霧降の滝 紅葉探索

2010年11月07日 | まち歩き

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霧降の滝・紅葉探索 By Takashi Kokubun

しばらく天気が思わしくなかったが、ようやく晴れそうなので、日光の紅葉探索に出かけた。今日の目的は二つ。1)かねて気になっていた、霧降の滝の落ち口を探すこと。2)瀬戸合峡の紅葉。

自宅を6時に出て、霧降の滝に着いたのは9時。紅葉シーズンは混むので早めに来たが、幸いまだ駐車場は空いていた。先に霧降の滝に行く。残念ながら紅葉にはまだ早かった。あと一週間くらいか。

 

Img_1537_2いったん車に戻り、登山靴に履き替え、装備を整えて出発。霧降の滝は登山道が崩落して、滝つぼまで降りることができない。それなら滝の落ちる場所を見たいと、かねてから道を探っていたが、今日は時間があるので、少し深入りすることにした。

隠れ三滝へのハイキング道は、霧降の滝へ流れ込む沢の上流を渡るので、その少し下流に出れば、霧降の滝の上部に出ると見当をつけ、ハイキングコースの途中から山の斜面を沢に向かって降りる。道は無いが、熊笹の斜面を下に降りれば沢に出るはずで、急な崖にさえ気をつければ問題は無い。引き返す場合のことを考え、時々後ろを振り返って、景色を記憶しておく。この辺の熊情報は特に聞いていないが、用心のため、特大の鈴をImg_1549_2用意した。

ようやく本流の上に出たが、ごうごうと音はするが、急な崖と木が生い茂って、下の滝は見えない。ロープが無いと覗き込むこともできないくらい急な崖で、ここで転落したら間違いなく行方不明になるので、これであきらめた。滝の落ち口の真上と思われる場所に大きなぶなの木が生えており、これを記念に撮るが、熊が気になって何度も後ろを振り返りながらの撮影であった。

 

戻りは、尾根を選んで適当に上に登ったが、踏み後程度の道が出てきた。やはり同じようなことを考える人間がいるようだ。

 

瀬戸合峡(写真・下)は、川俣ダムの下流にあり、日帰りは少しきつかったが、紅葉がちょうどよいという情報があり、思い切って足を延ばした。駐車場からつり橋までは、急な階段状の登山道を下ってまた登り返さねばならない。往復1時間は必要か。

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Img_1595 久しぶりに國分孝司さん(ブンチャン)から紀行文をもらった。今年7月秋田駒が岳に小澤さんと3人で登って高山植物を楽しんだ。彼とはトレッキング以外でも共通の趣味があまりにも多い。まずはゴルフ、現役時代は二人ともあまりうまくはなかったが年に10回以上一緒にラウンドしたものだ。クラシック音楽鑑賞・野鳥観察なども共通の趣味だ。彼から影響を受けたのはクラシック音楽が最初、50歳頃クラシックの話をしたらいきなりCD店に連れて行かれて2枚のCDを買わされ、たしか10回くらい聞けと言われたような気がする。デジタル1眼と野鳥観察は私が彼に、でも今は彼はプロ級??超望遠レンズも複数買い込んで、素晴らしい写真を送ってくれている。

 

 


プラチンブリの風 第17章

2010年11月07日 | プラチンブリの風

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プラチンブリの風 第17章 洪水 By Harry H.

タイの季節は、三つある。3月~5月の暑季は、一年で一番暑い季節。水かけ祭りは、この時期(4月)に行われる。6月~10月は雨季。熱帯特有の強い雨と、雷が特徴的だ。11月~2月は乾季で、一年中で、一番過ごしやすい時期だ。

 

From_bankok_post_2HARRYは、2009年8月にタイに来て、一年以上経つことになるが、住んでみての印象は、常夏とはいえ、結構、住みやすいーーということだ。勿論、暑季の日中は、37度前後にもなり暑く、外に出ると、その暑さで、クラッとすることもある。が、一番の違いは、湿気であろうか。タイの方が、日本(東京)と比べると、湿度が低いように思う。いろいろとデータを調べても、なかなか見つからないが、暑い中、外に出ても、東京の夏のようなベタベタした感じがしない。サラッとしている。

 

Prachinburi10月末の今は、雨季の最期。今年は、東北部で大雨が降り、各地で洪水が発生して、連日のようにテレビや新聞で報道されている。ここ数十年で最悪の状況と言われる被害をもたらしている。10月27日現在、被災県は29県、被災者は265万人、5000万平方KM近い農地が冠水し、死者も56人に登っている。洪水の被害は、コラ―ト県とアユタヤ県に集中している。

 

政府は、水害対策室を設け、被災者への支援金を始め、救援策を急いで策定し、実施する方針だ。先週末は、アビシット首相が、被災地を訪れ、被災者を励ましながら、直に救援物資の入った袋を手渡していた。

 

大雨で、全国のダムは放水を始めており、これにより、チャオプラヤ川の水位が、危険水位の2メートル近くにも達し、川下にあたるバンコク都・パトゥムタニ県・ノンタブリ県での、川の氾濫に対する警報が、タイ天然資源・環境省から出されている。

 

この洪水よる被害額は、10BILLION BAHT(1BAHT≒3円)にも達すると見積もられている。

 

HARRYの居るプラチンブリ県は、大きな被害の出ているコラ―ト県に隣接しているが、大きな川がないこともあり、いたって平穏であり、洪水等の被害は聞いていない。(2010年10月27日記)