世界一周クルーズ (第24章)

2007年05月08日 | 世界一周クルーズ

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世界一周クルーズ (第24章) BY 芝原 稔

ベネチアに到着

5月5日 今夕、待望のベネチアに接岸だ。今日から「びーなす・カルチャー」の水彩画教室が始まる。1.5時間・6回の教室である。講師はNHK和歌山の講師で数少ない船の画家として著名である。名は 志摩 隆 、第1回目は皿とコップの鉛筆デッサン。最後までサボらずに頑張りたい。

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午後6時にベネチア接岸の予定である。1時間ほど前から陸地が見え始めると、デッキに2412 人々がカメラ、ビデオ、双眼鏡を持って集まり始めた。普通ベネチアはミラノかフィレンツェからバスまたは電車で到着、海上バスに乗り換えてサンマルコ広場に到着する。これは勝手口から入るようなもの。ベネチアは中世から貿易・海運立国として栄えた海上都市国家、海からの出入りを考え、すべての建物は海に向かい、その存在を誇るがごとく建っている。これは暴論と言えないほど、船上からの眺めには感動する。

ブルーの海、緑豊かな、そして変化ある島々、行き交う小船を見ながら港に近づく。ドウカーレ宮殿、サンマルコ大聖堂が、そしてサンマルコ広場の鐘楼が、運河沿いの小さな名もない建物の一つ一つが異彩を放ち、全体が纏まって実に美しい。運河沿いに週末の夕方からか、大勢の人がたむろし我々の船に手を振っている。世界の探検から帰ってきた船を迎えるかのように! 遅れて17時45分に接岸、18時10分上陸許可とのこと、急いで上陸の準備、シャトルボートに乗る。こんなとき、いつも一番乗りが手違いで50番くらい。100人乗り、満杯、次のシャトルボートを待つ人もいる。

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サンマルコ広場、くねくねした路地をリアルト橋までウインドウショッピングを楽しみながら歩く。ベネチアグラスの店、皮製品の店、超豪華な家具の店(誰が買うのだろう?)、生憎と店は閉まりつつある。途中添乗員さんと一緒になり、リゾット、ピーツアーなどを食べてシャトルバスで帰船。

 

 

 


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