泣きながら、撤退同盟

このブログの半分は、薄情でできています。。。

血筋ではなく、霊によって

2011-11-04 | クリスチャンらしい話です
すいません、
ちょっと気になったもんで。


お忘れかもしれませんがわたくしめは毎週教会に行く「クリスチャン」ですが、
このブログには基本的に
あまりキリスト教の、
いわゆる「内輪ネタ」は
書かないつもりでいたのですが、

どうしても気になってしまったので。



以前、今のオバマ大統領が就任式をしたときに、
ビリーグラハムという伝道者(教会を運営する牧師ではなく、色々な場所を巡ってキリスト教の話をする人)の話をさせていただいたと思います。

行く人、来る人 - 泣きながら、撤退同盟

米国大統領の就任式は
大統領の就任の宣誓と、その後の祝福の祈祷を
有名な牧師が行うこととなっている。
米国が多宗教の国、となった今でも
その傾向は変わらない。
で、ここしばらくその役目は
ビリー・グラハムという有名な牧師が行っていた。

日本にも3度来日し
その度に東京ドームや、その前身の後楽園球場などで
大規模なクルセード(伝道大会)を行ってきた
ビリーグラハムさんは
米国に於いては有名、なんて言葉ではおっつかないぐらいの
「大伝道者」だったりする。

そう、googleやスタバなんておこがましいほどの
米国を代表する人と言って間違いない方だったのです。


だからここ毎度、
米国で一番権威のある人が就任する際には
ビリー・グラハム、彼がその「檜舞台」に上がっていたのでした。
彼ならば、誰もが認める牧師だったのでした。



そのビリー・グラハム氏に関しては、
すばらしい伝道者であったことは間違いないですし、
彼が設立した「ビリー・グラハム伝道協会(通称BGEA)」も、
大規模なクルセード(伝道大会)を行うに際しての強力なノウハウを持っているのも間違いがないと思います。
(伝道集会を行っても、やって終わりでなんのフォローも無い集会が多い中で、ここはその後のフォローもちゃんとマニュアル化して徹底させている点では、見直されていいと思う)


だけど、
父親がすばらしく強大な宗教的指導力を持っていたとしても、
子供がそうだとは限らないわけで。


ビリー・グラハム師一家、墓地選びで「分裂」
(2006年12月19日 18時25分)

 国際的なキリスト教伝道者、ビリー・グラハム師(88)が夫婦のための墓地選びで深刻に悩んでいることがわかった。長男と次男の間で意見が分かれており、ビリー師の妻ルツさんは次男の意見に賛同しているためだ。米紙ワシントンポスト(13日付)が伝えた。

 同紙は13日、今回の騒動が原因で「米国宗教界のロイヤルファイミリー」と呼ばれるグラハム家の家族関係に亀裂が生じていると報じた。ビリー師は、過去63年を共にした伴侶ルツさんを選ぶか、同師の後継者と目される長男フランクリン師(53)を選ぶかという「ソロモンの選択」を迫られているという。

 父親の後を継いでビリー・グラハム伝道協会の代表を務めるフランクリン師は、墓地の候補としてノースカロライナ州シャーロットに建設中のグラハム記念図書館わきの敷地を主張している。一方、4年前からビリー夫妻の介護をしている次男のネドさん(48)とルツさんはこれに反対して別地を提案している。

 フランクリン師は、図書館を訪れる人々に偉大な伝道家の生涯と精神を感じてもらいたいと話している。ルツさんはこれに対し「墓地が観光地の一部になってしまうのは避けたい」と話している。



先ほど述べた「ビリー・グラハム伝道協会(通称BGEA)」は、上記の通りビリー・グラハム氏の長男であるフランクリングラハム氏が運営している(事になっている)。

その彼の言動は、
普通のクリスチャンから見たら問題ないのかもしれないが
ひねくれ者のわたくしめからすると、
「ちょっと、これはどうなの?」と思ってしまうこと
しばしなのですが。。。。



フランクリン・グラハム氏、6日間の中国訪問「我が家のようだ」
2009年10月23日

13日からの3日間にわたる訪朝を終えたフランクリン・グラハム氏(ビリー・グラハム伝道協会=BGEA会長、NGO「サマリタンズ・パース」会長) は15日、北京国際空港に到着した。王作安・国家宗教事務局長の代理人が空港で出迎えた。代理人に対し、グラハム氏は「中国に来るたびに、わが家に帰ってきたような感覚を覚える」と中国との緊密さを強調した。同協会が20日伝えた。
 グラハム氏の母方の祖父、ネルソン・ベル氏は1916年、外科医として中華民国(当時)に渡り、日本軍による中国侵攻までの25年間、南京のある江蘇省で医療伝道に従事した。ベル氏の娘でグラハム氏の母、ルツ・ベル・グラハム氏は1920年、同省で誕生。ルツ氏は20歳になる前に米国に渡ったが、将来は中国に戻ることを考えていたという。だが、ビリー・グラハム氏との出会いを機に米国に残ることになる。
 ルツ氏と結婚したビリー氏は1988年、家族とともにルツ氏の出生地を初めて訪問。滞在期間中、キリスト教指導者や政府要人らと面会した。以降グラハム家は、現地のキリスト教界、政界との交流を積み重ね、中国との間に多様かつ実際的な協力関係を築いている。

ry)

