ロシア帝国生まれの彼の名前は「アレクサンドル、モジャイスキー」で、1825年フインランド出身の飛行機製作者である。、又 彼はロシア海軍軍人であり、軍から多額の資金を得る事ができて、蒸気エンジンを搭載した飛行機を製作し、1884年に飛行実験を試みた人物でもある。
★ソ連で1974年に発行された切手(右)にその飛行機が描かれている。 左図は1975年発行 生誕150年記念切手です。
世界初の動力飛行は彼が最初である。数分で墜落したが、人間による動力飛行では1903年のライト兄弟より早いのである。これがロシアの宣伝であるが、飛行機は切手にあるように煙突があり蒸気エンジンなのだ。世界の人はロシアの事は信じないのであるが、今日のロシア空軍のミグ戦闘機に表現されるように、アレクサンドルのような科学者の存在が大きいのである。
飛行は事実であるが、直 墜落も事実らしい。1903年のライト兄弟より早い、1882年7月20日の事である。
スターリン政府は彼の偉業を後世に伝えるため、モジャイスキー機の模型を作って現在もモスクワの航空博物館にある。いずれにしろ、今日の強力なロシア空軍の基礎を築いたのは、彼らなのである。