霧降の滝・紅葉探索 By Takashi Kokubun
しばらく天気が思わしくなかったが、ようやく晴れそうなので、日光の紅葉探索に出かけた。今日の目的は二つ。1)かねて気になっていた、霧降の滝の落ち口を探すこと。2)瀬戸合峡の紅葉。
自宅を6時に出て、霧降の滝に着いたのは9時。紅葉シーズンは混むので早めに来たが、幸いまだ駐車場は空いていた。先に霧降の滝に行く。残念ながら紅葉にはまだ早かった。あと一週間くらいか。
いったん車に戻り、登山靴に履き替え、装備を整えて出発。霧降の滝は登山道が崩落して、滝つぼまで降りることができない。それなら滝の落ちる場所を見たいと、かねてから道を探っていたが、今日は時間があるので、少し深入りすることにした。
隠れ三滝へのハイキング道は、霧降の滝へ流れ込む沢の上流を渡るので、その少し下流に出れば、霧降の滝の上部に出ると見当をつけ、ハイキングコースの途中から山の斜面を沢に向かって降りる。道は無いが、熊笹の斜面を下に降りれば沢に出るはずで、急な崖にさえ気をつければ問題は無い。引き返す場合のことを考え、時々後ろを振り返って、景色を記憶しておく。この辺の熊情報は特に聞いていないが、用心のため、特大の鈴を用意した。
ようやく本流の上に出たが、ごうごうと音はするが、急な崖と木が生い茂って、下の滝は見えない。ロープが無いと覗き込むこともできないくらい急な崖で、ここで転落したら間違いなく行方不明になるので、これであきらめた。滝の落ち口の真上と思われる場所に大きなぶなの木が生えており、これを記念に撮るが、熊が気になって何度も後ろを振り返りながらの撮影であった。
戻りは、尾根を選んで適当に上に登ったが、踏み後程度の道が出てきた。やはり同じようなことを考える人間がいるようだ。
瀬戸合峡(写真・下)は、川俣ダムの下流にあり、日帰りは少しきつかったが、紅葉がちょうどよいという情報があり、思い切って足を延ばした。駐車場からつり橋までは、急な階段状の登山道を下ってまた登り返さねばならない。往復1時間は必要か。
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久しぶりに國分孝司さん(ブンチャン)から紀行文をもらった。今年7月秋田駒が岳に小澤さんと3人で登って高山植物を楽しんだ。彼とはトレッキング以外でも共通の趣味があまりにも多い。まずはゴルフ、現役時代は二人ともあまりうまくはなかったが年に10回以上一緒にラウンドしたものだ。クラシック音楽鑑賞・野鳥観察なども共通の趣味だ。彼から影響を受けたのはクラシック音楽が最初、50歳頃クラシックの話をしたらいきなりCD店に連れて行かれて2枚のCDを買わされ、たしか10回くらい聞けと言われたような気がする。デジタル1眼と野鳥観察は私が彼に、でも今は彼はプロ級??超望遠レンズも複数買い込んで、素晴らしい写真を送ってくれている。