 昨年5月12日に四川省を震源地として発生した大地震は、死者6万9197人、負傷者40万人、行方不明者2万人という歴史的大惨事となった。本震発生時、ちょうど南京市を訪問していたフランクリン・グラハム氏は、千キロ先の震源地から伝わってくる揺れに足を取られたという。
 地震直後、同氏は同協会とサマリタンズ・パースからそれぞれ15万米ドル(約1600万円=当時)を緊急援助金として中国基督協会に提供したほか、生存者のための救援物資90トンを米国から被災地までチャーター便で直接運んだ。サマリタンズは今春、世界中の貧しい子どもにプレゼントを贈る「クリスマス・チャイルド作戦」の一環として、被災地の子どもたちにプレゼント約105トンを空輸で届けた。

ry)

 落成式では礼拝が行われ、グラハム氏が説教を取り次いだ。同氏は説教の中で、中国で25年間医療伝道に尽くした祖父ネルソンと母ルツの生い立ちに触れ、中国とともに戦前の動乱期を歩んだグラハム家の中国に対する思いの深さを強調した。
 式後、グラハム氏は現地の神学校を訪問。神学生80人らと交流して米国への帰路についた。


ビリー・グラハム家の正当な後継者であることを強調したいのだろうが、
どうみても宗教家としての行動よりも、政治家として
ケネディー家と同じような待遇を(本国米国で)受けたいがための行動に見える。


大体、共産国中国で、キリスト教徒が真っ当に宗教活動できるわけが無く、
この日の小生のブログ参照)
そこで普通に活動できるということは、
キリスト教としての活動をしていないか、政治家として活動をしに行ったのか
どちらかだと思う。
(どっちにしても、宗教活動やってないじゃん


そのフランクリン・グラハム氏、日本でも何回か、伝道大会(クルセード)をしています。

沖縄フランクリン・グラハム国際大会2006 |クリスチャントゥデイ

 「沖縄フランクリン・グラハム国際大会2006」が3-5日、沖縄県の北谷陸上競技場で開催された。世界的伝道者ビリー・グラハム師の息子フランクリン・グラハム師が連日7000人以上の来場者に向けて聖書のメッセージを明快に伝えた。

 最終日には1万人が来場。決心者は3日間で2000人に上った。舞台では50人のオーケストラと3~4百人規模の聖歌隊、100人を超すゴスペルクワイアの迫力ある演奏が会場を大いに盛り上げた。

 大会の開催に向けて県内の約150の教会が集まり協力体制を敷いた。1980年のビリー・グラハム国際大会以来、26年ぶりとなる沖縄全県上げての集会となった。

 大会の実行委員会を設置した当初、一部の教会から開催反対の声もあった。だが、沖縄の教会関係者は大会全体を振り返り、「教団教派を超え、本当に連帯し一致して、信徒も大きな励ましを受けた」「沖縄県民の伝道救霊のために、沖縄の教会が一つになった」と開催の喜びを語った。



フランクリン・グラハム:ここがヘンだよキリスト教

フランクリン・グラハム氏は、名前でお分かりの通り、
世界的伝道者ビリー・グラハムの息子さんです。
しかし、フランクリン氏は、
本国ではとでもクリスチャンとは思えない発言をしているそうです。
その発言をウィキペディアから引用してみました。

ry)

開催前には一部の団体・教会からは反対運動があり、
幹部はそれを知っていたはずです。

(上の記事の抜粋)

こうして、ことごとく反対の声は無視されて大会は実行されたわけです。
そして多くのクリスチャンたちが大きな感動を分かち合ったことでしょう。
グラハム氏の内心も知らずに。

ry)

グラハム氏を絶賛した沖縄のクリスチャンに、
氏の本国での発言を突きつけるとどういう反応をするのでしょう?
「それは何かの間違いだ」とでも言うのでしょうか?
それとも「人間には誰でも過ちはある」とでも言って正当化するんでしょうか?
本当にこの大会に出席したクリスチャンに会う機会があったら
質問してみたいものです。



フランクリン・グラハム国際大会への反対声明

 フランクリン・グラハム氏の父ビリー・グラハム氏はベトナム戦争を支持したばかりか、自らベトナムに赴き、兵士を慰問し帰りは東京に寄りグラハム大会を開催した人物です。フランクリン・グラハム氏は父の創設したビリー・グラハム伝道協会を継ぎ、またキリスト教原理主義団体の会長も務めています。

