シーラチャ便り (第20章)

2007年03月02日 | タイシラチャ

Sriracha2001

SRIRACHA (Thailand) 便り (第20章) By Harry H.

飲料水 drinking water   (2/Mar./2007)

タイでは2000年からWHOの基準に準じて、上水道の整備・改善を図っている。しかし現状では一部の水飲み場を除き、水道水は飲料水としては不適である。従って飲み水はペットボトルに入った水を買わなければならない。東欧ルーマニアに住んでいたときは、水道水は硬水だったので、沸騰させて水を冷まして飲んでいた。

Sriracha2002_2 Harry の住んでいるサービスアパートでは、受付事務所の入口に水の VENDINGMACHINE が置いてあり、6リットル(10バーツ=30円)で買うことが出来る。つい最近まで水の出が悪く、6L入れるのに数分もかかりイライラしていたが、今は圧力が上がったのかあっというまに一杯になる。写真右はよく使っている6リットルサイズのペットボトル、これを部屋の冷蔵庫に入れて冷やして飲んでいる。レストランのように大量に水を使用するところは、スティール製またはプラスティック製の大きなタンク(2000-3000L)が店の外に置いてあり、そこからパイピングして使っている。

素人考えだと、浄水場で然るべき措置をすれば水道水は飲み水として使用できるのではと思うが、事はそう簡単ではないようだ。日本で何も考えずに水道の蛇口から出てくる水を飲める有難さは、ここに来て初めて感じる次第である。

 


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