNY MARR のギター音がスタジオ音源と全然違って驚く。まき散らされてる殺気男気の分量が違う。このバンドが最高の臨界点を迎えていたことを記録したドキュメント。

●KAISER CHIEFS「EMPLOYMENT」2005年。これぞ正統派のブリットポップじゃないか。BLUR のセカンドと印象がカブるんです。カビ臭いジャケも英国風味で好印象。昨今のUKバンドの中では信用度順位トップ5に入ります。

2007/01/26(FRI)

2007年01月26日 | Weblog
●年明けてから二回目のドクターストップ。今度は一週間会社を休んで自宅療養をしろとのこと。とにかく年末から引っ張っているぜんそく発作が収まらない。黙っていれば大丈夫なのだが、声を出したりしゃべったりするとこっぴどく咳が出る。会議でひとしきり発言すればすぐに呼吸が苦しくなる。おまけに気管支炎症を止めるステロイド剤が超強力で、カラダはダルいしアタマも働かない。最悪。仕事全部をストップさせてひたすら自宅でおとなしく過ごすしかない。

●そんな時ボクの自宅にはうんざりする量の未聴CD、未読マンガ・本があるのでヒマつぶしには事欠かない。仕事をサボってる罪悪感に後ろめたさを思いっきり感じながら一日中CDを聴いてる。

●RUTH COPELAND「GIMME SHELTER - THE INVICTUS SESSIONS」1969-71年。名プロデューサーチーム HOLLAND - DOZIER - HOLLAND が生んだ輝かしいノーザンソウルレーベル INVICTUS がリリースした白人女性ボーカリストの音源をアルバム約2枚分収録。ソウルの名門で白人姉ちゃんがどんなことをしてるのかワクワクしながら聴いてみた。おおっ!パンチ力満点の60’S姉御ロックではないか!見事なシャウト!ギターもバチッと極まってる!たまらんですわ。

●EDGAR WINTER「THE EDGAR WINTER COLLECTION」1971-76年。兄貴の JOHNNY WINTER がバリバリのブルースロック男だから、弟もさぞアブラぎったブルースを鳴らしてるかと予想していたら、これが痛快なファンキーロックでびっくり!キーボーディストだと思ってたらサックスもずいぶんといっぱい吹くんだ。キレイなアルビノ白髪がヘビメタ風と思って食わず嫌いしてちゃいけないね。

●MOTHER'S FINEST「THE VERY BEST OF MOTHER'S FINEST : NOT YER MOTHER'S FUNK」1976-1979年。義弟 KEN5 くんからもらったCD。ド派手な衣装から軽いディスコファンクと思ってたら、ハードなブラックロックだった!ここまでハードだと、黒人にも白人にもウケにくいんじゃないのかな。他人事ながら心配になった。

●ATLANTIC 再発シリーズ1。SAM & DAVE「HOLD ON, I'M COMIN'」1966年。「DOUBLE DYNAMITE」1966年。「SOUL MEN」1967年。熱い!もうてっとり早く熱い!最強のソウルデュオ!この前 SAM MOORE のソロ聴いたばかりだから思い入れを持って聴けるね。

●ATLANTIC 再発シリーズ2。CARLA THOMAS「CARLA」1966年。「COMFORT ME」1966年。「THE QUEEN ALONE」1967年。サザンソウルの巨匠 RUFUS THOMAS の娘さん。歌も熱いしルックスも愛嬌があっていいが、実は大卒でアタマもいい。七光りとは無縁の実力派。

●ATLANTIC 再発シリーズ3。ARETHA FRANKLIN「LADY SOUL」1968年。痛快なファンク感覚がニューソウルの時代を先取りしてる。アレサはホントどれを聴いても最高。間違いないっす。

●ATLANTIC 再発シリーズ4。JACKIE MOORE「SWEET CHARLIE BABE」1973年。出身地のマイアミ録音とフィラデルフィア録音が半々ずつ。ビターなサザン風味もいいが、ストリングスでゴージャズに極めてるフィリー風味も大好物です。