 その父ですら今回のイラク戦争には否定的であったにもかかわらず、フランクリン・グラハム氏はブッシュ大統領によるイラク攻撃を真っ先に支持し、イスラム教すべてを「邪悪」と決め付け、すべての武器をもって攻撃すべきだと語っています。またイラク戦争による米軍兵士の「犠牲」をイエス・キリストの犠牲になぞらえて語ることまでしています。

 国際大会の大義名分が「救霊」のためと言われますが、罪のない多くの命を奪っているイラク戦争を支持し、イスラムを悪呼ばわりしている人が果たして県民の「救霊」の使者にふさわしいのでしょうか。

ry)

 私たちは、この集会の開催が沖縄の教会すべてが支持し同氏を歓迎しているかのような誤解を払拭しなければなりません。武力によらない平和、弱く小さくされた者へ神の福音を告げたイエス・キリストのみ業に参与しようとするならば、同氏の言動には到底賛同できないからです。また今日、沖縄にある教会が真に県民のうめきと悲しみと嘆きと喜びに目を向け、それを共に担っていくところに福音宣教の課題があると信じているからです。

2006年10月31日

(以下、賛同人の名前が続く)



カール・バルトのビリー・グラハム評: のらくら者の日記

ところで最近、私が仕えている教会に、ビリー・グラハムの息子フランクリン・グラハムの伝道集会(2010年開催の「関西フランクリン・グラハム国際フェスティバル」)の案内が何度か送りつけられてきています。送ってくれるように頼んだ覚えはないのですが、なぜか送ってくるのです。私は、フランクリン・グラハムのイラク戦争にまつわる発言を覚えています。かつてカナダのマスメディアは、 "Graham has been quoted calling on the U.S. "to use weapons of mass destruction if need be" and referring to Islam as "a very evil and a very wicked religion." と報じました(http://www.cbc.ca/canada/manitoba/story/2006/10/22/graham.html)。その後、フランクリン・グラハムがこの発言を明確に撤回したという報道を私は寡聞にして知りません。 


私もいわゆる福音派の人間ですが、このような人物の伝道集会を福音派諸教派・諸教会がなぜ企画し、かくも大々的に喧伝するのか、私にはまったくもって不可解であります。準備委員会はフランクリン・グラハムの実体については当然口を閉ざしているのでしょう(例えば3年前の沖縄大会に関連して→http://henoko.jp/info/20061031graham.html)。大多数の諸教会・クリスチャンたちは知らないのです。その昔、父親のビリー・グラハムがベトナム戦争を公然と支持していたにもかかわらず、福音派の教会が嬉々として彼の伝道集会を開催していたことを思い出します。いったい隠し事をしたり、嘘をついてまでしたい伝道って何なのでしょうか???



上のほうでも述べたように、
ビリー・グラハム氏に関しては、「大伝道者」であったことは間違いないでしょうし、
彼の作った「ビリー・グラハム伝道協会(通称BGEA)」は、大規模伝道大会(クルセード)に対して多大なノウハウを持っていることは、
確かだと思う。

とはいえ、
その息子フランクリン・グラハム氏が、「父親が偉大だったから」という理由で大規模伝道大会(クルセード)を行うというのは、
あまりにもおかしい。
(企業の世襲とは意味が違う)

本来そのような、神様の言葉、聖書の言葉を語るというのは、血筋ではなく、霊によって語るべき事柄であって、
父親が誰かとかは全く関係ないはずである。

それを、現在ある「強大な政治力」に魅了されたのか、
息子フランクリン氏自身が父ビリー氏と同一人物であるかのようなこの振る舞い、
如何なものなのだろうか?



実はその、フランクリン・グラハム氏とBGEAは、
来春、かの地に舞い降りるのです。
東北・希望の祭典

しかし、いま被災地では「この先がどうなっていくか全く分からない」という不安の中におかれている方が多くおられると報道されています。そのような中で、私たちクリスチャンに『希望のメッセージを通して被災した東北を支援したい』という願いが起きてきたのです。

『東北・希望の祭典』では、3日間の催しすべてが『キリストにある真の愛と永遠の希望を見出していただく』ことができるプログラムとなっており、そこには『復興と希望』への思いが込められています。

著名な海外アーティストによるゴスペル・コンサートをはじめ、希望に満ちた明るいプログラムを用意いたします。

ry)

「東北希望の祭典」は仙台圏のキリスト教会とビリー・グラハム伝道協会(BGEA)の協力によって開催されます。


今回の震災の援助に、フランクリン・グラハム氏の組織する援助団体「Samaritan's Purse」が係っていることは知っていたが、
ここまでやるとは思っていませんでした。

東北の教会が今体力が無い中での実行。。。。。



フランクリン氏は、レディー・ガガにでも成るおつもりなのでしょうか?

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 言葉で伝えられない | トップ | 生きていてもいいですか »

コメントを投稿

クリスチャンらしい話です」カテゴリの最新記事