うな風呂

やる気のない非モテの備忘録

「ヤッターマンの歌」をちゃんと聴いてみたよ

2008年02月06日 | 日記系
物議を醸した音屋吉右衛門の『ヤッターマンの歌』をちゃんとフルで聴いてみたわけですが。

数日前、ふらりとCD屋に寄ってみたが見当たらず、普段あまりCD屋に寄り付かないのでなんかめんどくさくなり、そのまま帰って、ネットで試聴して、そのときに「あ、ダウンロード販売という手もあるのか。安いし」と気づいて、これはいい、ヒキコモリのぼくにもピッタリさ、と思ってそのまま買おうとしたが、曲をネットで買ったことがないから、いまいち決済の手続きがめんどうくさく、もうもどうにでもな~れ、とか思って、なにもなかったこちとにして日々をすごしていたのですが、なんか映画でも見ようかなあとか思ってGEOに寄って、ふと見たらCDレンタルコーナーに『ヤッターマンの歌』があって「レンタル!そういうのもあるのか!」と思って早速借りてみたら、ちょうどレンタルCD半額デーだったので60円だったのでとてもよかったなとぼくは満足して深い眠りについたのでしたが、雪が降り出して寒いので起きた。

そういう経緯で、いまじっくり聴いているわけですが……
……あれ? 普通にいいじゃん。とてもいいよ。
まず根本的に、世良ちんの歌い方が全然違う。
TV版より全然熱い。
特に「アチョ~!」や「ヤッター!ヤッター!ヤッター!ヤッター!」の部分は山本正之のとぼけた味わいとは違い、世良ちんらしい野太く男らしい声がいい。
さらに二番、三番と続くにつれて世良ちんのテンションもあがってくのもいい。三番ではちゃんと「アチョー!わぅぉぅぉぅぉぅ」と叫んでいるし。最初からやればいいのに、もぅ。
そもそも、アコギ一本(二人で弾いてるから二本か)でやっているわけだから、ごまかしが効きにくい分、テレビでの音質劣化をもろに喰らってしまっているのが痛い。アコギはもともと生で聞くためのものだと思うのよね。テレビでは辛い。
間奏部分が無駄にムーディでカッコよいのも気に入ったし、テレビでは削られている出だしの部分もいい。
子供向けギャグアニメのOPとしては不適切なのは確かだが、ヤッターマンのカバーとしては、世良ちんもよっちゃんも必要十分ないい仕事をしていると確信できた。
テレビだけで酷評してる人は、だまされたと思って一度聞いてみるといいよ。
でも、カップリング曲がいつもの世良ちんとしかいいようがないのは、タイアップ作品としてどうかと思うなあ、ジャケットはヤッターマンなのにw



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