●先週、幼稚園で「1月のお誕生会」に夫婦で参加。1月で4歳になった娘ヒヨコが、全園児の前であいさつをするのだ。「うさぎぐみのひよこです。よんさいです。」先生からの一問一答。誕生日はいつですか?「いちがつの……えーと…ごがつです!」惜しい、正解は5日だ。好きな食べ物はなんですか?「いちご」この前吐くまで食べてた。大きくなったら何になりたいですか?「えーと、ばれりーなと、すけーとのひとと、けーきやさんと、きれいなふくやさんと、きれいなくつやさん」一気にまくしたてたね。欲張りだねえ。こういう臆面のない図々しさは兄貴のノマドにはない特徴で、実に頼もしい。人に助けてもらって当然って顔してるヒヨコのふてぶてしい性格も、女子として必要な武器だとパパは思うよ。

2007/01/21(SUN)

2007年01月21日 | Weblog
●年末から引きずっている喘息発作のおかげでカラダが弱り切っているので、週末の仕事も全部すっぽかしている。咳は止まらないしダルくて気分が悪い。とにかく今は極力活動をセーブして、体力を取り戻すしかない。今まではアクセルベタ踏みで取り組んだ仕事も、手加減してやってます。悔しいが今はホントにカラダがついてこない。
●ぼくの喘息を心配してくれた女性上司が、南新宿にある呼吸器科の専門医を紹介してくれた。ある高名なタレントさんもお世話になったという名医だという。レントゲンに血液検査、オリジナルブレンドの粉薬。しばらくキチンと通院してみよう。

●DVD生活。上野樹里主演「笑う大天使(ミカエル)」。原作はワイフの大好きな同名マンガってことで、それなりに期待して夫婦で見たけど、見事にしょぼい。久しぶりに「早く終わってちょうだい」と思った映画だ。でも上野樹里ちゃんはばっちりカワイイし、平愛梨ちゃんも初めて知ったけど愛嬌があってカワイいっす。

●DVD生活2。ロバート・ロドリゲス&フランク・ミラー監督「シンシティ」。コッチもマンガ原作だけどアメコミです。役者の布陣が味わい深くて良いっすね。べニチオ・デル・トロ、クライブ・オーウェン…、ミッキー・ロークは特殊メイクで別人になってる。そんでやっぱジェシカ・アルバはカワイい。

●読書。臼井宥文「ニュー・リッチの世界」。サブタイトルが「年収5000万円以上、金融資産1億円以上の人々」。ほえー。格差社会では貧乏人もいっぱい増えるが、確実に金持ちも増えてるというわけだ。そんな人々に焦点をあてた商売、マーケティングに勝ち目。でも豪華クルーズとかスイスの全寮制学校への留学とかプライベートジェットとか軽井沢の別荘とか節税の為の海外居住とか、庶民育ちの僕にはムカつくだけですわ。

●読書2。内門洋+ミズモトアキラ「レコード・バイヤーズ・ダイアリー」。京都の名店「JETSET RECORDS」の創立者で、現在は吉祥寺「BALLROOM RECORDS」を営む内門洋さんは、その道では「レコードやくざ」という名で知られる有名なレコードバイヤー。ブタ箱カス箱激安ワゴンの中から価値ある音源を掘り起こす美学はボクの音楽観に大きな影響を及ぼしました。その内門さんの海外買い付け(LA、ドイツ、イギリス、シアトルなどなど)の様子を詳しく書いたのがこの本。滞在一週間で1000枚ものアナログを買い付ける根性日記、1ドル前後の激安エサ箱を求めてレンタカーでどこまでも。安宿、まずい食事、重い荷物、値札剥がし…。バイヤーのリアルに感心しながら、あの中古アナログのカビ臭い匂いが鼻によみがえって来るようなウットリ気分に浸ってしまった。

