SRIRACHA (Thailand) 便り (第21章) By Harry H.
シーラチャの夜市 NIGHT BAZAAR (7/Mar./2007)
シーラチャのほぼ中央部にある広場では、毎夕バザーがたつ。曜日によって出店規模や店が異なるが、木曜日が最大だ。人出が多いのは勿論だが、周辺の駐車場は満杯、道路は車で埋まり、ノロノロ運転だ。
お店は日用雑貨(サンダル、靴、サングラス、腕時計、おもちゃ、カバン・・・)、衣料品(Tシャツ、ポロシャツ、ジーンズ、ランジェリー、子供服、古着・・・)から食料品まで、ありとあらゆるものが揃っている。食べ物では、日本でも見かける焼き栗、トウモロコシ、焼き鳥、フランクフルトなどは定番かも知れないが、日本人にはちょっと驚く品物もある。その一つが昆虫の揚げ物だ。結構大きなこおろぎ、バッタ、幼虫、ゲンゴローなどが目の前に並べられているのを見ると、ちょっとグロテスクである。客が注文する昆虫を、改めて、金網のザルに入れて、サッと油で揚げなおしてビニールの袋に。日本にはイナゴの甘辛煮があるが、こちらのお味はどんなのだろう?
一日の学校や仕事を終え、友人・恋人あるいは家族で揃って、食事に出かける方々、こういったバザーに立ち寄るのが、タイでは憩いであり娯楽の一つなのであろう。写真から活気溢れたバザーの雰囲気がお届けできるだろうか。