●WARNER MUSIC からソウルの名門 ATLANTIC の名盤がドカッと再発。なぜかたっぷりそのカタログを入手してしまった。R&Bとソウルの古典を勉強。

●THE DRIFTERS「SAVE THE LAST DANCE FOR ME」1962年。「UNDER THE BOARDWALK」1964年。表題曲はいずれも超有名。ドリフターズってリストラで一気にメンバー全員入替えられてるんだって。だから「SAVE~」には一代目と二代目の歌が混在してる。大味な戦略だわ。

●BEN E. KING「DON'T PLAY THAT SONG」1962年。超超有名曲「STAND BY ME」収録。実は総入替えされたドリフターズのリードシンガーが、BEN E. KING その人だったという。でも在籍二年ばかりでやはりリストラ脱退。その後のソロデビューがこのアルバムなんだって。

●OTIS REDDING「PAIN IN MY HEART」1964年。オーティス21歳のデビュー盤。新人にしてこの声かよ!RUFUS THOMAS の「THE DOG」やBEN E. KING の「STAND BY ME」、そして60年代ビートバンドから初期パンクまでにカバーされた定番曲「LOUIE, LOUIE」をノベルティ感たっぷりに歌い上げてる。
●そしてもう一枚「THE DOCK OF THE BAY」1968年。これは悲劇の飛行機事故で彼が死んだ直後のアルバム。タイトル曲が死ぬほど有名。最後の曲「OLE MAN TROUBLE」が歌唱、演奏共にたまんないほどいたないサザンソウルに仕上がってて最高。

●PERCY SLEDGE「WHAN A MAN LOVES A WOMAN」1966年。これも表題曲が死ぬほど有名だ。

●AUTHER CONLEY「SWEET SOUL MUSIC」1967年。この表題曲が有名なんだけど、ほぼ一発屋だったみたい。OTIS REDDING にフックアップしてもらったのだけれども、そのオーティスがすぐに飛行機事故で死んじゃったのが痛かった。

●EDDIE FLOYD「KNOCK ON WOOD」1967年。これも大勢にカバーされてる名曲が表題曲になってる。ARCHIE BELL & THE DRELLS のバージョンがボクには馴染みなんだけど、原曲はテンポを抑えて渋いサザンソウルになってるんだな。

2007/01/16(TUE)

2007年01月16日 | Weblog
●我が家の僕の書斎で、何かヤバいことが起きている。この部屋の中にいると、目がカユくなってくる。クシャミが止まらなくなる。へんなジンマシンまで出る。まさしくハウスダスト症候群っぽい症状。
●おびただしい量のCDと本で足の踏み場もない僕の部屋は、ここしばらくまともに掃除もした事がない。このクダラナイ我が財産に降り積もったホコリ&カビが、僕の弱ったカラダに悪影響を及ぼし始めたに違いない。ガーン!我が家が汚染地帯!バイオハザードですわ!
●このブログの更新だって、実はマスクしながらPCに向かってる有様。ですので今日はあっさりと、CD2枚だけ報告。
●NELLY FURTADO「LOOSE」。ポルトガル系カナダ人の女性シンガー、今回は TIMBALAND と組んでフューチャリスティックなトラックで歌ってみせている。前のアルバムはエキゾチックな佇まいのフォークだったのに、ガラっとイメチェン。
●FERGIE「THE DUTCHESS」。BLACK EYED PEAS の紅一点がソロデビュー。もちろんBEPの頭脳 WILL.I.AM が後見人についてます。BEPは元からヒップホップの枠を逸脱するタイプのユニットだが、このソロは完全にヒップホップの外でノビノビ楽しんでる感じがする。

2007/01/14(SUN)

2007年01月14日 | Weblog
●JRノマド線(環状線)敷設工事のため、我が家のリビングはプラレールの部品で足の踏み場がない。ヒヨコは台所で包丁仕事のお手伝いに人生で初めて挑戦。脱いだ洋服も、妖精さんと一緒にちゃんと畳むのです。ちなみにそのヒヨコにしか見えない妖精さんの名前は「さくらちゃんとみるくちゃん」といいます。

●そんなヒヨコの今日の発言「ひよこからあかちゃんうまれたら、おうちせまくなっちゃうから、おひっこししたい」あら気が早い。じゃどこに引っ越すの?「おーすとらりあ!」グローバルに移住希望。ヒヨコはコアラさんに触ってみたいんだよね。「ちがうよ!さわってみたいんじゃなくて、ほしいんだよ!」

●マンガ生活。石川雅之「もやしもん」1巻。農大新一年生の主人公は、なぜか細菌が見える不思議な能力の持ち主。そこに変人教授やひねくれ研究生が集まって…。知らなかった細菌世界のうんちくと農大カルチャーに感心する意外な面白さ。

●DVD生活。映画「ビリー・ザ・キッド 21才の生涯」1973年。監督サム・ペキンパー、主演はジェームス・コバーン。音楽を担当したのはボブ・ディランで、本人もボチボチの役で出演。実在した19世紀の無法者ビリー・ザ・キッドって何者なんだろって興味。しかし大西部は人の命が安い。臆面なくすぐに人を殺す。さすがフロンティア、文明の果て。あとカウボーイの皆さん、顔に味があり過ぎる。日焼けか酒焼けかの茶色い顔、伸ばした髪とヒゲ、垢に汚れた着たきりシャツ。キタナいわ男クサいわ。こういう西部劇、もっと見たい。

●DVD生活2。映画「ロード・オブ・ザ・ドッグタウン」。70年代スケーター・カルチャー誕生の瞬間。カルフォルニア・ベニスビーチ、ゲットーの少年達がスケートボードで成り上がる。巨乳ギャルに分かりやすくモテモテでうらやましい。スケボーもサーフィンもカッコいいけど、運動神経ない僕には絶対無理なんだわ。

●DVD生活3。映画「グッバイ、レーニン!」。ベルリンの壁崩壊の1989年。心臓発作で昏睡してた母親が意識回復。統合で変わり果てた祖国東ドイツにショックを受けないように、社会主義時代の遺物をかき集めて変化を隠す孝行息子。たった一年でドイツはこんなに大きく変貌したんだなと今一度驚く。この頃、世界地図がどんどん書き換えられて行くのは、高校生の僕には刺激的でした。

●DVD生活4。「ROCK LEGEND - ELTON JOHN」このシリーズ、中途半端なフッテージで無理矢理作ってるから見てていつもイライラさせられる。でも虹色のピアノをバックに登場するエルトンジョンの映像とかは、バカバカしくていい。

●BGM生活、80年代1。ELVIS COSTELLO「THE VERY BEST OF ELVIS COSTELLO AND THE ATTRACTIONS 1977-86」。実はあんまり通ってないんですコステロ。メガネって所で共感は感じるんだけど。昔メキシコシティの道端で、段ボールにレコード詰めて売ってるオジさんから100円くらいの値段で一枚買ったのを思い出した。で曲名が全部スペイン語で書いてあって、あメキシコだもんなあ、と感心した覚えがある。

●BGM生活、80年代2。THE WATERBOYS「THE WATERBOYS」1983年。アメリカで買った音楽雑誌のおまけCDで知ったバンド。リリカルなギターロックで、スミスとか連想しちゃう。澄みきったリバーブとかが80年代。

●BGM生活、80年代3。THE TOURISTS「SHOULD HAVE BEEN GREATEST HITS」1979-1980年。これは EURYTHMICS の前身バンド。EURYTHMICS の1STが暗くて抽象的な感じだったから、このバンドも辛気くさいプログレ風なのかなと思ってたら結構普通で拍子抜け。

●BGM生活、テクノ。MEXICO「BIT SUITE」2006年。なんか久しぶりに聴いたこういうオーセンティックなテックハウス。気持ちイイ!メキシコとはいっても日本人のクリエイターさん。

2007/01/13(SAT)

2007年01月13日 | Weblog
●ヒヨコ4歳の寝言。「…ぴんくちゃん。」 え?なに?ぴんくちゃんて何? いい夢みてるんだろなヒヨコ。パパうらやましいな。

●ワイフが実家からDSの「NEWスーパーマリオブラザーズ」を借りてきた。わー今さら! でもやる。結構夢中。でノマドが脇からのぞいて来る。ノマドあたま邪魔だよ!「あーそことんでくんだよ!」わかってるよキミに言われなくても! しかし我が家はコドモはゲーム禁止。お楽しみはオトナになってから。ワイフ「ノマド、そんなちいさいの見てたら目悪くなるでしょ!やめなさい!」ノマド「えー、でもときどきおおきくなるんだよ」ママは小さい画面の事をいってるの。マリオがキノコでデカくなってもだめなの。


●DVD生活。coba「LIVE coba 2001-2003」世界的アコーディオニスト coba さんのライブ集。去年はイタリアで名高い賞を受賞していた coba さん、都内の色々な有名イタリアンでしばしば目撃されるらしい。イタリアンのお店も経営してるって話だし。やっぱイタリア料理にもコダワリがあるんだな。僕もおいしいイタリアンが食べたい。

●DVD生活2。福耳「星のかけらを探しに行こう ~福耳・札幌交響楽団コラボレーション~」。去年行われた、福耳&フルオーケストラのゴージャスなライブ。山崎まさよしさんの声の湿り気ってやっぱスゴいよね。でソングライターの才能もあるんだから。スゴいよね。


●BGM生活ジェイポップ1。で、山崎まさよし「HOME」1997年。セカンド。「ONE MORE TIME, ONE MORE CHANCE」や「セロリ」のビッグチューン収録だけど、元ちとせがカバーしてた「名前のない鳥」が大好き。冒頭曲「FAT MAMA」のハモンドオルガン BY KYON (ex. BO GUMBOS) が凶暴で好き。

●ついでに。元ちとせのネット配信限定曲(11月リリース)「六花潭」もいいよ。

●BGM生活ジェイポップ2。ウルフルズ「YOU」2006年。収録曲「サムライソウル」が好き。十数年前のこのバンドからは、根拠はないけど無敵!みんな元気かオレについて来い!って勢いが聴こえてきてて最高に好きだった。今このバンドから聴こえてくるのは、オレもオマエもそれなりに世間に傷ついた、もうカラ元気だってわかってるだろうけど、でも前向いて行くんだよ!って感じ。それを堕落とか失墜とかと言えば言えるだろうが、そんな彼らが今でも僕は好きだ。


●BGM生活ハワイ。KEALI'I REICHEL「SCENT OF THE ISLANDS, SCENT OF MEMORIES」1994-2003年。ハワイ音楽の重要人物、日本独自企画盤。「涙そうそう」ハワイ語カバーが秀逸。日本~ハワイ間の機内放送でこの曲を知った彼が、独自の詞をのせてカバーしてる。

●BGM生活ブラジル。コンピ「SAMBA GOAL - ゴー!ゴー!ロナウジーニョ」。トンマな邦題がついてますが、つまりはロナウが好きなブラジリアンのコンピってこと。ただロナウ自身のバンドの曲も1つ入ってます。(SAMBATRI & RONAIDINHO GAUCHO「GOLEADOR」。邦題「スーパー・ロナウジーニョ」)へえ…ロナウってバンドやってんだ。サンバチームでパーカッションとコーラスを担当。実はバスや飛行機の移動にも太鼓を携行、勝てばロッカールームでサンバを叩くチームの宴会部長な人なんだって。

●BGM生活ポーランド。BLOG27「<LOL>」2006年。ポーランドのガールズユニット2人組が陽気なポップスを歌います。アーラちゃんとトーラちゃんは92年生まれの13歳。ペチャパイなのにあらん限りの背伸び生意気でセクシーを気取ります。東欧って t.A.T.u. とかマイアヒとか時々へんな一発屋が出て来る。あの国々にはどんなポップミュージック世界が広がってるんだろう。


●BGM生活アイヌ。OKI「DUB AINU」2004年。ダブでアイヌ!OKI さんはアイヌの伝統的弦楽器トンコリの奏者。確かにダブだけど、レゲエとは違うグルーヴ。アイヌ音楽に、太いベースと音響処理で新しい筋肉を付け足したって言えばいいのかな。秋に北海道のアイヌコタンに行って、アイヌ舞踊やアイヌ歌謡の実演を聴いた時の正直な印象は、素朴すぎてこのままじゃポップスとして楽しめない!ということだった。でもこうしてアイヌを現代の手法で改訂更新しようと挑むクリエイターがいるんだな。OKIさんはこの手法を発展させて OKI DUB AINU BAND を編成、アルバムを発表してる。ミキサーには内田直之さん(DRY & HEAVY)が入ってて本格的。こちらも是非聴きたい。


●BGM生活ニューオリンズ1。THE METERS「FIRE ON THE BAYOU」1975年。彼の地の音楽を体現する超強力ファンカー四人衆。メラメラと野火が広がるようにジワジワと攻めたてる高湿度亜熱帯ファンク。決して走らずしかし高熱に煮えたぎるテンション、やっと理解できるようになってきた。ちょっと大人になれた。

●BGM生活ニューオリンズ2。ANN PEEBLES「I CAN'T STAND THE RAIN」1974年。南部ソウルの超重要レーベル HI の遺した名譜の1つ。アンは現在も現役ハってるソウルの女傑。とにかく表題曲がクセになります。ユニークなイントロもクセになります。

●BGM生活ニューオリンズ3。ELVIS COSTELLO & ALLEN TOUSSAINT「THE RIVER IN REVERSE」2006年。あのコステロも聖地巡礼。半世紀にわたってこの街の音楽に君臨する名プロデューサー、アラン・トゥーサンとのコラボです。しかしunimo、まだアラン氏のキャリアの真髄を理解するには勉強不足。まだこの街の全容は巨大すぎて手に負えない。以後精進します。

2007/01/12(FRI)

2007年01月13日 | Weblog
●月曜日に会社を早退して、火水木と自宅休養。さすがにこのままでは引きこもりになってしまうと発奮して、金曜日の今日は気合で出勤しました。仕事サボリの罪悪感で、うつ&出社拒否になったら怖い!…とかいう心配するのは、やっぱワーカホリック体質のせいかな。別に僕がいなくても、キレイに業務は運行されていくって分かってるんだけどね。

●病床のDVD生活。映画「ドッグヴィル」。監督はラース・フォン・トリアー。ビョーク主演の映画「ダンサー・イン・ザ・ダーク」で実に後味の悪いお話を創ってみせた性格の悪い監督。主演はニコール・キッドマン。結果から言うと、病気の時に観るのは精神によくないが、病気の精神状態でもなければこんな映画観たいと思わないって代物です。
●床に引いた白線と簡単なカキワリだけで、1つの小さな町をかたどるという舞台演劇のようなアイディアが新鮮で、ドアがあるつもり、犬がいるつもり、畑があるつもり、なんて芝居がちょっとマヌケでいいカンジ。があっという間にそんなことはどうでもいいようなドロドロとした人間劇が始まる。ニコール演じる闖入者の美女が、狭くて貧しい町に不穏な波紋を起こす。あとは徐々にしかし確実にゲンナリ……。見応えありまっせ。

●病床のマンガ生活。飯田馬之介「機動戦士ガンダム 宇宙のイシュタム」4巻。一年戦争緒戦、ジオンのコロニー落とし作戦の最中。まさに落ちゆくコロニーの中で必死に抵抗するわずかな連邦軍兵士達の戦い。初めて目の当たりにする人型兵器の圧倒的火力に、成す術無く殺される宇宙の戦士。宇宙で死ぬのは嫌だなあ。

●病床のマンガ生活2。奥浩哉「GANTZ」20巻。地球に住む異星人狩りから、異星人との組織的抗争へ。今までのルールが通じない。異星人に斬り殺されるのは嫌だなあ。

●病床のマンガ生活3。ひうらさとる「ホタルノヒカリ」7巻。上二つは病気の時に読むもんじゃない。悪夢の元になります。こちらはダメOL・蛍の恋愛ジタバタ。高野部長オチャメだな。

●病床のマンガ生活4。中原アヤ「ラブ★コン」2巻。ナニワ原産ラブコメディ。あかん、キュン死にや!(胸キュンで死にそうの意だそうです)身長172cmの女の子と身長155cmの男子の、凸凹コンビのじれったい恋愛顛末。実にクールなモデル体型の主人公リサ、巨女(きょおんな)とか言われてコンプレックスに身もだえる宝の持ち腐れ感がたまんないのは、完全に僕がオヤジだからなんだろな。小池徹平くん/藤澤恵麻ちゃん主演で映画化済。

●病床の読書。「ほぼ日刊イトイ新聞の謎」。言わずと知れた「ほぼ日」の8年のコンテンツを全部総まとめ。残念ながら僕はやはり紙媒体フェティシズムから脱却できないオールドタイプなので、ウェブにあるテキストを書籍や雑誌と同じような感覚でチェックするのが苦手なんです。このブログ自体ウェブ理解の為の勉強実践としてやってるんだし。だから、この本にあるような価値あるテキストが、ずっと前からコストゼロで楽しめたことにまたまた大きなショックを感じました。くっそー。時代について行けん。ただやはり糸井重里ブランド、内容が超A級メジャー。タモリ、山下洋輔、萩本欽一、谷川俊太郎、みうらじゅん、土屋敏雄、佐藤可士和…。手弁当とかいっても絶対ヨソにはマネできない布陣。くっそー。

●病床の読書2。「THE DIG PRESENTS DISC GUIDE SERIES - ROCKAILLY」。ロカビリーですよ。そしてネオロカビリー。ロックの古典主義&新古典主義。今から50年前に登場した様式に今も心奪われる人がたくさんいるってことがスゴい。あ、ちなみに病床というより、病院の待合室での読書です。加えて言うと、この待合室に大塚寧々&田辺誠一夫妻とその息子さん?がいてビックリしました。寧々さん美人だわ!

●病床の読書3。「BOUNCE BOOK - NEW ORLEANS」今度はニューオリンズ音楽のガイドブック。ジャズ創世時代から CASH MONEY ~ NO LIMIT ら00年代のバウンスビートまでを網羅した内容。ジャズ、ジャンプブルース、R&B、ファンク、ケイジャン、ザディコ、ブラスバンド、ジャムバンド、ヒップホップ…。1つの街に多様な文化様式が地層のように積み重なるって素敵です。

2007/01/11(thu)

2007年01月11日 | Weblog
●ヒヨコ4歳けさオネショしました。「えへー」バツの悪いテレ笑い。1月幼稚園3rdシーズン開始で緊張したみたい、とワイフが言う。ヒヨコは環境の変化にドキドキするとオネショするのが通例である。コドモは、コトバではなくてこうしたカタチでメッセージを発するのである。
●でヒヨコ、最近お絵描きのスキルが微妙に向上してきた。そこで近作を1つ。

うさぎ。うさぎさんがおしゃべりしてるところ。……。うさぎの輪郭はなんとか伝わるだろうか。かなりイケてないでしょ。ダメダメというか。ただしヒヨコのお絵描きのポイントは、あくまで偶然の産物として出来上がった輪郭の崩れ具合から、新たにうさぎさんたちの表情を読み取り直すことにある。「このこはこまって、ないちゃってるの。このこはわらってるの…」そんなヒヨコのお話に付き合うと、この画も非常にカワイいモンに見えて来るのである。
●かくいうワタクシは、今週会社を休んでいます。ノロウィルスとおぼしき下痢症状と発熱、それに加えて年末から調子が悪かったぜんそく発作が重なってダウン。ぜんそく以外は大分落ち着いたのだが、ノロが故に二次感染の恐れで会社に出られない。フトンで寝てても悪夢しか観ないし、仕事はたまってるだろうし、ホント気が滅入る。